【刀剣乱舞無双】08:刀剣乱舞無双通信 TGS2021出張版

■胃薬の貯蔵は十分か

No, sir.

……はい……そんなわけで……ゲーム好きとしては一番気になる実機映像を見られる機会が……2021年10月2日(土)23:00から、ゲストとして山姥切国広役の前野智昭さんと山姥切長義役の高梨謙吾さんをウッ緊張でお腹が痛い。

いや中の人とキャラは別ですけどどうしたってその2振りに言及されるしつらい怖いどうしてそういうことするの?!(涙目)

でも新情報満載だしやっぱり実際のゲーム画面でそれを確認できるのは嬉しかったです。さてひとつひとつ見ていきましょうか……(既に疲れ切った顔で)

■本丸

男士強化や万屋での買物が可能。特筆すべきは奥の間、厨、庭、娯楽室、縁側に男士を2振りずつ配置できること。配置場所によってパラメータが上昇したり素材が入手できるそうです。素材とは。

試しに国広を奥の間、長義を庭に配置。

「大嫌いな庭で」
「庭仕事がね」
「すぐ不機嫌になっちゃいますからね」

やめてもらえますか。(痛む腹をおさえながら)

配置選択時に喋るようで、国広は「ここにいればいいんだな」とか言ってたような。配置中は『ONLINE』同様“つつく”ことも可能で、それに対するこんのすけの反応は「何者かの気配を感じます」、長義は「何か気配が……まさかな、馬鹿らしい」でしたか。

『無双』においてプレイヤーは神視点とのことですが、配置はプレイヤーの命令だしつつけば気配を感じられるし、これ本当に「神視点」なの? 何らかの事情で男士は認識しづらくなってるだけでやっぱり審神者なのでは?

同じ場所に配置された男士たちは絆が高まり、条件を満たすと会話イベントやミニゲームが発生するそうです。というわけで試しに国広も庭に。

「いいんですか庭に来ちゃって」
「危険危険」

タイムアウトは何回許されるだろうか。(うずくまりながら)

配置された男士は時々動きを見せます。国広と長義はまとった布の留め口を確認するような動きで、やってることは同じだけど印象はいまいち重ならなくて2振りの特徴をうまく表されt

「お互いを感じているのに目が合わないのがいいですね」
「合わせないですからね」
「二振りの関係性ですからね」

やめろ。

■出陣-国広で通常モード

紹介されたのは第1章だったでしょうか。舞台は備中高松城の戦い。水攻めを行っている秀吉を狙う時間遡行軍の撃破が目的です。地図と目的の表示がとても無双で上がるテンション。

『ファミ通』での情報通り、操作キャラとバディキャラを選択して出陣。プレイヤーが前野さんなので操作は国広、バディは長義です。

「偽物くんのお守りをすればいいのかな?」

ははははははロード画面のこんのすけかわいいなー!(逸らす目) 走る獣(白抜き)でつい『FateGO』を思い出してしまいました。

戦闘開始前は操作キャラの抜刀と前口上。公式サイトで聞ける国広のサンプルボイスはここでのものでした。『ONLINE』でも見られるように目を見開き、ああ臨戦態勢……と思いきやふと目を揺らし、不安そうに悲しそうに視線を落とししまいにはうつむいて私はもう耐えられないなんで審神者いないの早く帰ってくださいお願い彼に悲しい顔をさせないで…………やだもう自本丸に帰る…………

とモンペ7年目の脊髄反射がほとばしりましたが、立ち回る姿を見た瞬間どっか行った。かっこいい。ひたすらかっこいい。必殺技も国広のかっこよさと綺麗さがよく出ててありがとうございます。6年以上イラストだけで生きてきて自分なりのイメージがぼんやりでもあると思うんですけど、一切の違和感がないのが本当にすごい。

「見てくれよみんな! これが山姥切国広だぜ!」

はい! うちの初期刀兼近侍は天下一ですし戦場でも花に意識が向くところ本当に大好きです!!(※モンペ7年目)

無双としては標準な気がするけど刀剣乱舞としてはめちゃめちゃよく喋るので、供給過多でゲーム開始間もない頃は喋るたび深呼吸が必要になる可能性が高い。ゲージが刀の形なの良いですね。

今作ではアクションや無双慣れしていない人のために、こんのすけが戦場に同行して次に向かうべき場所を案内してくれるそうで。至れり尽くせりはありがたいけど敵陣のど真ん中でのんきに構えてるの見ると心配になるな……(苦笑)。

慣れてない人向けと言えば、敵の攻撃範囲が直前に赤く表示されて避けやすくなってるようです。ありがたいし男士はこんなふうに見えてるのかなと妄想が捗って楽しいですけど、ゲーム好きとしては表示を消せるようにもしてほしいところ。

■出陣-長義で簡単プレイ

つい「おお……長義様の舐めプだ……」とか思ってしまった。高梨さんによる長義プレイです。ステージは別ながら説明なし。

十字キーとYボタンだけで、めちゃくちゃかっこよい立ち回りをしてくれる長義を拝めるのはありがたい。アクションが苦手な人はもちろんですけど、ゲームを進めつつ動きをじっくり観察したいときにも便利そうです。とは言え必殺技や連携技である「双刀必殺」の発動は手動でやる必要がある模様。

両山姥切の関係性が本当に胃痛案件なので映像を見てても落ち着かないしこれを自分でプレイするのかと思うと不安しかないのですが、それでも「双刀必殺」はそういうのが全部頭から吹っ飛んで「2振りかっこいいなぁ!!」と思えてありがたいです。連携するのかできるのかとか真面目に考え出すとまた胃痛になりそうだからやめときます。終わった後にフードを目深にかぶり顔をそらす国広がかわいくてにこにこしてしまった。

必殺技は『ONLINE』での真剣必殺を再現した構えを見せてくれて嬉しいところ。でも脱ぐわけではない(※脱いでるわけではない)ので長義はキラッキラのままなのが残念だ……『ONLINE』の表情と光が消える長義さん大好きなので……。

長義といえばこれは完全に余談ですが、『無双』のグラフィックのお陰で化粧バッチリ+お目々を大きく見開いてることに確信を持てましたありがとうございます。『ONLINE』の今後に期待が高まった。

■絆イベント

共に戦闘を駆け抜けても絆が上がるようで、早速山姥切の絆イベントこと会話をお披露目。心の準備ができていないところに劇薬ぶちこむのやめてもらえますか。

嫌味が通じなくて心底困惑した声だすのやめてもらえますか腹筋が死ぬので。

「陰気は悪いことじゃないと思うんですけどね」
「素直になれない子なんですよねぇ」

と、中の人たちもそれぞれフォローに回る事態。何だこのいたたまれない空気。もっと平和なものを提示してくれ。表面上の華やかさにまず言及して嫌味ベースで会話する長義わかりすぎるし、相手の思考や能力など内面に意識を向けるし嫌味がいまいち通じないし他の男士に過保護されてる国広わかりすぎるし「病を患う」という日本語表現の美しさに私は完全に打ちのめされた。ありがとうルビパ、ありがとうニトロプラス。

絆イベントは全男士間の組み合わせで用意されてるとのことで、それは……大ボリュームだな……?(ゴクリ) しかも会話内容は絆を深めるにつれて発展するらしく、ということはじわじわ打ち解けてくのかな……打ち解けちゃうのかなぁ……。

■未解析戦場

戦場のバリエーションとして、敵の目的を探りながら進む「未解析戦場」もあるとのこと。こちらは解析を100%にせずクリアすると歴史改変が阻止できないのだとか。状況がわからず向かうべき先がわからないこんのすけの頭に「?」が舞ってるのかわいいと言えばかわいいのですけど、敵がわんさか出る場所でそんなのんきに構えてないで……!(不安)

『ファミ通』では「謎解き要素」とか紹介されてましたけど、映像では地図をくまなく歩き回ってると敵が出没して解析が進むという頭よりは足で稼ぐタイプでした。他のステージだと「謎解き」と呼ばれるのに相応しい要素があるのか気になるところ。

■総評

拠点から無限に現れる敵やオブジェクトの防衛など、概してすごく「無双」だったので俄然楽しみが増しました。毎回「楽しみ」しか言ってないのにどこまで期待値が上がるんだ。

気になったのは手応えかなぁ。映像を見る限りでは敵に攻撃を加えた時の感覚が薄そうでちゃんと「爽快感」を味わえるのかちょっと心配。

で、長義のこと好きは好きなんですけど暴言吐きたくなるやつだと確信したので実際のプレイ記は鍵かけられる場所で綴った方が良さそうだなって心の底から思いました! 場合によっては前情報から鍵にこもる。どうせ見てる人なんてごく僅かだろうから大丈夫かとは思うけど、長義と長義好きと私をちゃんと守るためには引きこもるべきなんですよね……面倒だなどうしようかなぁ。

そもそもこんなもん書いてる場合じゃないのではと言われたらその通りではある。まぁ数年ぶりに思いっきりゲームを楽しむための言わば儀式なので……。

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