【刀剣乱舞無双】06:公式サイト更新―物語と刀剣男士

■店舗別予約特典の詳細が出揃う前に軒並み即完売って凄まじいな。(挨拶)

……過去の記事で「一番高いの買いますね」と言いましたが、よくよく考えたらグッズ欲は薄く、まず無双本丸は自本丸ではなく。そんな頑張らなくてもいいか……と冷静になってきました。どこかで箱を買えればそれでいいかも。

どこもかしこも即完売で入手できない可能性もあるにはありますが、でじたろうさんが対応してくださってるようだし大丈夫でしょう。

刀剣乱舞無双 豪華版スペシャルコレクションボックス予約について、お声をたくさんありがとうございます。こちらからも何かしらの対応ができるように各所へ働きかけております。まだ予約開始がこれからの所が多々あるようですので、そちらもどうかチェック頂きつつ、引き続き可能な限り努力してみます
2021年9月25日 午後10:56 でじたろう@ニトロプラス(Twittter)

まず「散々甘やかされてる審神者が悲しい思いをさせられるわけがない」という謎の信頼を抱えてるので、そんなに心配はしていない。頼むぞニトロプラス、頼むぞDMM GAMES。頼むぞコエテク。

さて、怒涛の情報供給過多日だった9月24日には公式サイトも更新されていました。情報はPCでじっくり見たい派なのですが、公式サイトが更新されたらスマホ特化の作りでPCからでは見づらくて見づらくてびっくりしました。知らぬ間に時代が変わってたんだなぁ。

今回は「物語」と「刀剣男士」の紹介。ひとつずつ眺めていきます。

■物語

時間遡行軍による本丸襲撃、激しい損傷、そして城主たる審神者が消えてしまい、時空を漂流することで本丸を隠し維持し続けたとか状況が重すぎる。

歳さん言ってますけど戦の上でも心の上でも審神者は男士の要でありよすがなので、男士のことを思うといたたまれなくて泣きそう。審神者早く戻って来て欲しいしもう自本丸に帰りたい。(『ONLINE』をやりながら)

「刀剣乱舞無双通信」によるとプレイヤーは「男士になりきって戦う」とのことで、審神者臨時代理となるわけではなさそうです。となると『無双』では審神者なき男士の不安や悲しみやらを追体験することで如何に自分(審神者)が彼らにとって大事な存在かを心の底から思い知らされるということでは。それは壮大なラブレターでは……? この場合のラブは主に親愛をさします。もう泣いてしまう。

彼らの支えとなった「歌」とはどんなものなんでしょう。何となく審神者が本丸にいた頃に歌っていた声がうっすら本丸全体に響き渡るような状況をイメージしてしまってますけど違いそう。

……余談ですけど画面に表示されているイメージボード?が、いちいち「戦国時代考証なら任せろ」とばかりの説得力を感じて、見てて気持ちいいです。こういうところさすがコエテク。やっぱり無双化うれしいなぁ。画面といえば舞う花びらも綺麗だし『刀剣乱舞』らしくていいですね。

■刀剣男士

テキストは『ONLINE』での紹介文に『無双』での編成を加えたものがベースですかね。大倶利伽羅の紹介文が要約すると「孤高(笑)」みたいになってて笑ってしまった。「刀剣乱舞無双通信」でもモーションへのこだわりが披露されてたし、開発陣の中に大倶利伽羅好きがいると見た。

サンプルボイスも『ONLINE』とほぼ同じ台詞なのですが、一部の男士は表現や声音が『ONLINE』のものと異なっていて、無双本丸の男士らしさが表れているように感じました。

個人的な印象だとこんな感じ。

・あまり変化を感じない……三日月、蜻蛉切、歌仙、一期一振、薬研、巴形、鶴丸、
・何となく違和感……村正、鯰尾、日向、長谷部
・どうした……燭台切、大倶利伽羅、国広、長義

変化を感じなかったのは落ち着きのある男士が集まってるような。審神者がいなくともなすべきを分かっているから変わらないということでしょうか。

違和感を感じた4振りは、やることはちゃんとわかってるけど審神者のいない不安感が何となく出てるのかなぁ。鯰尾はどこか明るすぎ、日向と村正は反対に明るさが失われてるような。長谷部は声音にある険の種類が違う印象。

明らかに様子がおかしいのは残り4振り。燭台切は明るすぎる。『ONLINE』では圧を強めにしてると聞いたことがあるので、審神者がいないから本来の明るさが表に出ているか、空元気なのかも。あるいは沈む皆を元気づけようとしているか。

対して大倶利伽羅は声が硬い。拒絶すら感じる。旧知の燭台切や鶴丸に囲まれててここまで頑ななのはふしぎなので状況が気になります。燭台切が明るいから余計に際立ちますね。

長義は「どうした元気出せ」って言いたくなる。高慢さが、華やかさが足りない。どうした。まさか長義なりに審神者不在状況を気にかけてるのか、それともやはり自分をさしおいて偽物くんが隊長になっていてしかも自分がそれに従わなければいけない状況に絶対零度の憤りを抱えているのかウッ胃が痛い。

そして発言内容も声音も様子がおかしいのは国広ですね……。

■無双本丸における山姥切国広の想像(と心配)あれこれ

『ONLINE』で山姥切国広が期待に言及する時は、隊長に任命された時です。でも「何を期待しているのやら……」と任命の意図を疑うに留まる。そして彼は疑いつつも任命された以上はきっちり役目をこなす真面目くんであり、役割を担うことを通じて己の戦いをひとり続ける求道者でもあります。さらに言えば、彼はどんなに心が苦しくとも周りへの思いやりを忘れない優しさと強さも持っていると、そう思っているのですが。

そんな彼が明確に「期待はするな」と拒絶し隊長職放棄とすら取れる発言をするとかマジか。

隊長に任命されなかった長義への気遣い(気後れ)からの言葉ならもっと萎縮しているはずですし期待以前に「俺なんかより他のやつを隊長にしろ」になりそうです。なのに声音も態度も何の陰りもなく堂々としている。『ONLINE』でこの声音になるのは修行を経て心の強さを得てからだと思うのですが、『無双』の彼はまだ修行をこなしていません。

……考えられるとすれば、彼は審神者によって最初に選ばれた刀であり、様々な期待をされ、実績を積み、修行に行けるほどには研鑽を積んではいるものの、審神者不在により行けないまま今に至る。だからこそ審神者以外の者(恐らく時の政府)による隊長任命――「期待」を拒絶し、長義に萎縮することもなく、「審神者を取り戻す」という希望に向けて、堂々と己の戦いに乗り出せるという、「修行後」に極めて近い状態なのでは。

修行前にしては随分目を大きく見開けているし、変な力も入ってないなと思っていたのですが、そういうことなのかもしれない。それだと長義の元気ない声音も納得がいくのですが、それはそれで今度は長義のメンタルが心配なのでここの本丸の審神者は頼むから早く帰ってきてください(必死)。

第5部隊は自信はあるのに実績(隊長職)を得られない長義と、実績(隊長職)はあるのにそのことへの自信を持たない国広が審神者奪還という目的に一時停戦、共闘するとかそういう話になるのかな……気づけば頭の中で審神者がピーチ姫ポジションになっているな……。もう国広はこの戦いをひとつの修行として終盤にはその成果を発揮して最終決戦に挑み主人公ムーブをかましてほしい。

国広といえば。紹介文は『ONLINE』の「拗らせている」が「捻くれ気味」に変更されていましたが、そう書かれるとそういえば触れ込みと違ってひたすら素直という印象しかないことに気づいて山姥切国広好きです(※いつものやつ)。

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