バンドの思想と客の思想が必ずしも一致するとは限らない

ラジオっ子なのでほとんどテレビは見ないんですが、芸能人が私服でバンドTシャツを着てると思わず食い入って見るし、年配の方が息子のお古でバンTを着てるのを見るともうツイートせざるを得ないくらいにはチェックします。昔地元でランニング中のおじいちゃんがSEX PISTOLSのTシャツを着てるのを見て「俺もCarcassのTシャツあげるから着てほしい!」って一人で興奮しました。
そんな中で千原せいじさんが私服でSxOxBやGASTUNK等のジャパコア周りのTeeを着ていることで一部で有名ですが、先日新宿アンチノックで行われたGAUZEと亜無亜危異のライヴでせいじさんが来てたそうです。
ただお客さんで来ていた他のパンクスから「あいつの発言はパンクと真逆だし来ないでほしい」みたいな発言をチラチラ見受けられました。

僕にとって音楽は本人の思想はさておき曲がカッコよければ聞いてしまうタイプなので今回の件は耳が痛いんですよね。真逆というよりは中立なんですけど。アイドルもいくら顔が好みでも曲が好みじゃなければ興味出ないし。
曲もカッコよくて思想が一番合致したのはストレートエッジを提唱したMinor Threatくらいで、それも本人たちは主義として掲げてるけど僕は単純に酒が飲めなくてタバコが吸えなくてモテないってだけなので同じかと言われたら微妙ですが、「ストレートエッジ」って単語がカッコいいのでこれからも使っていこうと思います。

バンTは好きなバンドでもダサかったら買わないし逆に普段聞かないバンドでもデザインが気に入ったら買ってしまうっていうマーチでも節操の無さを出してるので周りの音楽ファンの「メタリカorニルヴァーナ知らないのにTシャツ着てるやつなんなん?」ってのに対しても(全く聞いたことないダイナソーJr着てすいません)って気持ちでいっぱいです。
いずれにしても好きか嫌いかよりカッコいいかカッコわるいかで区別してるって意味ではブレてないのかなと。

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