earphone2

イヤホンマイクを使ってみた。感覚としては、昔の耳掛けイヤホンに近いものを感じた。

耳にぐりっといれるタイプのイヤホンにはしなかった。いや、きっとそっちにしてもよかったのだが、見た目と雰囲気重視で選んだ結果、耳心地的なものは完全に無視されていた。

つけた感じのストレスは、ヤレヤレやっちまったなあという感じだったのだが、ずっとつけていると、昔懐かしい耳の痛みを感じてきていた。

中学生男子は、一回は買ったことがあるのかもしれない。ほぼ音漏れする、耳掛けタイプのイヤホン。それを思い出した。

どちらかというと、中学生の時はそのタイプを重宝していた。きっと、それをつけているとかっこいいとされる時期だったのだ。

心の奥底に、その時の思い出が残っていたのだろう。いろんなタイプのコードレスイヤホンはあった。しかしそれを選んでしまった。昔の自分が判断したのだ。

カッコ良さはかなりグレードアップしているように感じた。なんなら片耳だし、ニョキッとマイクが出てるし、あの時夢見ていた、中二丸出しの近未来な感じが、自分の耳に装着されている。

ワクワクしないわけがなかった。もう耳の痛みなんて忘れていた。懐かしさが現実になったのだ。

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