Over

初日というものの特別感の質が、こうも違う作品とは今後出会える確率はかなり低いだろう。

それくらい特別な日になったと思う。めでたいとかじゃなくて、久々に言葉が見つからない感情。伝えなくちゃいけないベクトルが多いのかもしれない。

底辺には、もちろんありがとうございましたがある。しかし、言葉だけでこれを表すと、非常に薄っぺらいなあという印象。

ありがとうございました。そして本当にありがとうございました。

こんな言葉の並びがしっくりくる。今は。

お客様と対面することは、こんなにも豊かで貴重なものだと改めて思った。当たり前にあると思っていたものは、決して当たり前じゃなかった。奇跡の連続だった。

今回のような事態。正直起きてしまったことは仕方がない。過去をどうこう言っても仕方がない。

バランスが悪い、きっと、今は。過去に思考の比重が行きすぎている。そして未来にも向きすぎている。

おそらく大事なことは、起きてしまった過去を、どうやって今、未来に繋げるか、そこに思考をトレースして行くべきじゃないかと。

だから、幕が開いたという事実は、確実に前に進んだと言うこと。ひとつ進めたのだから、まずはよかったじゃないか。ちょっと先の未来を見ている方がいい。2歩先すらまだ見えなくていい。

まずは自分ができる今を進んでいくだけ。

と、個人的には思うのであった。

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