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わたしの最適な暮らし。
日々上下する気分の波を乗りこなしながら、淡々とやるべきことに手をつけたい。
いい加減そう思ったわたしは、今とある実験中。
これまでのわたしは、色々と考え込んで身動きが取れなくなってしまう傾向があった。
特に、ゴールデンウィーク明けから5月中はずっと調子が悪く、何も手につかなかった。
原因を探ってみると、一つだけ思い当たる節があった。
それは、「ちゃんとしないと」って強迫観念に囚われていたということ。
やりたくもないことを「ちゃんとしないと」って思って、緊張してしんどくなっていた。
何をそんなにちゃんとしないとって思ってたかって、それは自分が勝手に思い込んでいたことで、実は誰に頼まれたわけでもない。
あとあとゆっくり考えてみたら、別に今急いで取り組まなければいけないことでもなかった。
周りの目を気にして「ちゃんとしていなくちゃ」って思って、焦っていたのだと思う。
「他の人は働いている時間だから、わたしも何か取り組まなくちゃいけない。」
そう思って、今まであらゆることに取り組んでいた気がする。
周りを、他人を意識しすぎた動機になっていた。
その「ちゃんとしなくちゃ」をいったん緩めて、本当に「やりたい」と思っていることだけに集中してみたらどうなるだろう、と思って、今実験中なのである。
動機を他人じゃなくて、自分を中心としたものに置き換える練習をしている。
毎日のやることを決めておいて、淡々とあとはやるだけにしてみた。
「こんな毎日を送れていたらわたしは嬉しい」と理想のスケジュールを組んで、それにしたがって動いていくだけ。
まだ1週間とちょっとしか経ってないけど、なんとなく心地は良い。
ちゃんと休む時間もタスクとして組み込んであって、お昼寝のタスクを最低30分入れることにしている。
わたしのやりたいこと。
ドローイングも油絵も水彩画もやりたい。
本も読みたいし、映画も観たい。
文章も書きたい。
あとは適度に体を動かして、体力をつけたい。
こんなにもやりたいことがあったのに、「ちゃんとしなくちゃ」の強迫観念にやられてしまって、やろうとしても体が重たくてうまく動かなかった。
案の定「やりたいこと」はできていなかった。
やりたいことを1日のタスクの中に組み込んで、基本のスケジュールを作る。
あとはリマインダーに任せて、その時のタスクに集中していればいい状態を作る。
なにもプレッシャーに感じることはなくて、やりたいから、ただやってるだけ。
どうせ日々を過ごすなら、気持ちがいいことをずっとやっていたいよね。
そう思って、心地の良さを目指し、ゆるゆるとやっているところ。
そう、わたしの最適な暮らしを見つけられたらいいと思っている。
最後にきっかけになった書籍を。
坂口恭平さんの「生きのびるための事務」を参考にさせてもらった。
スケジュール管理の事務をわたしなりにやってみている。
毎日がなんかしんどい人は、読んでみるといいと思う。
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