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【 シティS5 2大会連続 優勝 】 CL愛知 7-2 完走 TOP64。 常識を覆す邪悪ウーラオスの構築。

1.はじめに

初めまして。高知県で活動しているYSKE(@YSKETCG1)通称ニキと申します。

今回ご紹介する構築はシティリーグs5でダブル優勝、CL愛知2022で予選7-2完走 59位を達成した、れんげきウーラオスVMAXです。

トップシェアを誇るミュウVMAXさえも圧倒してしまう現環境の結論構築。

プレイの幅がとても広く、それ故に難しいデッキでもあります。
このデッキを理解できれば『ポケモンカード』で勝つための思考が確実に身に付きます。

まずは隅々まで読み込んで頂き、その強さに納得して頂きたいです。

2.シティリーグ 

まずはシティリーグを目標に下記メンバーと構築を進めていきました。

・きょうへい(@tsgrndngn)
・ゆう(@oKEdVjchRO6cDjE)
・こた(@kooota8caputtf)

構築を始め2ヶ月...
2/27徳島ビデオ100シティリーグ
ゆう,こた
構築を組み始め3ヶ月...
3/20徳島ビデオ100シティリーグ
YSKE,きょうへい
※筆者YSKEは初手事故起こしすぎて何も出来なかったので内容を省略します、、、

結果がこちら...

2/27徳島ビデオ100
・こた君 予選全勝 本戦1没

マッチアップ
予選
・不戦勝
・ミラー(ゆう) 後攻◯
・れんげきテンタクル 後攻◯
・ムゲンダイナダイケンキ 後攻◯
本戦
・ミュウVMAX 後攻×

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2/27徳島ビデオ100
・ゆう君 予選3-1  本戦優勝

マッチアップ
予選
・ミュウVMAX 後攻◯
・ミラー(こた) 先行×
・白馬アルセウス 後攻◯
・ルカリオV starれんげきウーラオス 後攻◯
本戦
・サンダースVMAX 後攻◯
・ミュウVMAX 後攻◯
・れんげきウーラオスVAMX 後攻◯

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3/20徳島ビデオ100

・きょうへい 予選3−1  本戦優勝

マッチアップ
予選
・ニンフィアVMAX 後攻×
・ミノマダム 後攻◯
・白馬アルセウス 後攻◯
・ダイケンキ裏工作 後攻◯
本戦
・アルセウス裏工作 後攻◯
・ミュウVMAX 後攻◯
・アルセウス裏工作 後攻◯

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2/27こた君<予選全勝>
2/27ゆう君<優勝>
3/20きょうへい君<優勝>

3人の通算19戦16勝3敗。内1戦はミラー
実質17戦15勝2敗という結果に。

きょうへい君は予選第1試合ニンフィアに負けていますが、決して不利なマッチではないです。この構築において弱点の影響はあまりなく、基本的にミュウと戦うために構築してあるので、こちらの全てのポケモンは1回の攻撃で気絶するものと計算してあるからです。

気になるのは唯一こた君がミュウ戦を落としている点です。この時対戦されていた方がポケカYouTuberリトルプロジェクトさんです。このデッキに勝つ為のミュウ側がやるべき最適解のプレイをされていました。最適解のプレイをされた場合、こちら側はアタッカーを出す手順を間違えてはいけなくなります。リトルさんからその時の試合内容を記載する許可を頂けましたので有料部分よりご紹介させて頂きます。

リトルさんのチャンネルになります。環境デッキや面白い構築など紹介されてますので、良かったらチェックしてみて下さい。

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https://youtube.com/channel/UCPZIBeYh6ktHTBVUPrxxg6Q

下記より有料部分になります。先日海外の有名な方もリストを公開されていたので今後環境に入ってくる可能性が高いと考えています。成績もしっかりと残す事ができたので金額分の価値はある思います。ここまで読んで頂きありがとうございました。そして3ヶ月という長い期間デッキ調整を手伝ってくれて完璧な成績を残してくれた仲間達に感謝します。

拙い文章でわかりにくい点も多いとは思いますが、確実に、読まれた方の力添えが出来る内容となっていますのでよろしくお願い致します。


3.シティリーグ デッキリスト

ご購入ありがとうございます。

さっそくシティのデッキリストから。

2/27シティ ゆう優勝&こた予選全勝

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3/20シティ きょうへい優勝

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このデッキの強さの根源はガラルファイヤーが採用されている事です。

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仮名ニキラオス(ミュウを狩るラオス)とは非Vのガラルファイヤーを採用した悪ウーラオス、、に見えるかと思いますが(そうなんだけど)実は少し違います。立ち回りとしてはフーパファイヤーに近いので、このデッキに名前をつけるなら邪悪ウーラオスでしょう。これまでのウーラオスに足りなかった超タイプへの回答VMAXをいちげきで倒す高火力。この2点をガラルファイヤーを採用する事で可能となり、当然れんげきウーラオスデッキの強さもそのまま採用しているので非Vにも強いです。故にこれに当たったら勝てないというマッチングがないのです。ガラルファイヤーはこのデッキの強さの根源であり、プレイ難易度も著しく上げているカードなので採用カード説明より詳しく説明させて頂きます。

4.採用カード説明

•ウーラオスV VMAX(3-2)(3-1)

基本的にVMAXに進化して戦う事がないのでVMAXは1,2枚の採用となっています。今の環境はマナフィが多く採用されているのでキョダイレンゲキを序盤から使用する事が少なく、進化してしまうと終盤ガラルファイヤーを強く使う事も難しくなってしまうので2ターン目にひゃくれつラッシュで150、またはベルト付きラッシュ180を出すのが基本となります。キョダイレンゲキを使用する試合ももちろんありますが、あくまでプランの1つです。

•チャーレムV (1)

テンタクル,ミノマダム,アルセウス裏工作,WTB等で使用するカード。特にアルセウスのノコッチやWTBのマナフィなど相手の盤面を破壊する為に使用します。アルセウス裏工作の場合ノコッチにヨガループをした後,スマッシュアッパー+ベルト+シューターでアルセウスを倒す事も可能です。ウーラオスを進化させる時はエクストラターンが多いのでヨガループを使うターンにウーラオスVが場にいない時はベンチを2つ空けれるように調整します。

•ガラルファイヤーV (1)

ミュウ戦でのアタッカー。ガラルファイヤーVは相手のメロエッタが機能しなくなってから出す事で、ミュウVMAXでしか倒せなくなる可能性が非常に高いです。相手がVMAXせざる得ない状況を作り出しガラルファイヤーVが倒されたら非VガラルファイヤーでVMAXを倒します。通常の試合ではウーラオスVかガラルファイヤーVが1体目のアタッカーになります。相手のバトル場がVの場合ベルト+オーラバーンで倒しましょう。このカードの1番強い使い方は非Vガラルファイヤーと終盤同時に出す事で次のターンにボスの指令を使う事ができます。このデッキはサポート=エネ加速になるので基本的にボスの指令やドローサポートを使える機会が少ないです。ガラルファイヤーVを上手く使いましょう。

•ガラルファイヤー (2)

このデッキのメインアタッカー。ガラルファイヤーの打点は70.120.170.220.270とベルトやクイックシューターを絡めて全てのポケモンを気絶させる可能性を秘めています。ミュウ戦では全パターンで使用する可能性があります。
主な使用パターンは...

<70>相手サイド5
メロエッタ(弱点)メッソン等の非V
70+ベルト30 ミュウV(弱点)

<120>相手サイド4
 前のターンにウーラオスVやガラルファイヤーVでダメージを与えていたらシューターやベルトを絡めてV、VSTAR、VMAXを倒せる。相手のミュウVMAXにフュージョンエネルギーがついていないならベルト+シューター弱点で倒せます。

<170> 相手サイド3
ここから使用する場合がほとんどです。ここからはミュウVMAXを弱点で倒せるラインになります。それ以外の試合ではベルト+シューターでVを倒す事ができ、前のターンにウーラオスVやガラルファイヤーVで相手のVMAXにダメージを与えていたらシューターやベルトなしでも気絶させる事が可能です。
<220> 相手サイド2
Vが倒せるライン。シューターやベルトを絡めたらVSTARも倒す事ができ、序盤でひるがえす+ベルトで攻撃していたらシューター2回でVMAXも倒せます。
<270> 相手サイド1
ベルト+シューターを絡めたらVMAXも一撃で倒せます。
基本的にガラルファイヤーは自分の1回目の攻撃でひゃくれつラッシュ150やオーラバーン190を相手のアタッカーに与えた次のターンには170を出せる事が多いのでこの動きが基本となります。終盤クララで使い回したいので中盤からしっかり使っていきましょう。上記のようにダメージの組み合わせパターンが非常に多く、これがこのデッキの強みでもあります。序盤にサイドを先行されてもガラルファイヤーを絡めていく事でサイドレースが有利に働きます。

•メッソン、ジメレオン、インテレオン(4.4.3.1)

ゆう優勝構築では4.4.2.1となっていますが、この時はアルセウス裏工作やWTBの認知が少なかったので、この枚数となっています。現環境ならインテレオン(クイックシューター)は3枚採用する事をおすすめします。アルセウス裏工作や非Vデッキにはクイックシューターをいかに早く2体以上立てれるかが鍵となります。基本的にこのデッキはVアタッカーを1枚しか置かず、倒された返しにキバナやクララで次のアタッカーを構えるので、序盤からメッソンかジメレオンが場に3枚以上いる事が必然的に必要になり4.4.3.1の枚数は必須です。

•マナフィ (1)

WTB対策。壁要員。れんげきウーラオスと戦う場合必ず置かないといけないカードではないですが、置く場合は負け筋になるので必ずマナフィに回収ネットを使用できるように回収ネットは温存して起きましょう。

•クロバットV (1)

ミュウ戦の優秀なアタッカー。ドローしながらメロエッタを倒す事ができ、ベルトをつければミュウVまで倒せます。ミュウ戦以外ではクロバットが無視され最後まで生き残ってしまうと、ガラルファイヤーの270を狙えず負けてしまうので、可能な限り出したくないカードです。クロバットを出してしまった場合はクロバットで攻撃し倒された返しにガラルファイヤーで盤面を返すのも視野に入ってきます。

•クイックボール (3〜4)ハイパーボール (1)

アタッカーやメッソンを安定して立てる為に4枚採用していましたがインテレオン(クイックシューター)を急いで立てないといけない試合が増えて1枚はハイパーボールにしました。ミュウ戦ではれんげきのカードはほぼ使わないのでハイパーボールからクロバットをサーチし、引ける枚数を増やしたり、インテレオン裏工作を呼びやすくしています。

•レベルボール (3)

デッキを安定させる為に4枚採用したいのですが、枠の都合で3枚になっています。

•しんかのおこう (3)

ハイパーボールを採用していないと足りなくなる事があります。4枚は過剰な為、ハイパーボールを採用しています。

•エネルギー転送 (2)

ガラルファイヤーを出す時に裏工作からエネルギーを集める事ができるので必須です。1枚にするとミュウ戦がキツくなります。2枚だと終盤デッキに残ってない場合があるので3枚採用が強いですが枠の都合で2枚になってます。

•回収ネット (2)

ミュウ戦ではクイックシューターを使わないので裏工作インテレオンをガンガン使い回す事ができます。入れ替えながら確定サーチができるので3枚欲しいです。

•ポケモン入れ替え (1)or水の塔 (1)

ゆう優勝構築ときょうへい優勝構築の入れ替え枠の違いになります。ポケモン入れ替えは序盤メッソンに入れ替える確率をあげ、前にいるれんげきウーラオスVMAXを入れ替え→ふうせんで逃げ、再び疾風突きを打つ事ができます。水の塔はこのデッキにはスタジアムが少ないので終盤トレーニングコートの上から雪道を張られてしまうと返せなくなり、じゃえんのつばさやナイトアセットが使用できなくなる為、雪道ケアで2枚目のスタジアムとして採用しています。このデッキはキバナを中心に回るので手札が少なくなりやすく終盤にクロバットを使う必要があります。

•ふうせん (1)

アタッカーを1枚しか置かない場合が多く、永続効果のふうせんは必須です。

•ツールスクラッパー (1)

ゆう優勝構築の時はアルセウス裏工作が少なかったので採用されていませんが、きょうへい優勝構築の時はシェアトップにいたのでノコッチのお守りやWTBマナフィのタフネスマントを壊す為に採用されています。このカードがないとクイックシューターを立てる要求が上がり安定感がなくなります。

•こだわりベルト (2)

めちゃくちゃ強いです。このカードとクイックシューターを絡める事で倒せる範囲が格段に上がります。

•トレーニングコート (1)

序盤に使っても相手を手助けするだけなので、ゲーム終盤にガラルファイヤーを起動させる為に使います。原案時は2枚採用されていました。雪道をケアする為にも終盤まで残しておきましょう。

•マリィ (2)

後手型のデッキでサイドを3枚取らせてから強く立ち回るデッキなので手札干渉するサポートが必要になります。トラッシュできないカードも多い為2枚採用です。

•博士の研究 (2)(1)

捨てたくないカードも多いですが手札が枯れやすい為、最低1枚は必要。ゆう優勝構築では初動を安定させる為2枚採用されています。

•ヒガナの決意 (1)

ミュウ戦で1番強いドローサポート。ミュウのデッキには手札干渉するカードの採用率が高くないので手札を溜め込みながら戦います。一番最初に使いたいドローサポートは博士かマリィなので1枚の採用。

•クララ (1)

ガラルファイヤーを2回以上使うのに必要なカード。ミュウ戦ではガラルファイヤーを使い回すだけでなく、やまびこホーンのケアにも使います。通常の試合では序盤にトラッシュされたジメレオンやインテレオンを回収したり、ガラルファイヤーVとガラルファイヤーの2面展開をするのにも使います。原案段階ではこのカードが強すぎた為2枚採用でしたが、序盤に必要なカードでないのと、1枚の採用でもミュウに勝てるので1枚採用に落ち着きました。

•キバナ (2)

このデッキの基盤となるサポート。1枚サイドに落ちると苦しい展開もあるので3枚目の採用も検討しました。

•ボスの指令 (1)

このデッキで一番使わないサポート。ないと困る場面もあるので1枚だけ採用。

れんげきエネルギー (3)

れんげきエネルギーを使用するのは1回目の攻撃でキバナからウーラオスVを動かす場合。ヨガループをする場合。キョダイレンゲキを打つ場合。のみなので最低限の3枚です。後手1メッソンに基本エネルギーを張ってどんどんよぶを使わないと後手2でキバナを打てない可能性があり、ガラルファイヤーを動かしづらくなる為、基本エネルギーの方が必要になります。

•基本悪エネルギー(5)

これ以上少なくすると安定感が低くなります。欲を言えば6枚は欲しいです。

•基本闘エネルギー(2)

基本エネルギーだけでウーラオスやチャーレムを動かさないといけない場面もある為、最低限の2枚採用です。

以上が採用カードの説明になります。

不採用になったアタッカー

•ヤミラミV

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高耐久系デッキのジュラルドン、インテレオン、イシヘンジン、メタグロス等にゲーム中盤でぶつけたいカード。

マッドネイルもベルトとの相性がよく

シューター2+マッドネイル+ベルトで320点

終盤もガラルファイヤーで320点が狙えるのでVMAXに回復させてくる高耐久系デッキに対しても強く立ち回る事が可能となります。

但し、高耐久デッキは連戦向きではないと考えており、CLを目指す構築を作っていたので、スタート事故率の軽減やヤミラミを使用する頻度を考えたら自然とフェードアウトしていきました。まず第一に有れば楽。なくても勝てるといった感じです。

•ナゲツケサル

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どんどんよぶから引っ張ってこれる壁役。

やまびこホーンのケアでベンチを埋めれる。

待ちで雑になげつけるを使用し、打点調整。ヤミラミ採用している場合にも強く使える。

疾風ベルト180+キョレン120+スローイングコーチ30の330点。

上記が主な採用理由。原案段階ではマナフィの採用率が低くかったのですが、採用率が格段にあがり、キョレンを打つ試合が少なくなったので不採用。クイックシューターを素早く展開できる構築にしたので尚更いらなくなりました。

5.デッキの回し方

どのデッキにも言える事ですが、このデッキは特に相手のデッキやプレイによって、攻撃パターンを変えていかなければなりません。基本となるプレイをご紹介致します。※試合をしている画像ではないのでベンチ、エネ等は適当に置いてます。

確定で決まっている事は後攻を取る事です。シティの試合も全て後攻をとっています。

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1ターン目に必ずしないといけない事はどんどんよぶです。れんげきウーラオスVは進化しない事が多いので基本的に出さなくても大丈夫です。相手の先2ボスで倒されないマッチングや状況であり、次のターンれんげきウーラオスVでひゃくれつラッシュを使うなら出しても大丈夫です。このデッキは裏工作とクイックシューターで成り立っているのでメッソンは序盤の内にフル展開しましょう。

2ターン目は2パターン動き方があります。

1つ目はガラルファイヤーVかウーラオスVをキバナで起動させて相手のアタッカーにダメージを入れておく事。

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2つ目は待つ事です。

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ヨガループ、キョダイレンゲキ、もえあがるいかりがあり捲り性能がかなり高いので、攻撃が1,2ターン遅れてもメッソンが並んでいたら問題なく勝てます。なぜ待ちをするのかというと、このデッキはキバナを打ちながら戦っていくのでドローサポートを使う暇が少なくクロバットも容易には出せないので終盤手札が枯れやすいです。なるべく序盤のうちに準備しておきましょう。特に非V戦ではクイックシューターを素早く並べる必要があり、ヨガループを使用し、追加ターンでキョダイレンゲキを打って相手の盤面を破壊したいので待ちのターンが必要となります。攻撃しない事で余分なサイドを渡さず、シロナの覇気等を使わせないメリットもあります。

待ちを使用しない場合、3ターン目以降の試合運びはこのようになります。

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本来なら非VやVが絡まってくるので、ヨガループ、クイックシューター、キョダイレンゲキなどをプランに組み込みサイドをとっていきましょう。

このデッキではフーパファイヤーの動きをしたり、れんげきウーラオスVMAXの動きができます。

つまり、このデッキは偽造プレイができます。れんげきウーラオスに弱いデッキはマナフィやノコッチをすぐに展開してくるでしょう。そんな相手には序盤フーパファイヤーの盤面を作ります。相手はフーパファイヤーだと勘違いしてベンチを埋めてくれる可能性が高くなります。

そしてこのデッキはキバナだけでアタッカーを用意する事ができるので自分の盤面をシステムポケモンだけで埋め尽くす事も可能です。これをこのデッキでは素人盤面戦法と呼びます。相手の思考をぐちゃぐちゃにしましょう。

これらを使用する場合、れんげきウーラオス、チャーレム、闘エネ、れんげきエネルギーは隠しておきましょう。

6.ミュウVMAX戦

ミュウ戦は序盤か中盤にVMAXしてくれたら、ほぼ勝ちですが、してくれない場合はガラルファイヤーで最低2回は攻撃をしなくてはいけません。

サイドプランは
1-1-1-2-3
1-1-2-2
1-1-2-3
1-2-3
基本的には4回の攻撃でゲームは終わります。
ミュウ戦も1ターン目にやる事は同じです。
どんどんよぶを使用し準備しましょう。

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相手のサイドが4か3になるまでは間に合う場合もありますが、こちらの展開や相手がVMAXするかで変わってくるので可能なら2ターン目から攻撃していきます。

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画像:メロエッタでメッソンを攻撃。返しクロバットでメロエッタを倒す。

1回目の攻撃をする時はいつでもクララでやまびこホーンのケアとガラルファイヤーを回収できるようにガラルファイヤーで攻撃するのが望ましいですが、できない場合はクロバットでメロエッタを倒します。クロバットはベルトをつければミュウVも倒せるので優秀なアタッカーです。

2回目以降はこのようなゲーム展開になります。

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画像:再びメロエッタを用意されクロバットが気絶

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画像:ガラルファイヤーでメロエッタを倒す。

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画像:タブレット+サイコジャンプでガラルファイヤーを気絶。オドリドリ前。

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画像:再びガラルファイヤーを立てオドリドリ気絶。

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画像:ミュウVMAXでガラルファイヤー気絶

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画像:ガラルファイヤーVでミュウVMAX倒して勝ち

順序は試合によって前後しますが大体このような形になります。

基本的にはゲーム序盤で悪のカードを見せずにウーラオスVMAX、れんげきエネルギーなどをトラッシュに送る事でミュウVMAXに進化してくれる可能性が高く、3回の攻撃でゲームが終わる事が多いです。

画像がサイコジャンプ打った後にベンチにミュウがいたり、フュージョンエネルギー2枚ついたミュウがタブレット3枚使ってたり、結構適当になっちゃってますが、そもそもダブルターボをつけたミュウがサイコジャンプでガラルファイヤーを気絶させるにはタブレットが3枚必要であり、エネルギーとタブレットを1枚も無駄にはできず、的確な場所にエネルギーを貼る必要があります。それに対しこちらは裏工作を回収ネットで使い回し安定した動きができます。相手の構築にもよりますが、ミュウVMAXに手札干渉ができるジャッジマン、マリィ、ツツジの採用率は現在高くないので裏工作で持ってくるカードがない場合、次のターンに必要なカードをサーチしておきましょう。

こちらの注意点は最後のサイドを取りに行く時以外はVを1回しか使ってはいけないです。

シティで、こた君とリトルさんの負け試合がとても良い例なのでご説明致します。※記憶上で再現しています。

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後1ファイヤーSTART入れ替えどんどんよぶ

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先2ひもタブレットサイコジャンプ。メッソン気絶。6-5

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後2オーラバーンでミュウ気絶。4-5

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先3メロディアスエコー。ファイヤーV気絶。4-3

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後3どくのきばでメロエッタ気絶。3-3

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先4ボスタブレットでサイコジャンプ。ジメレオン気絶。3-2

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後4もえあがるいかりでミュウV気絶。1-2

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先5ミュウ進化ボステクノバスターでクロバット気絶。1-0

このように先に相手がサイドを取るので、相手がVMAXしない場合、Vは最後の1回の攻撃とその他で1回に抑えなければいけません。盤面を非Vだけにして遅延していくプレイが勝敗を分けます。

ではウーラオスなどでスタートした場合はどのようにプレイするか。

通常通りどんどんよぶを使用します。できなければ、ひるがえすで逃げましょう。

ベンチのウーラオスが倒されない場合、バトル場がメロエッタならそのまま倒して、以降ガラルファイヤー2回、最後にガラルファイヤーVでサイドを取り切りましょう。

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次に相手のバトル場がミュウVかVMAXで先2にベンチのウーラオスが気絶しなかった場合にキョダイレンゲキを打つパターンもあります。

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相手のベンチにオドリドリとメロエッタもしくはメロエッタ2匹がいるならキョダイレンゲキで気絶させます。

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次の相手の番でミュウVMAXで倒しに来たらガラルファイヤーを絡めて勝ちが確定します。但しこれができるのはウーラオスVMAXにミュウVMAXがテクノバスター、メロディアスエコー、ダイミラクル、サイコジャンプ(飛びなし)を使った時に限られ、メロエッタやミュウVが攻撃してきた時は負け筋になるので気をつけましょう。

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先2でサイドを2枚取られ、ミュウVMAXにならない場合は

ガラルファイヤー

クララ+ガラルファイヤー

ガラルファイヤー

ガラルファイヤーV

を目標にサイドを取っていきましょう。

以上がミュウVMAXに勝つ、れんげきウーラオスVMAXの構築になります。

7.CL愛知2022 デッキリスト

YSKE.きょうへいのシティリーグ終了後、即デッキ調整に入りました。

修正内容は安定力の向上。

YSKEの結果は1-3...
後1でメッソンがどんどんよぶをできなかったのとサイドにメッソンが複数行ってしまい、大幅に遅れをとってしまったのが大きな原因であり、調整すべき課題でした。

この問題を解決してくれたのがコイツ

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ガチで強いです。例えば

サイドにメッソンが1枚行ってしまった場合、どんどんよんでも前が結局倒されるので場に残るメッソンは2枚。サイドにメッソンが2枚落ちてしまえば、どんどんよぶを使う事すらできないのです。

逃げ札が引けない問題もこのカードだけで解決できちゃいます。
バスラオの技はエネルギーがいらないので、逃げたいポケモンに手張りで逃す事が可能。
(ウーラオス、チャーレムはれんげきエネ
ガラルファイヤーは特性+手張り)

さらにはウーラオスに手張りした状態でベンチを広げれる上にマナフィまで引っ張ってこれるのも本当に強いです。

バスラオ1枚採用するだけで、このデッキの後1の安定力が格段に上がりました。

他、レベルボール4枚目、エネルギー転送3枚目も安定力をあげる為に採用しました。

序盤から転送をガンガン使ってガラルファイヤーを起動する事で、終盤山にエネルギー転送が残っていない事も多かったので、現物を1枚転送に変更。

ウーラオスVは1枚しか使わない試合も多かったので2枚の採用に落ち着きました。
それに合わせてれんげきエネルギーも2枚に。

こだわりベルトの枚数が減ってしまったのは、百烈ラッシュ180を使う事が少なかったからです。百烈ラッシュ150でも次ガラルファイヤーで170を出す事ができ320。逆に生き残れば(150×2)+シューター20で320が出せるからです。ベルトよりシューターを厚く採用した方が強く立ち回る事ができるマッチアップがほとんどです。ベルトは一枚しか採用していないので大事に使いましょう。


以上が変更点になります。

そして完成したCL愛知のリストがこちら

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8.CL愛知2022 マッチアップ

そして迎えたCL愛知。
メンバーからこた君が出場。

マッチアップや試合内容は以下になります。

・WTB    3-2○  後攻
初手悪め
相手先2でスイクンで攻撃。こちら序盤殴る事ができず、フーパファイヤーの動きをしてメッソンを守る。3ターン目キバナからガラルファイヤーVでスイクンに190ダメージ。返しに取られる。お相手マナフィ、モスノウ切ったタイミングでスイクンのタフネス剥がしヨガループからなんとか反撃開始。キョレンでモスノウとゲッコウガ倒して、相手が止まる。リーサルかけた状態で時間切れが迫りお相手投了してくださり勝ち。対戦相手に本当に感謝。


・純正れんげきウーラオスVMAX     6-4○ 後攻
後1ドン呼び成功。相手ウーラオスVMAXで疾風突き打ってきて前のメッソン取られる。こちら百烈ラッシュから入る。お相手あなぬけの紐→疾風で裏倒す。シューターと百烈ラッシュでウーラオスVMAXを取る。相手のターン、自分ウーラオスが耐え、相手のベンチにメッソンがいたのでシューターループ+シューターキョレンで勝ち。リーサルキョレン以外は全て百烈ラッシュ。

・ミュウVMAX    3-6× 後攻
どんどんよぶ→メッソン3落ち目も当てれない戦い。エネも引けない。

・ミュウVMAX    6-2○ 後攻
ウーラオスと察してもらうために、後1でれんげきエネとクイシュインテをトラッシュに。お相手先2カミツレからミュウ上乗って順当にお相手殴り始める。返しにクロバからフル展開してガラファイVをキバナ邪炎で奇襲。ミュウを気絶させる。そのままテンポとって勝ち。

・ダイケンキ(ビーダル型)   6-4○ 後攻
相手マナフィスタートの少し事故気味。こちらもゆっくりメッソンを育成。こた君「クイシュ4点マナフィで。」お相手「回収ネット使います。」
を3回繰り返す。相手も小ガラファイ投げ続ける。ウーラで殴るプランを変更してこちらもクララ絡めて小ガラファイを2回投げる。連撃エネルギーと闘エネ全てサイド落ちで最後までサイドから引けなかったが、4度目の正直でクイシュでマナフィを落とし最後のサイド2枚から連撃エネを救ってキョレンで終了。

・ミュウVMAX   6-5○ 後攻         お相手1ターン目を順当に展開。ミュウにエネを貼り先1終了。こちらバスラオスタート、手札からメッソン2体直出し、手札に博士、裏工作インテ、クララ抱えてたので「博士で全部トラッシュ送るのミュウ戦キツいなぁ」って考えてたらコトブキムラが出て来たのでバスラオで呼ばずにターン終了。お相手先2でミュウVMAXで攻撃。返しにクロバからのフル展開でファイヤーV起動成功。そのままビートして勝ち。今回も連撃エネを切ってウーラオスをチラつかせました。

・ミュウVMAX    0-6× 後攻
初手手札ウーラV、ウーラV、インテレオン、
風船、インテレオン、ボス、回収ネット。
トップボス、まだ行ける、、次のトップ次第で、、おこう。負け

・アルセウス裏工作 6-5○ 後攻
クロバットスタートドン呼びできず、クイボ2枚でメッソン呼ぶ。ジメレオンとおこうはあったから次キバナからウーラ百烈ラッシュで奇襲かける準備OK。お相手先2トリニティで前のクロバット取られる。合わせてマリィで手札流されて絶望。攻撃できずヒガナで手札補充。ウーラオスV置きたいがノコッチ置かれるのを嫌い、奇襲百烈ラッシュする準備。後2バスラオでメッソン呼んでベンチメッソン4でターンend。またもやマリィで手札流される。お相手そのまま前を倒す。キバナはあったがアタッカーがいないので殴れず。キバナでウーラオスV持ってきて隠す。メッソン前でターンend。返しにそのまま前倒される。メッソンラインは育成できていたので、クイシュループで相手のメッソン倒して反撃開始。マリィで相手の手札流して疾風で前のアルセウスVSTAR取る。サイド3-4。
クイシュ2体とジメあるから相手メッソン出せず。そのままツツジ撃たれる。お守りノコッチ出されて前にトリニティ打ってターンend。こちらは止まってしまいウーラ連撃エネ切って逃げ前インテレオンに。シューターでノコッチに4点乗せる。ターンend。お相手そのまインテを食う。サイド2-5。こちら、しんかのおこうで裏工作インテ、スクラッパーとベルト持ってきてノコッチをチャーレムでループ。エクストラターンで前のアルセにベルトスマッシュアッパー。なんとか勝ち。

•アルセウス悪リーフィア 6-5○ 後攻
予選最終戦。お互い種無しでウーラとリーフィアとデッキが分かる。向こうアルセ手張りリーフィア緑化細胞。こちら小ファイヤスタートハイボで山確認するとまたメッソン3枚落ち…バスラオ持ってきて回収ネット打って群れ呼びでメッソンとウーラを。お相手少し事故り気味で鉱山貼ってバケッチャ前で殴ってこれず。しかしこちらも入れ替えがないため番終了。返しにアルセが殴ってきてバスラオ取られる。メッソンが少ないので場持ちさせたいためウーラ上に乗りたいがフーパVの存在が頭をちらつき百烈ラッシュでアルセとる。返しにリーフィアVMAXでウーラが取られる。なんとか小ファイに繋げて170。返しに取られる。クララでもっかい投げる。向こう動けずボスで裏のインテ縛られターンend。こちら入れ替えソース0シューターでバケッチャに2点乗せてターンend。残り時間5分。次も2点載せて終了。ここで時間切れ。番が帰ってきたら勝ち。お祈り。シューター2点で…勝ち。


結果
CL愛知2022 7-2 59位!

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9.最後に

このデッキはかなり難しく、プレイヤーの力量次第で大幅に強さが変わってくる構築となっております。実際にプレイして頂いた方なら分かると思いますが本当に選択肢多すぎる、、それ故に構築も環境に合わせてどんどん変化させていく事が可能なのです。恐らく裏工作がレギュ落ちするまで、ずっと最強クラスのデッキなのではないかと思っております。ぜひ使いこなしてやって下さい。今回の記事は以上となります。

これからもnoteを出していきますので、ご愛読の程よろしくお願い致します。

今回の記事で気になる点がありましたら、こちらのアカウントまでよろしくお願い致します。

きょうへい(@tsgrndngn)

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