核保有しなければ日本は主権国家になれない。
日本が核保有をするかどうか、最近よく耳にするようになった話題だ。
北朝鮮などの近隣国家との緊張が高まる中、なかなか核保有についての議論が日本でされてこなかった。
理由としていたって簡単で長崎と広島にそれぞれ一つずつ計2発の核爆弾を投下された過去による拒否反応が存在するからだ。
戦後日本は世界唯一の被爆国として世界に核の悲惨さや戦争の残酷さを伝えなければいけないという使命を背負い、核保有の反対こそ日本がとるべき選択として考えられてきた。
しかし2022年2月24日から始まったウクライナ戦争により、日本でも国防に関する議論が出始めた。
その最たるものが日本が核を保有するべきなのかという議題だ。
単に核保有と言っても、日本が核を自力で作成するという選択肢の他にアメリカなどと共有すべきという意見も存在する。
いわゆる核シェアリングと呼ばれるやつだ。
僕は核シェアリングはリスクが高いと考える。仮にアメリカの核の傘に完全に入ってしまえば、日本からアメリカの核が発射されるという状況になり、アメリカに敵対するすべての国から核反撃の対象になるからだ。
日本は完全にアメリカの切込隊長として近隣諸国に対峙することになる。
問題なのはアメリカの傘下に入ること自体ではなく、特定の国の傘下に入ることで自国の利益を尊重した外交や政策ができなくなってしまうからだ。
僕は他国に生殺与奪の権を渡されるのなら自分自身で防衛力を高める他ないと考えている。
日本は本気で作ろうと思えば核の1発2発作れるだろうと僕は考えているので、さっさと作ってしまえばいいと思う。
ただあまりに調子に乗ると北朝鮮みたいに国際社会からハブられる可能性があるため、いろいろ機会を伺ってチャンスが巡れば一気に核開発をし始めれば良いと考えている。
今の日本はほとんど主権が日本に存在しないので、日本の完全なる自立も兼ねて核を保有することは一つの選択肢であると考える。
仮に日本が核を保有すれば今までのようにアメリカべったりではなくしっかりと自分の意見を主張できるようになるため、中国やロシアに対しても核をちらつかせながら外交を行うことができる。
ただし、その場合日本はアメリカからお叱りを受ける可能性があるが、そこは中国とアメリカの距離感をしっかりとってうまいこと外交をすれば良いだけの話だと思う。(そんな政治家今の日本にいるかわからないけど)
日本が核を保有したら世界の二大超大国であるアメリカと中国にはさまれたGDP3位核保有国、としてうまい具合に外交を進められると考えている。
日本がアメリカ一辺倒ではないことを中国に示せれば中国との関係改善、領土問題に関しても強気に発言できると思う。
とりあえず核を持たぬうちは日本は敵としてすら見られないのでしっかりと核を保有して一人前の主権国家として認められる必要がある。
でなければ日本は近隣諸国との領土問題を永遠に解決できないだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?