【お年玉で社会実験】100万円を1000人に配る理由とは?
YouTubeでもお話しさせてもらった通り、今回のお年玉キャンペーンは「社会実験」でもあります。
ちょうど1年前、総額1億円お年玉キャンペーンを実施し、当選者の皆さまから活動報告や喜びの声をいただく中で、人によってはこの100万円が、大きく人生を好転させ、大きく人生をステップアップさせる「きっかけ」になっていることを知りました。
ただ、それは具体性を持った定量的な結果ではなく、僕の感覚的な理解に過ぎません。今回は、この感覚的な理解をより具体的な結果として残すために、当選者1000名の皆さまに定期的なアンケート回答をお願いし、100万円による生活や仕事や環境の変化などをお尋ねしていきたいと思っています。
先日、僕のツイッター上で皆さんにこんなことを聞きました。「世の中、理不尽だなーって思うことありますか?」と。
多くの皆さんから、今のままではダメなのは分かっているけど、たったの一歩動くためのお金も気力もきっかけもない。やりたいことや、勉強したいことは、いろいろあるけれど、そちらに回すお金も時間も余裕もない。シングルマザーの現状は悲惨。低所得からの脱却は自力では限界がある。政府は貧困者に手を差し伸べるべきだ、、、などなど、多数の意見が寄せられました。
現状の経済事情、生活環境、職場環境、家庭環境などで、身動きが取れず、新しい挑戦もできず、どうしようもなく困窮している人がたくさんいることを改めて知りました。
もしそうした方々が100万円という「きっかけ」を手にしたら。。。例えば、好きなことを仕事にするための転職活動に使ったら。より収入アップにつながるような勉強や習い事や体験に使ったら。日々の活動や仕事の知名度を上げるための宣伝に使ったら。上京してチャレンジするための引越し資金に使ったら。自己研鑽や自己実現のために使ったら。使い方はもちろん本人次第です。ただ、それは充分に人生を好転させる大きな「きっかけ」になるのではないかと思うのです。
今回のキャンペーンは、ベーシックインカムや何らかの手当や助成金などを政府が検討するための参考資料になるかもしれません。世界中でベーシックインカムの議論や実験が行われている中、ここ日本でも何らかの実験結果は必要となるはずです。YouTubeでも呼びかけましたが、社会学者や経済学者の専門家の皆さまのお知恵も拝借したいと思っています。ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、是非こちら( contact2020@yusakumaezawa.com )にご連絡ください。
また、100万円は必要ないけれど、社会実験として面白いから協力したい、と思ってくださる方は、多くの方にこのキャンペーンを知ってもらうために、リツイートのみでもご協力いただけると嬉しいです。
こちらの記事でも書きましたが、これから人口が減り高齢化が進んでいく日本の未来は労働生産性の向上がキーになると思っています。
そのためには、多くの皆さんが好きなことを仕事にし、少しでも楽しんで働くことが重要です。そして、それを皆さんが実現するための「きっかけ」が、たったの100万円で充分なことが証明されれば、国をあげてのベーシックインカムや手当や助成金の検討にも繋がるのではないかと思っています。
政治家でも学者でもない頭の中お花畑な僕ですが、自分なりに何かこの国のお役に少しでも立てるといいなと少ない脳みそながら思っています。よろしくお願いいたします。