業務領域と職種

結論からいうと、僕は『デザイン』や『ディレクション』という業務が多いだけの部署である。

突き詰めればとても深いけど、そういうのは普段あまり必要とされない気がしている。

採用の仕事に関わることがある。
職種ってあまりこだわりがなかったけど、しっかり線引きをしないと中も外も認識がズレることがあると多々感じている。

特にその職種に希望や憧れを感じてる人にそれを感じる。ないもの願いや諦めも含めて。

僕の場合はデザイン領域だけど、どの業種でも一緒なんだよね

例えば、
デザインが分かる(好きな)経理
経理が分かるデザイナー
って、素敵なんですよね。視野がひろいから。人の気持ちがわかるから、想像できるから。組織でやってると、専門部署ができて『やってくれるでしょ。私の仕事じゃない』って時に遭遇する。多分、プロジェクト単位でチームが一丸となってればない問題が出てくる。合わせて、伝言ゲームも。

そして、専門職というのを突き詰めると、コントロールされる、何も言わなくても仕事が溢れるくらいできる人じゃないと専門職とはいわず、ただの評論家や動かないコンサルになるということも合わせて感じ続けてきた。

とても面白いと感じるのは、ちゃんと考えて答えを自分で見つけて行動をするのが『正解』ということが多いこと。正論が全てでなければ、答えは何個もあるということだ。

そして、1人では到底、答えは見つけれない。いろんな人の意見をうまく判断して取り入れる作業がこの時代に重要である。

だから、管理職やディレクション、プロデュースの仕事が重要になる。それは、職種関わらず全てに必要だ。頭に『自分』とつけてみてほしい。
自分管理職、自分ディレクション、自分プロデュース。
んで、それって組織人の中で、社会の中で誰かが教えることかしら?そんなに時間にゆとりがあって豊かな世の中なのだろうか?

ただ、広く言えばいつまでたっても、助け合いの世の中だと思うわけで。

視野が狭い感謝の気持ちがないプレーヤーは、淘汰されるしかないか、コントロールされるしかない。

創ることに没頭したいから、マネージャーをつける。
自給自足ができないから、農家やスーパーからお金で食物を買う。
請求管理や契約が不得手だから、経理や総務にお願いする。

だから、専門職だけの人は相当なレベルがないと評価されない。手を替え品を替えいろいろやるのは間違ってる気さえする。

ま、一回転してから考えるとシンプルなんだよね。ただ、得意業務があるだけで、それは単品で語るもんじゃないってこと。とんがってたら面白いけど、考えがなければバカにされるだけである。

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