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ヤギについて


人間の方のヤギについて自己紹介的なものを。

お外で自己紹介する時は、開口一番に

「ヤギの羊毛仕事」羊毛作家のヤギ翔子です。

母がひつじ飼いです。(^o^)/

と言うことにしています。

ヤギだかひつじだか、一瞬混乱するのを、完全に楽しんでいます。

母が山口県の瀬戸内側でひつじを飼っているおかげで羊毛に恵まれがちです。

「羊の居る暮らし」の次の部分、制作担当だと思っています。

洗って紡いで織って編んで。時々フェルトに手を出して。

最近は渋々、必要ならば毛刈りまでする様になってしまいました。

これまで専門教育を受けた事はなく、ネット検索と書籍から情報を拾いながら見よう見まねで身の回りのものを作ってきました。

元々は自分の作るものにとても自信がなかったのです。

でも羊という動物と人間の長い歴史を考えた時に、開き直りました。
親が手元にある材料で児をあたためるためにすることなら、何をやっても正義。子どもがあたたかく、心地良ければそれがまずは正解。のような気がすると思ったのです。

ついこの間までワンオペ気味の三児育児でした。2020年からの情勢で仕事のお付き合いに行けない子らの父親が、最近さっと帰って来るので、大人2人体制で生活できています。

子どもたちも大分自立してきました。

乳児を連れている時代にこうだったなら、たらればたらればたらればと思うなど。

生計維持のためのお仕事も、大変大切に思っていますので、常に時間には追われがちです。

育ちは京都府北部の繊維の町です。

当時教員の母は教材研究か何かで庭で棉を育てていたし、サンタさんは織り機を持って来たし、なるようになっていたのでしょう。

編み物は中高生から。母から習いました。

母親がひつじを飼いはじめた事と、
ヤギ君とご縁ができて私がヤギさんになったことは本当にただの偶然です。

旧姓に対する誇りやキャリアとか変更手続きの煩雑とかあれこれの喪失感やらはあります。
けど、本当色々あるので私の時代の女性の複雑さとして今生はこれでいきます。

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