魂あふれるゆっくり実況を作りたい

最近、「魂あふれるゆっくり実況」を作れていない気がする。

魂あふれるゆっくり実況プレイ

魂あふれるゆっくり実況とは、

“自然とゲーム画面に集中できる独特なテンポ。何週もしてしまう中毒性。そして何より動画から伝わる投稿者の熱意。”

この要素を持ったゆっくり実況プレイのことだ。
私は第二世代延長型ゆっくり実況プレイを作る上で、この言葉を信条にしていた。

だが今作ってる動画は、どちらかというと量産型ゆっくり実況になってる気がする。私が最も忌み嫌う動画だ。

少なくとも、制作が作業になっていて魂を込めていない。
魂を込めることにしたのに。

これはまずい。


ちなみに魂をあふれさせた実況はこれとか

実はこれらの動画、どれも単発である。

投稿頻度

やはりこうなると、投稿頻度を見直すべきだろう。

まずは、動画を基本的に単発にしたらいいかもしれない。

前述の通り単発のほうが魂を込めやすいし、単発をコンスタントに投稿する必要はない。続編(次回)の投稿予定がないのだから。
あとは初見実況とか、シリーズっぽいけど単発になれる作品もあるし。

今年になってからやってた週3更新も、元々は今作ってるシリーズ向けの頻度だ。
現状シリーズ動画はシリーズを失踪させたくないから完成後にまとめて投稿しているが、いつも週3じゃないといけない理由はない。

今作っているシリーズの頻度が週3でないといけないのは、元ネタのシリーズがあるからだ。
元ネタ通りに、短スパンで公開することをはなから目指していた。なんなら毎日くらいでも。


実際ニグさんは、こうも言っている。

“しかし、時代は変わり、このような動画は視聴者には求められないようになってきました。

それは、数多くのYouTuberによって最適化され、見つけてしまったある一つの尺度。

投稿頻度です。

(中略)

この投稿頻度という威力はものすごく、一年半の活動休止から復帰した化石チャンネルで試してもある程度の結果を出せるくらい強力です。

個人的に、この投稿頻度という尺度がゆっくり実況を狂わせてしまった一番の要因だと思います。

ゆっくり実況は生声実況と違い、凝った編集を作ろうとしなくてもかなりの時間が掛かってしまいます。一年中毎日投稿とか夢のまた夢です。

そのため、ゆっくり実況者自体が、YouTubeの打席に立ちにくいんです。視聴者からの反応をもらって改善する数が少なるなるんです。

自分の好きな動画を出そうとしても、他の動画に埋もれてしまう。
その中でも埋もれないためには投稿頻度を上げるしかない。
しかしゆっくり実況は編集に時間が掛かるため、動画の質には限界がある。
丹精込めた動画を作っても、結局は埋もれちゃう。
その結果どうなるか。

内容が薄まった動画の完成です。

その通りで実際私も、頻度というかシリーズにした結果ではあるが、内容が薄まった動画になっている。

やはり頻度はなんとかしたほうがいいだろう。

余談:週一にするとして

金曜19時は、ゆっくりに限らずいろいろな動画が上がる。これはニコニコもつべも同じようだ。

コミュニティでとったアンケートでも、この時間に投稿して欲しいという意見は多い。
Twitterでは、ほぼ毎週金曜の夜に「#ゆっくり実況」はトレンド入りしている。そんな数多い動画に私の動画が溢れないかが心配だが……

挑戦的なゆっくり実況を作りたい

魂あふれるゆっくり実況とはちょっと違うが、これも考えている。

今のゆっくり実況っぽくない動画を作りたい。
「ゆっくり実況はこれをしろ!」という暗黙的なルールを破った動画を作りたい。

正直今の動画も、そういう流行の王道と外れたような形で作っている。
字幕はフチ取り一個だけだし、立ち絵も流行りのくまの巣式ではなく昔ながらのAAときつね式だ。
大体はX.Y.Z.64さんの動画の影響ではあるのだが、伝統芸能的な動画にしている。

だがそれ以上に「ブームの王道」から外れたゆっくり実況を作りたい。
でも「ゆっくり実況プレイの王道(定義)」には則る。

基本的には変わらずトークだけで戦う実況になると思う。
トーク力で殴りつける動画のほうが自分でも見返したくなるし、編集力はインパクトに残るが中毒性は引き起こさないから。
それにそもそもゆっくり実況プレイは、トークだけで成り立つするスタイルだ。

余談:100菌さん

私は彼のファンファンというわけではないが、企画力は敬意を評したい。
ゆっくり実況でありながらゆっくり実況の枠に囚われていない動画が多い。

《AquesTalkの音声を使って実況(広義)をする》
きっちりとゆっくり実況プレイの定義を守った上で、自由な動画を作っている。

それこそニコニコのゆっくり実況のような雰囲気がする。

目指す方向性はこれと全く一緒じゃないけれど、「ゆっくり実況の定義には則った上で、ゆっくり実況の流行等に囚われない動画」という意味では近い方向性かもしれない。

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