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強みに気づくとエンパワーメントされる

先日イラストの複業がんばります!といってpolcaで支援していただいたうちの妻ですが、本業(会社員)をしながらどうにか時間を捻出し、少しずつイラスト等の活動の幅を広げております。

先日は、Kanokoというウェブメディアでイラストと文章でのエッセイを連載しはじめました。

詳しくはぜひお読みいただければと思いますが、妻が「自分はイラストで価値を発揮できるかもしれない!」と思うに至った背景のひとつが書かれています。

けっこう大事だなーと思ったのは、妻が周りの人達からのフィードバックをもとに、自分の強みを自覚していった過程です。

『誰かのお話を聞く』『感じたことをイラストを使って伝える』
これらは自然にやっていたので、「それが強みだなんて…」と、なかなかピンと来なかったのですが、初めてお会いしたKanoko編集長の佐藤さんからも同じように言われ、「アレ?!本当にそうなのかもしれない!」と少し自信が持てました。自分の「強み」や「良さ」は、自分では分からないものだなと実感しています。

これって本当にそうで、自分自身の強みって意外とわかりづらかったりするんですよね。

家族がわかってあげてればいいんでしょうけど、家族は家族で、いつも見ているその人の一面(平野啓一郎的に言えば「分人」)しか知らないから、案外これも気づかない。

妻の場合は、地域おこし的なボランティアをしているコミュニティのなかで、そういったフィードバックを受ける機会が増えていきました。人と多様な関わり方をすることによる利点ですね。

僕自身の経験としてもそうだよなーと思うところはあって。前職では会社に、社会に自分の力をどう活かして、どう貢献できているかが正直全然わからなくて、周りからもあんまりフィードバックがなくて、わりと日々鬱々としていたのですが(苦笑)、今の会社に入ってからは「ここがよかった」「あなたのここが良い」というポジティブなフィードバックをもらう機会がぐんと増えて、それをよい感じに自分自身に反映させてきた気がしています。

「自分の強み」を知って、さらにそれを活かすことを自覚的にできるようになると、人ってものすごーくエンパワーメントされるんですよね。

僕自身もだいぶそうで自分に自信が持てるようになったし、妻もそばで見ていてなんというかこう、イラスト活動に向かってるときの姿は、「私はこれをやりたいんだ」という気合が背中から立ち昇っているような雰囲気がします。そういうのめっちゃいいですよね。できることなら、子どもにもそういう姿を見せたい。

別に日本一になれるほどのレベルの高さでなくても、みんなそれぞれに自分の強みってありますよね。ドラッカーも「人は強みによってのみなんちゃら」って言ってた…とマックで女子高生が言ってましたけど、まあ実際そのとおりで、できないことをできるようにするより、できるものをもっと伸ばしたほうがよいと思います。

それを見つけられない、知る機会がない、だから気づくことができていない、っていう人はけっこう多いと思うんですよね。それはとてももったいないなと。

だから自分自身は人になるべくそういうフィードバックをしていきたいし(そんなに得意ではないんですけど笑)、日本の社会や組織も、そういう個人の強みや個性をつかんでアレンジする、みたいなトレンドになったらいいなーと思います。個人の時代、というのはそういう側面もあるんじゃないかなと。あんまり根拠ないですけど。

まとまってなくて恐縮ですが、今日はそんなところで。

妻のイラストエッセイ連載、どうぞよろしくおねがいします!

ではでは!

妻と4歳の娘、1歳の息子の4人の我が家。家族で楽しく過ごせるよう活用させていただきます!