2歳半、昼間のおむつがやや取れた遍歴
我が家の2歳半のニックネームほちゃふ。
3歳上のアニキの子育ての反省やらほちゃふの特性やら色々踏まえて、親のノーストレスを基本にオムツはずしを試みた。
2歳半、半日程度のお出かけならパンツでいけるようになったので
ここまでの成長と取り組みを振り返ってみることに。
0.トイトレしんどすぎる!下の子には早期トイトレを決意
ほちゃふ生まれる前。アニキが2歳過ぎた頃からなんとなくトイトレを意識。それまでは絶対おむつでさせておくべき!という(今から思えば呪縛でしかない)価値観のもと、彼は200%おむつでの排泄を基本としてきた。
アニキは3月生まれ。2歳すぎてすぐにしまじろうもトイトレを推してくるのでパンツを買い・・見様見真似で・・それはもう、苦労とストレスでしかなかった(苦笑)
ほちゃふを妊娠していたというのも大いにあったと思うが、「これまでの習慣を改める」「おむつは親の都合でもあったんだぜ」のマインドが欠如していたので本当に苦しかった。彼におむつを外す責任を押し付けすぎていた。
結果としておむつが取れたからよかったものの、トイトレは二度とやりたくない育児No.2に君臨した(No.1は寝かしつけ)
1.おむつ替えてくれ泣きが半端ない新生児
トイトレを早めにするぞと意気込んで、2人目の産前に安定の図書館通いをした。
そこで「おむつなし育児」と出会う。
本を読み進めてみると、ほうほう、、おむつの外(解放空間)での排泄を意識するのだな、、たしかにこの視点はアニキの時には持ち合わせていなかった、、
ということで、「ゆるおむつなし育児」をしてみようと思っていた。
いざ生んでみると、2300gの低体重児。とにかく大きくすることが先決!!となり哺乳類としての活動に注力したわけだが、この子がなんとまぁ「排泄したらすぐ泣く」
マジかよ!と声を大にして言いたくなるが、「ゆるおむつなし育児」マインドだとそうではない。「おおおお本能すごい!」になるのだ。
そして、これを放置してはいけない。とにかくせっせとおむつを変える。
そしてそして、気づいたら1時間に5枚とか替えることもある・・。え、、この調子でおむつ替えてたらおむつどれだけ買えばいいの!と急に不安になる。
おしりふきもいるし、臭わない袋もいるし、、しかし、残念ながら我が家は湧き出るようにおむつを買える財力は有していない。
ゴミが増えるのもストレスだし、ストック管理も大変だしで(私の仕事になっている)
大変だとしか思っていなかった布おむつに少しずつ興味が出る。
2.このままではおむつ破綻をするので布おむつを買う
少し赤子との生活が落ち着いてきた3ヶ月ころ、相変わらずおむつセレブだったほちゃふ。この本能を大事にしたいしと思い、いよいよ布オムツを買うことにした。初期投資は5000円。
紙おむつが20円/枚だとすると250回相当。
成形おむつ10枚入りを買い、2枚重ねて使っていたので1日5回が上限。
1日5回布おむつを替えたら50日。
よし、50日だけ頑張ろう、と思った。
そして、布おむつを替えるたびに「おむつ代節約チャリーン(お金)」と唱えることにした。
使ってみてわかったことだが、アニキのトイトレが終わってちょいぐらい(まだまだ漏れ案件も多い)時期だったこともあり、
「え、洗濯的にはトイトレと洗濯一緒やん。これならだいじょうぶ」でした。
ただ、やっぱり、べっとりうんちは洗濯が大変で、ちょっと憂鬱。
あと、寝返りやズリバイが旺盛になり、漏れもちょっと憂鬱。
布おむつを自宅のドラム式洗濯機で乾燥させたりして、丁寧な布おむつ育児のみなさんがお読みになったらびっくりするんじゃないかと怯えているが(笑)雑だがしゃーない!ストレスフリー!な「オリジナルゆるおむつなし育児」を進めていった。
ある日昼寝から起きたらおむつが濡れてなくて、「お?!これは?!」と思いトイレに座らせてみたら・・出た。感動して泣いてしまった。
あかちゃんでもちゃんとおむつ以外でできる!!を目の前で見た。この子はできるのか!百聞は一見にしかず。やる気がでた。たった1回だけだったけど、ゆるおむつなし育児を続けようと決意する出来事になった。
3.うんち洗いたくないのでトイレに連れて行く
うんちするときに気張る様子が見られるようになったところで、「これをずっと眺めてこのあと布おむつを洗うのか?」と疑問に思い、ある日気張りだしたらトイレに座らせることにした。
もちろん座れないのでタンデム式と呼ばれる、まず私が座り、その間に抱える形で座らせた。ゆるおむつなし育児としてはおまるのお掃除もやめておきたくてトイレに座らせた。笑
まさか〜と思って試しにやってみたが、それがなんと「でた」
またまた感動&びっくりで泣いた。
それから気張った瞬間トイレにダッシュするようになった。出かかっている瞬間につれていくので確実に出ることが多かった。
ここで思わぬ副産物がひとつ。1日2〜3回やっていたうんちが1日1回まとめてやるようになった。
お世話がめっちゃ楽〜!!!!
4.布おむつの装着が困難になる生後半年以降、パンツをはく
なんだかんだ50日続き、布おむつカバーをサイズアップしたり輪おむつを買ったりなんやかんや。そうこうしているとつかまり立ちなども始まり、、布おむつの装着がめちゃくちゃ難しくなる。紙おむつをテープタイプからパンツタイプへ移行する、あんな感じの面倒くささがでてきた。
そこで考えた。布おむつめんどいし、パンツでええやん。「オリジナルストレスフリーゆるおむつなし育児」がまた暴走した。
教科書的にはペラペラパンツが良いのだけど、ちょっと怖気づいてトレパンにした。今なら掃除できそうだ!みたいなタイミングで履かせることに。
彼女が8ヶ月の頃に新築の家に引っ越ししたのだが、きれいな床が何度も水浸しになってもめげなかった。すぐ掃除したら大丈夫(なんならアニキが床にトミカを落としたときの傷のほうがひどい)
トイレなどの決まった場所で、ってのは月齢的に背伸びかもという気がしていたので出たら自分で拭くことを伝えたら、自分で輪おむつを持ってきて拭くようになった。すごい。
アニキにも協力をお願いし、おかげさまでこれまで大惨事には至らなかった。
このとき「おー、出たねー、スッキリねー」と伝えていたら、アニキもほちゃふに同じ言葉をかけていた。これはとっても嬉しかったねぇ。
1歳になった頃、おむつなし育児アドバイザーの講座が開催されることを知った。これはぜひ学んでみたいなと思い受講。
講座にお金払って勉強するのはここ数年で初めての出来事でめちゃくちゃ緊張したのをよく覚えている。
5.フリーダム排泄もマインドキープで乗り越える
おむつなし育児アドバイザーの勉強をして、1歳すぎると壁にぶち当たることを知った。これまで素直にトイレに座っていたのに座らなくなるらしい。
これは排泄以外の興味がぐんぐんということが要因らしく、ちょっと大変かもだけど種まきの成果はあるからね、という励ましだった。
二足歩行が基本になった頃、ほちゃふも例にもれずトイレを嫌がった。
うんちに座らせようとしたら海老反り。「あーはいはい嫌なのね」と下ろすと床に…みたいなことはよくあった。
大丈夫。足がドタバタする前に速やかに片付けて消毒したら元通りになる。
やだなぁと思いながら相手していたが、この頃のほちゃふは「おむつでうんちする」を嫌がるようになった。おむつに出るとこの世の終わり泣きをする。
うんちしたくなったらトイレに自ら歩いていくようになった。
おしりに排泄物がついた状態が不快、と、大人と同じ感覚を持っていた。
これをわざわざおむつでさせる必要もないと思い、大丈夫フリーダムは絶対終わるから・・と唱えてやり過ごした。
おしっこは相変わらずパンツにジャーってなってて、時には遊びに夢中で出たことすら気づかないこともよくあった。自分で作った水たまりで遊んだりね(洗えば大丈夫)
このときの呪文は
「3歳すぎてのおもらしは怒れちゃうけど1歳のおもらしは割り切れる」
6.本人のやる気がぐぐっと後押し→卒業
1歳半頃からおしっこの事後報告がちらちら出始めたり、奇跡的に事前報告がでたり、出かける前にトイレ連れてったら出たり、ちょっとずつトイレ出する機会が増えていった。それでもまだまだという感じで家で余裕があるときはパンツ、外出はおむつが多かった。
頭ではちょっとわかっていた。いつまでもこれではいかんぜよ。
ちょっとずつチャレンジしたいなーと。
2歳の誕生日は真冬。これが過ぎた春ぐらいからちょっとずつトレパンのお出かけをするようにした。30分で行って帰ってこれる距離だったり、ちょっとの散歩から少しずつ。
もちろん何度かOMG!な出来事もあったけど、粛々と掃除して着替えたらOK。
親が過度にビビらないことが大事だと思いながら、でも内心ヒヤヒヤしながらお出かけした。
ここはどうしてもおむつででかけてほしい!という時にほちゃふが「ぱんつでいく!」ということもあった。
こういうときは、できうることをして、腹を括る。
出かける前にトイレ行く、出先でトイレ行く、着替えは万端に。
ある日は昼寝をパンツでしたがった。
こういうときも、できうることをして、腹をくくる。
防水シーツをつける、おねしょズボンをはく、洗濯機をあけておく。
でも、こういう腹をくくる経験をするとどういうわけか必ず進歩する。
お昼寝で漏らしてから事前申告の精度がぐぐっと上がった
寝て起きたときに濡れてないことが増えた。
出先で漏らしてからトイレに座らせるとおしっこをするようになった
(出ないときもちゃんとお腹に力入れて試みている様子がある)
2歳半の今は、起きてるときはパンツ、昼寝は本人の好きなように、夜の就寝はおむつ。
夜もパンツにする!っていう日が突然来そうで、ちょっとドキドキしているが、できうることをして腹をくくろうと思っている。
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