与えられた情報を思考停止して取り入れる人々

情報化社会、情報化社会といわれて数年は経過したと思います。今ではスマホやPCで簡単に世界中の情報にアクセスすることができ、すぐに情報を仕入れることが可能になった。

しかしそうなったからこそ、最近思うのが取り入れた情報を何も考えずそのまま鵜呑みにしてしまっている人が多いように思う。
SNSでトレンドになっているものを見てみるとニュース記事を引用した投稿が(今はポストかな?)が散見し、ボットがそれをさらに大量拡散
さらにその記事を引用しまた拡散。明らかにデマであるとわかるものや、かなり過去の動画や写真なんかを引っ張ってきて投稿しているものを、あたかも今起こっているものであると思い込み危険を煽る。

簡単に情報を手に入れられるようになった弊害として考える力が失われてしまっているようにここ最近思ってしまう。

うちの親もそうだが、テレビで言っていた。新聞に書いてあった。ネット記事に書いてあったと言って間違っている情報でもそのまま鵜呑みにしてしまう。
マーケティングの手法として権威性の法則というものがある、これは社会的に立場の上の人の言うことに従おうとする人間心理のことで、要は学歴や経歴、過去に成し遂げた偉業や実績を使って、この人が言うなら本当のこと、または正しいことなんだと相手に信じ込ませる手法がある。


実際に正しいことももちろんあるし、本当のことであることも多い


テレビを見てもそうだが、朝のニュースなどで事件・事故などの情報を取り上げる場合に、専門家といわれる人が、解説を行うシーンを良く目にすると思う。ここではそれの善悪を問うつもりはなく、その人が言っているから正しいんだと安易に判断しないことが重要であると伝えたい

これからも考える力を養っていきたいと思う

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