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絶対の心→過去が書き変わる

前回は0脱出後に受けた『サンタ営業研修』を受講した時の事を、
お伝えしました。

今回は、その研修時に自分自身で、『相対の心』を、
自覚した後の研修効果として、『絶対の心』を実践した時の、
現象面の変化についてお伝えしたいと思います。

研修後、日々の新規開拓の為に、
電話営業をしていた時でした。
某企業の地方の事業所に連絡していた時、
お会いしても良いとアポイントが取れそうな方が、
いらっしゃいましたが、その方からある要望を受けました。

「よく当社へいらっしゃるという事ですが、この事業所でも、
誰か購入されている方は居るのでしょうか?もし可能なら、
その方のお名前を教えて頂けませんか?」という要望でした。

実は、直ぐに思い当たる方が浮かびました。
その方は、Nさんという既存のお客様であり、
複数戸マンションをご購入して下さっていました。
しかし、以前、ご購入後、紹介の依頼をした際に、
「私は紹介しません」と、結構はっきり断られていました。

正直、私の中では、Nさんは、『紹介を断られた』という記憶と同時に、
『Nさんからは紹介は望めない』という記憶も刻まれていました。

それでも、私は連絡を取る事にしました。
「Nさん、こんにちは。○○の斎藤です。実は、御社で同じ、○○事業所の方、
Мさんをご存知ですか?実は、〇〇△△□で~~~」と、要件をお伝えしました。
すると、Nさんは、

「Мさんですか?知っていますよ、そうですかぁ、そういう事でしたら、
Мさんだけなら私の名前を言って貰っても構いません」と、そのように話をして下さったのでした。

その地方の事業所には大企業という事もあり、
沢山の方々が勤務していました。

場合によっては、顔も名前も知らないという事もあったかもしれません。
それが、面識があったというだけでなく、Nさんの
Мさんなら、という事でご了承を頂けたという事にも驚きました。
逆に、Мさんでなければ断れたと可能性もあったと思います。

そもそも、Nさんは、紹介をしませんという理由の一つに、
社内でマンション経営をしている事を、
公にしたくないという事がありました。

もし、前回の研修で、自覚した相対の心を持ったままだったら、
Nさんにご連絡をする事自体を躊躇していたかもしれません。

サンタ営業の研修で学んだ、
『予算が10億ある人』と『予算が無い人』
予算を10億持っている人への対応と、
そうでない人への対応を変えてしまう人になるのか?
会う人、会う人、全員、10億円の予算を持っている人という、
大前提で会うのか?

『Nさんは、社内でマンション経営をしている事を公言したくない人』
『Nさんは、ご協力して下さる人』その大前提で連絡した結果、
本当にご協力して下さいました。

こうしてNさんのご厚意とご協力により、
Мさんと初めてのアポイントの約束を取る事が出来ました。

私は当時、『絶対の心』を実践した事で、
サンタさん営業の開発者である佐藤先生がいう、

まさに過去(記憶)が書き変わる瞬間、
(参考著書:過去は自由に変えられる)

『紹介は望めない、マンション経営は公にしたくない』から、
『Мさんに、マンション経営をしている事を公にしても良い』

という形で体験する事が出来たのでした。

その後、Мさんとの商談はどうだったのでしょうか?
続きは次回に。


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