中学生に50分×2回で教える分詞構文(指導者用PPTスライド)
中3の子たちが旅立ちました。
3歳から通ってくれた子たちは12年間毎週毎週私に会ってくれました。当たりまえの日常が無くなるようで、心の整理が難しいです。
分詞構文を中3に教える理由
さて、中3の最後の授業は「分詞構文」でした。
これには理由があります。
昔、高校1年生(卒業生)が教室に飛び込んできて、「英語が分からん」と言うのです。
その子はアホみたいに頭のいい子で、「英語が分からん」はずないのです。
蓋をあけると「分詞構文」でした。
確かに。ここは最初に躓きやすいかもです。
何年も見てきて、彼らが困っている理由が
-分詞構文っていうもの自体が分からない
-何を教えられているのか分からない
-何を求められているのか分からない
でした。
「めあて」を提示して50分×2回で教える!
そこで、分詞構文を中3の最後のレッスンにあてがうことにしました。ここで覚えてもらって高校に送ったら、「英語得意なはずなのに分からない!」が無いはず。
50分×2回で教えています。
結果から言うと、全員あざやかに理解できました!
つまづいてる人の中には、これらの用語に困っている人もいたので、改めて確認しました。「形容詞」とか「副詞」とか、語とか句とか節とか。
ifが「条件」っていうのも、「え?可能性じゃないの?」と困る子もいます。
「述」「付帯」っていう日本語の意味を知らない子が多いです。
演習問題で接続詞を予想する
こんな感じで、「接続詞のある文章」と「分詞構文のある文章」を行ったり来たりします。
問題集だと答えが1つと決まっているけれど、実際、複数可能な文章もあるので、おかしな文章作ったときは、そのまま日本語にして「へんな文章やけど嫌いやないよ」と笑って、どんどん次に行きます。
ここまで全て口頭。
なのでスピーディ且つ、ミス目立ちません。
喋る時はスピード(+流暢さ)重視、書くときは正確さ重視。これはいつも徹底したいです。
ゆるーく長文
ここには載せていませんが、この長文の前に文法ドリルを2ページします。(市販のもの)
そして、ラストの長文チャレンジ。
時間に余裕があったら、分詞構文と接続詞のある文章の作文に数を決めたりもします。
私が実際に中3に使う作文は、私の「高校生日記」なのですが、個人情報が入りまくっているので、こちらのお寿司話を今回のパワポに添えます。答えももちろん、出てきます。
◆このPPTファイルについて
タイトル:分詞構文(中学生用)
媒体:PowerPoint
Noteでの販売価格 1200円
スライド数:24
アニメーション:有
準拠プリント:有(生徒用プリント2枚)
編集:可能
再配布:編集前・編集後、共に不可(著作は放棄しません)
ダウンロードはこの下からお願いします。
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