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CSS Niteのサブ司会心得 #01 心構えとか、考えていることとか

こんにちは、ウェブデザイナーの清水由規(しみずゆき)です。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

遡ること1年ちょっと前、2017年11月から「CSS Nite」というセミナーの都内版サブ司会を担当させていただくようになり、丸っと1年が経過しました。早いーっ!

最初はドキドキワクワク1:ガクガクブルブル9くらいで、毎回ヒェエエエェとなりながらやっていたのですが、1年間経験を積んで、やっと自分なりにやっていること・気をつけるようになったことがわかってきたので、これから何回かに分けてまとめていきたいと思います。

とーーってもピンポイントなテーマですが、セミナーイベントの運営や司会をする方のご参考になれば嬉しいです。
しばらくの間お付き合いくださいm(_ _)m

はじめに…CSS Niteとは?

CSS Nite(シーエスエス・ナイト)は、Web制作に関わる人のためのセミナーイベントで、2005年10月にスタートしてから今年(2019年)で14年目に入った歴史の長いセミナーイベントです。代表は株式会社スイッチの鷹野雅弘さんが務めています。

イベント規模は、私が司会を担当している「LP版」と呼ばれる都内のイベントでは1回に300名〜400名が参加します。

詳しくは:CSS Nite

サブ司会の役割

通常、セミナーイベント司会の役割は「イベントが時間通りに、円滑に進行するようにすること/気持ちよく受講していただくこと」ですが、そこからさらに「CSS Niteのサブ司会の役割」と突っ込んで考えてみると、以下の3つに集約されるのではないかと私は考えています。

(1)タイトルコール
(2)メイン司会(鷹野さん)のサポート
(3)参加者の代弁

(1)タイトルコール
参加者の方が「あ、女性がしゃべっているな」と気がつかれる一番の部分がタイトルコールの部分ではないかと思います。
出演者の会社名、お名前、セッションタイトルを読み上げるだけなのですが、それぞれのセッションの区切りとなり、「これから始まるよ!」という緊張感を演出する部分です。

(2)メイン司会(鷹野さん)のサポート
セミナー自体は前述の通り10年以上に渡り鷹野さんが作り上げてきたものなので、勉強会としての完成度はかなり高いものです。(数年前までのイチ受講者だった私も「行けば新しい情報が仕入れられるし、モチベーションが上がる」と思える勉強会でした。)

それを鷹野さんが司会も含めてハンドリングをしてくださるのですが、ゆえに鷹野さんのタスクは多岐に渡ります。事前の企画から登壇者のアサイン、セッションの内容や流れ、スライドの表現チェック、などなど。大きな流れから細かな誤字脱字まで、たくさんのことを把握しなければなりません。

イベントを支えるスタッフの皆様も「スーパースタッフ」と言って過言ではないほど、洗練された手際で準備などを進めてくれていますが、その中でどうしてもこぼれ落ちてしまう部分、特に当日の進行部分で、鷹野さんやスタッフを、そして300名を超える参加者のみなさんをなるべくサポートしていく!という気持ちで取り組んでいます。

(とはいえ、まだまだ「こんなアナウンスが欲しかった」というのもあるので、経験値を貯めていきたいと思っているところです…orz)

(3)参加者の代表である
CSS Niteはウェブ系セミナーとは言いながら各回でテーマが違ったりするので、参加者のレベルも様々、勉強会歴・CSS Nite歴も初めての人から何年と通ってくださっている方まで様々です。
そのため私自身も「初心に返る」ではないですが、自分自身も「イチ参加者である」ということは忘れないようにしています。

規模が大きいため、会場からの質疑に応える時間が取れないことが多い中、会場を代表して質問ができるとてもラッキーな立場にいます。イチウェブデザイナーの立場から聞きたいことを質問を出してみる、ということを心がけています。(実際は自分の不得手な分野ではうまく思いつけないことも多いのですが。質問力みがきたい…)

またもう一つ、「良い聞き手であること」も心がけています。
私も地元の勉強会(数人規模)で前に立つ経験したことがあるのですが、相槌も何もなく、ボーーーーっと&シーーーーンと聞かれている時は、「あれ?楽しくないかな?役に立ってないかな?」と、どんどん不安になっていきます。
そんな中で「聴いてますよ!」というリアクションがあると、とても心強い気持ちになれるのです。

わざと大げさなリアクションをとりましょう、というわけではなく、なるほどな!と思ったら相槌をうつ、キーワードをメモをする、といった姿勢が、登壇者の方の後押しになるのではないかと思うのです。
(そして自分も見返せるので、一石二鳥です)

というわけで。

次回からは実際の進行タイムラインに沿って、実際のタスクと気をつけていることを書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

(写真:イイダマサユキ)

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