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1月16日

取らぬ狸の皮算用

昨年末からことごとく期待を裏切られることばかりが続いている。予定をしていた仕事、正月の親戚の集まりなどが中止となった。また、予定の変更もある。工期が遅れることや、連絡の不備から仕事着手の承諾が得られないことなどである。

今日も朝から仕事の変更を強いられる連絡があった。外注していた協力会社が、今月中に完成させなければならない仕事を来月と勘違いしたため、外注を断られる事態が生じた。仕方がないので、段取りを組み直したところ、夜になって、今月中に完成させるから再受注させて欲しいという連絡がある。
イライラがつのるが、我慢してまた段取りを組み直す。なんという一日なのだろう。

職場では、こういうことが頻繁に起こるのは、今年が辰年ではないかという噂がある。なんでも「龍が暴れて荒れる」からだそう。根拠は不明だが、兄が言っていた。立て続けに嫌なできごとが続くと、それらしい原因を信じてしまう。心理学ではバーナム効果とか言うのだろうけど、なんでだろうと、モヤモヤした気持ちは少しは晴れる。迷信や占いを信じたくなる気持ちも分からなくはないと感じた。

実際に世間でも、大地震や大事故、政治や芸能でも不祥事が立て続けに起こって、今までの現状が大きく変わりつつある。いずれにしても、今までのように何でも予定通り行くはずが無いと思った方がよさそうだ。ということで、今年は「取らぬ狸の皮算用」を格言にして、何でもあてにしないことを心掛けよう。

そういえば、最後にもう一つ格言を思い出した。それは、車屋さんの歌詞だ「あてにならない、お人は馬鹿よ。あてにする人、もっと馬鹿」
馬鹿にならないことにも気を付けよう。


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