さんふらわあくれない初日

別府⇆大阪航路に25年ぶりに新規就航したさんふらわあくれないは2023年1月13日、たくさんの方の見送りを受け、これから幾年続くとも知れぬ旅路へ漕ぎ出した。
幸運なことにキャンセル待ちで初日の乗船の権利をゲットできたのでありのままに記録したい。

その日はいつもとは違う場所で仕事があり、(合法的に少し早く帰れるので)そこから直接さんふらわあターミナルへ。

さんふらわあフェスティバルなるイベントを開催していたけれどゆるキャラたちは撤収した後だったので、乗船手続きを済ませる。
窓口では記念のポストカードがもらえた。

乗船は始まっていたけど、タダで何かもらえる系には弱いのでとりあえずさんふらわあフェスティバルのくじ引きに興じる。臼杵に行く予定があったので臼杵関係のリーフレットを幾枚か貰う。(そして行く前から荷物が増える)(なお興奮しすぎて読む暇がなかったのでただ往復しただけである)

大阪から乗る時はターミナルから乗船口までの連絡通路が長い。結構早歩きのつもりのワテでも3分かかる。

乗船口につくと、どこまでも続くような感じすらする広々としたプロムナード!
ここは船で言うと6階。お風呂は7階にある。

吹き抜けのには竹細工の柄が印刷されたガラスが使われ、一部は木で作られた竹細工ふうの透かし飾りも。じゅうたんにも竹細工を模した柄が描かれ、別府感マシマシ!

別府の街並みのアートにもモザイク調に竹細工柄と、県の花である豊後梅が使われている。

海地獄、血の池地獄の写真にも竹細工がコラージュされている。

キッズコーナーの上は豊後水道の魚たちが描かれている。
子どもは広々としたところより、こういう小部屋感のある天井が低くて狭いところが好きなので階段下に設けたのはすごくいいと思う。

7階には大浴場があり、24時間使用可能なシャワーがあるのも嬉しい。
特に女性はお風呂に入れないシーズンインザウーマンがあるので助かる人多いと思う。
お風呂は3つに分かれていて、ジャグジーが出るところもあった。
流し場が今まで仕切りがなかったけど、くれないでは仕切りがついて分かれたのも嬉しい。
シャンプー、リンス、ボディーソープがあった。(顔面に使う系のものはなかった)

8階にはスイートルームの人専用のサロンが。アイス食べ放題とのことなのでいつか泊まってみたい…

乗ってすぐ、荷物を置いてレストランへ。
あいぼりこばるとより500円も高いから元を取らないと!とアホみたいにとってしまったので出港までに急いで食べる。


19:55、大阪港を出港。
スタッフの方がサイリウムを配ってくれて、見送りの陸上の人がサイリウムだったり、携帯のライトだったりを振り合う光景は感動的だった。
(サイリウムのカゴを持ったままプロムナードの階段で転んで頭を打ったスタッフの方が大丈夫だったのかがめちゃくちゃ気になっている)

出航してしばらくするとロビーでバイオリンとギターの演奏が始まった。
その後、プロジェクションマッピングのショーもあったが風呂上がってすぐだったので見られず…


乗ってみた感想は「とにかく静か!!」
今まで下段しか使ったことがないからかもしれないけれど、静かすぎる。そして全然揺れない!
あいぼりはもうちょっとモーター音がうるさかった気がする。
これは来週こばるとに乗ったらうるさくて寝れんかも…(来週も大分行くんですか⁇笑)

ただ、あいぼりと比べて椅子の高さが低くなり、机もないのでPC作業をしたり、ご飯を広げて食べるスペースがないのはちょっとな……

あと、あいぼりはデッキにベンチがあったけどそれもなくて、夜風に当たって星も見上げてぼーっとしたい派としては残念。

部屋の出入りに乗船券のQRコードが必要で、携帯に保存しておけばよかったのに気付かずに記念の初日の乗船券をなくしたのは悲しかった…

あいにく雨だったので日の出は見られず、7:37ごろ、別府国際観光港に着岸。
たくさんの見物客が橋の上から、また駐車スペースから、手を振って迎えてくれた。
その後ボーディングブリッジを設置するまでに30分もかかった…

別府着に際してテレビの取材でも来てないかなぁ〜と思ってたらテレビカメラは来ておらず、まさかのべっぴょんがお出迎え!!
べっぴょん大ファンのワイ、号泣(笑)

なぜそんなに驚いているのかというと、べっぴょんはこの日もさんふらわあフェスティバルに来ているということで別府に不在だと思っていたからである。
さんふらわあフェスティバル開催を知るまでは、べっぴょんお出迎えしてくれないかなぁ〜とか、別府観光港でイベントやらないかなぁ、べっぴょん来ないかなぁとは思っていたので正直「なんで別府やなくてあんたが大阪やねん…」と残念に思っていた笑

それでも帰ってきたら南港で会える!と思い、いかつい割に容量の少ないリュックにべっぴょんのぬいキーホルダーをつけ、そこそこ大きいぬいぐるみを詰め、べっぴょんカラーのピンクの一張羅を着て行ったのだ。
べっぴょんぬいを慌てて出し、泣きながら「べっぴょん…!」と呼びかけたらべっぴょんのアテンドのお姉さんが「あ!べっぴょん!べっぴょんのぬいぐるみ持ってきてくれてるよ!!」と呼びかけてくれ、べっぴょんも大興奮してくれてまた号泣笑
べっぴょんから竹細工の鈴根付けを貰い号泣 笑
テンションマックスでうさぎのように飛び跳ね、投げキッスにハグまでしてくれて永遠に号泣…(ライブキャラとの触れ合いは3年以上ぶりなので余計…)

8:18発のバスに乗ろうと思っていたけど迷わず諦めてべっぴょんの一挙一動に注力してファンサを貰ってはぎゃあ〜しぬぅ〜と悶え、船旅は終わった。

べっぴょんに関してが長くなりすぎてしまった笑

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