簡易水冷クーラーも壊れるんだよ

(この記事は 2021年5月 頃の情報です)

うちの PC はもう5年以上前から CPU の冷却に簡易水冷を使ってる。
空冷がいいか水冷がいいかは諸説あるけど、CPU 周辺の空間に余裕ができるのと、重さで M/B に負荷をかけないのが気に入ってる。

ところが、設置して数年経つと壊れてくるんだよね。
なんか気付くと冷えが悪くなってる。
空冷ならファンくらいしか壊れる要素無い(グリス劣化はあるけど)ので壊れてることが分かりやすいけど、簡易水冷は割とわかりにくい。

今の水冷に換えたのは2年半前くらい。
その時は普通に使ってるだけで PC が突然落ちるようになって、調べたら起動するだけで CPU が触れないくらいになってた。

で、今回。
起動するだけなら 60度くらいなので平気なんだけど、負荷かけると 100度になってしまう
PowerLimit かけてなんとか抑えたけど、それでも 90度超える。

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外してみたけど、ホースが結構傷んでる。
冷却液も相当劣化してることが想定される感じ。

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ちなみに使ってたのは RAIDMAX COBRA RGB 120

簡易水冷使ってて、少し調子悪くなってきたとかあったら温度と見た目を調べてみた方がいいと思う。

そんなわけで、新しいものに交換。
サブ PC なので安いやつの中で評判が極端に悪くないものを選んでみた。
ANTEC KUHLER H2O K240 RGB
スペースに余裕あるので 240mm のやつに挑戦。

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マニュアルは英語と中国語。
ヘッドから伸びてるケーブルが電源とみせかけて RGB だったり、ポンプの電源が SATA だったりと色々と斬新。
ポンプユニットの PWM 無しかよ的な。
まぁ、普通に組んだら普通に動いたのでよし。

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負荷かけて 65度 ٩(ˊᗜˋ*)و
これなら PL 制限外しても平気かなぁ。
サブ機だからそんなに性能追及はしないけど。

ちなみに、ポンプユニットの耐久性は 50000時間(室温 25度)= 5年弱って書いてあるけど、実稼働環境考えるとこれも実際には 2-3年なんだろうな。

というわけで、簡易水冷は 2年超えたらちゃんとチェックをしましょう。

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