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インドでsimカードを買って1ヶ月使ってみた件(2023年12月・実録)※付録:28日後にリチャージもしてみた件

・はじめに

これは,昨年(2023年)12月にチェンナイから南インドのタミル,ケララを1か月ほどかけて周遊しました。このnoteは、その際に現地でsimをどうやって入手したのかの実録です。
かつて、同様のブログを別サイトに掲載しました↓

5年前のブログの時とは,ローカルsim入手の事情が大きく変わってしまいました。帰国して半年近く経ってしまいましたが、インドの事情の移り変わりの早さに大きく引き離されないうちに今回も「how to 」ではなく、実録でお伝えしたいと思います。

・なぜインドのローカルsim購入にこだわったのか

理由は主に2点:

①日本で入手可能なsimには、旅行期間(1ヶ月)に見合った手頃な価格のものが見当たらなかった

フィジカルsimは有効期限が短い。アフィリエイトなブロガーたち推しのesimであるa*raloは、私からすればひたすら高い…その上,a*raloはモロッコで利用した時,電波がしょっちゅう切れて使い物にならなかったという苦い経験が災いして買う気になれず。そして何より

②ローカルsimのスーパーハイコスパぶりをよく知っている

じゃん!↓

※299ルピー=約564円(2024年5月末時点)


28日間、毎日1.5GBまでデータが使えて500円ちょっと。安ぅううい♡欲しぃいい♡(保科有里さん風)

・出発前の下調べ

過去2、3年辺りのインドのsimカード購入に関する記事をGoogleりました。多少は英語の記事もあたりました。そこから浮かび上がってきた事情は、simカード購入の際にインドローカルの電話番号が必要そうだ、と言うこと。そこでどんな対処法があるかというと

①現地のローカルナンバーを持つ知人に協力を頼む
仕事でインドを訪れた方やパートナーがインド人の方なんかこれでいけますよね。
②その辺にいるローカルナンバーを持つインド人に頼む
人選力が問われそうな…
③自分が宿泊している宿のスタッフに頼む
アメリカ人かイギリス人のブログより。ムンバイ等で購入代行している宿があったりするそうです。
(私が泊まった宿にはそんなサービスなかった)
④出発前に日本のAmazon等で売っているインド国内対応のフィジカルsimを買う or  a*ralo等のesimを買う
先に書いた通り、私にとってはコスパはかなり悪く感じました。
⑤とりあえず現地通信会社のリテーラーに飛び込む
スタッフによっては柔軟に対応してくれる場合もあるとかないとか…

・ロコが答えてくれるというサイト でも質問してみた


そして

丁寧にお答えいただきましたが、インドのsim持った現地の知り合いなんかいないから困って質問したこちらの状況はご理解いただけなかったようです。
仕方なく、以前のインド旅行でお世話になった宿の女将さん(日本人の方。現在は宿を閉められ、ガイドとしてご活躍)にSNSを通じて、アドバイスを請いました。プロの方から情報タダ取りするのは大変気が引けましたが…すると、「ローカルナンバー無しで買えると思うけど、ダメな時は連絡ください」との心強い返事をいただきました。ありがとうございます!では彼女と連絡が取れる最低限の環境を整えておかねば…

・実際にどうしたかというと

ローカルsimゲットを目指し、それまでの繋ぎとしてコイツを予め日本にいるうちに購入↓

チェンナイ空港を出る前にコイツをスマホに挿入。まもなく電波が繋がりました。

因みに、インドのフリーWi-Fi事情ですが、利用するにあたってローカル電話番号を要求される事が多々あります。空港のような公共の場所でもそれはあり得ます。ですので,何らかネットに繋がる環境が到着後早めにあった方が便利です。
※宿のWi-Fiはローカルナンバーは要求してきません。電波の弱さは置いといて

チェンナイには夜分遅くに到着したので、翌朝リテーラー探しにに出かけました。前々日にサイクロンが上陸して道路が冠水したらしく、泥なのか牛のう◯こなのか判別しにくいものやゴミが路上を覆っていたり、巨大な水たまりがあちこちにできていたり、非常に歩きづらい状況の中、そもそも店開いてるのかな?と思いながら向かいました。まずは宿から一番近いairtelへ。

水浸しなチェンナイ。虚弱日本人はこの水溜りに足を突っ込まない方法で歩きましょう


「プリペイドsim欲しいんですけど」と私。「ローカルの電話番号持ってます?」とスタッフ。「ありません」私。「では売れません」スタッフ
…気を取り直して近くのVodafoneへ。こちらも同様のやり取りで買えずに終了!ダメ元でもう1軒、さっきとは別のairtelへ。そして同様のやり取りを始めました。
「ローカルの番号は?」とスタッフのお姉さん。「ないです」と私。「そう…じゃあとりあえずパスポートとビザを用意してください」と彼女。お?売ってくれるの?やったああああ!!!大当たりのお姉さんに遭遇できました(^◇^)ローカル番号はお姉さんのものか,それ用があるのかよく分かりませんが、とにかく対応してくれたことに感謝感謝です♫

手続きは1時間ぐらいで済み,電波もまもなく繋がりました。所要時間は2人分で合わせて1時間ほど。前回は申請に記入事項のやたら多い紙のフォーム+現物の証明写真が必要だったし、おまけに開通に1日半もかかったのに,5年でえらく手続きが効率化したようです。
更に嬉しいのは、simカードの有効期限をビザの期限に合わせて設定してくれたこと。実はインドへは数年以内に再訪予定なので、今回は5年ビザを取得していました。なので,次回インドへきた時はこのsimにリチャージするだけで済みそうです^_^

買えたairtelと買えなかったairtel




無事ゲット!

・付録:28日後にリチャージもしてみた件

とのタイトルですが、正確には27日後です。
インド滞在は1ヶ月、simカードの有効期限は28日なので少し足りない。そこで,期限が切れる前日に
アレッピーのairtelでリチャージしてもらいました。

↑リチャージしてもらった店舗。規模は小さかったです

「リチャージお願いしまーす」とスタッフにsimカードを渡すだけ。ものの5分もかかりませんでした。お値段は残念ながら失念してしまいましたが、新規購入時よりは安かったはずです。因みにインド滞在はあと数日だったものの、データ量はガッツリ28日分のリチャージ。

最後に

このnoteを参考にして皆さんもインドのsimゲットしてね♡…と気楽には申せないのが残念です。まあ,長期滞在予定であれば試してみる価値があるのでは…飽くまで個人の感想ですが。

最後までお読みいただき,ありがとうございました╰(*´︶`*)╯

向かって右の役者(実は白鳥を演じている)は、なぜかひょうきん族を思い出させるキャラだった(コチで見たカタカリより)


クリスマスイブのカーニャクマリの教会
「ムトゥ踊るマハラジャ」のラジニカーント。政治ポスターのようです。向かって右が若い頃、左が現在の彼




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