見出し画像

【最短80点資産形成-投資編】家庭にとっての80点投資シミュレーション

こんにちは、よぴです。

「子供が生まれてからの最短80点資産形成」というテーマで執筆しています。

大きくは、以下のような章立てにしており、今回も第2章のお話をします。
 はじめに:子供が生まれてからの最短80点資産形成
 第0章:フル活用したい楽天経済圏
 第1章:スリムな家計づくり
 第2章:迷わない投資
 第3章:幸せを左右するお金の使い道
 第4章:万人に必要な守備力
 第5章:攻撃力を上げて資産形成攻略
 おわりに:子供にとっては親が8割

前回の記事では、80点投資の詳細についてお話したので、今回はその投資をするといくら貯まるのか?をシミュレーションしてみたいと思います。

前回の記事はコチラ↓です。

非課税制度の枠を確認する

それぞれの制度の非課税枠は以下のようになっています。

・つみたてNisa:40万円/年(非課税期間は20年間)
 ⇒月々33,333円

・ジュニアNisa:80万円/年(非課税期間は子供が成人するまで)
 ⇒月々66,666円
 ※2023年末に廃止されます

iDeCo:14.4~81.6万円/年(非課税期間は自身が60歳になるまで)
 ⇒月々12,000円~68,000円
 ※会社によって額が異なります
 ※受給時に課税されます

それぞれの細かい特徴については個別に執筆していきます。

今回は両親と子供1人の前提で2021年1月から毎月積み立てて、年利4%で運用できた場合をざっくり見ていきたいと思います。
(iDeCoは14.4万円/年で計算することにします)

また楽天証券のサイトでシミュレーションしています。

15年後:+774万円

15年後までに投資した額はこうなります。

・つみたてNisa:40万円×2人×15年=1,200万円
・ジュニアNisa:80万円×3年=240万円(2023年に廃止されるため)
・iDeCo:14.4万円×2人×15年=432万円

合計1,872万円です。結構な額になりますね。

年利4%だとこうなります(左の額が投資額、右の額がリターン額)。

・つみたてNisa:1,200万円 ⇒ 1,640万円(+440万円)
・ジュニアNisa:240万円 ⇒ 416万円(+176万円)
・iDeCo:432万円 ⇒ 590万円(+158万円)

合計2,646万円となり、投資額に対して774万円増えたことになります。

複利の力すごいですね。

ジュニアNisaは最初に用意した額が大きいのでその分増えるペースも大きくなっています。

iDeCoは引き出せませんので老後のお金確定ですが、つみたてNisa、ジュニアNisaだけで学費の足しとしては十分ですよね。
(子供の進路にもよりますが)

20年後:+1,415万円

同じ条件でつみたてNisaの非課税期間が終了する20年後を見てみます。

この場合、投資した額はこうなります。

・つみたてNisa:40万円×2人×20年=1,600万円
・ジュニアNisa:80万円×3年=240万円(2023年に廃止されるため)
・iDeCo:14.4万円×2人×20年=576万円

合計2,416万円です。

年利4%だとこうなります(左の額が投資額、右の額がリターン額)。

・つみたてNisa:1,600万円 ⇒ 2,445万円(+845万円)
・ジュニアNisa:240万円 ⇒ 506万円(+266万円)
・iDeCo:576万円 ⇒ 880万円(+304万円)

合計3,831万円となり、投資額に対して1,415万円増えたことになります。

複利の力すごいですね(2回目)。

まとめ:非課税枠だけでも十分な資産形成が見込める

今回は年利4%前提で投資のシミュレーションをしてみました。

実際には学費のために引き出す必要が出てくることも考えられるのでここまでは上手くいかないんでしょうが、それでもかなりまとまったお金になることがわかりますね。

素晴らしいのはこれらが全て非課税ということ。

非課税枠を使わない場合は、これらの利益に対して20.315%が課税されます。

20年後だと単純計算で約280万の節税となるわけですね。素晴らしい。

ちなみに年利4%は長期で見ると現実的な数字だと思います。年ごとの凸凹はあると思いますが。

ということで、80点投資、検討してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?