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【最短80点資産形成-生活防衛資金編】投資を始める前にすべきこと

こんにちは、よぴです。

「子供が生まれてからの最短80点資産形成」というテーマで執筆しています。

大きくは、以下のような章立てにしており、今回も第2章のお話をします。
 はじめに:子供が生まれてからの最短80点資産形成
 第0章:フル活用したい楽天経済圏
 第1章:スリムな家計づくり
 第2章:迷わない投資
 第3章:幸せを左右するお金の使い道
 第4章:万人に必要な守備力
 第5章:攻撃力を上げて資産形成攻略
 おわりに:子供にとっては親が8割

前回までで、投資の80点解をお話してきて、「よし、投資始めます」となった人もいるかもしれません。

しかし、焦ってはいけません。

実は投資を始める前に必ずすべきことがあります。今回はそちらについてお話します。

まずは生活防衛資金を確保する

近々に使う可能性があるお金のことを「生活防衛資金」と呼びます。

使う「予定」ではなく、「可能性」です。

使う予定はなくとも、生活費の半年分ぐらいはいつでも引き出せる銀行口座に入れておいた方が良いです。

生活費20万円だったら120万円ぐらいは確保しておきましょう。

万が一の備え

人生は何があるかわかりませんよね。

急に事故に巻き込まれたり、病気で働けなくなったり、リストラされたり、葬儀代が必要になったり・・・

生活防衛資金は、こういった万一に備えたお金です。

生活防衛資金を確保せずに投資にオールインしていると、万一があった際には引き出す必要が出てきます。

ボクがおススメしている投資信託は注文から約定までに数日かかるので、例えば今日多額の治療費を用意しないといけなくなった際には払えないことになります。

借金は利子がつくので可能な限り避けたいですよね。

多少の猶予が合って引き出しが間に合ったとしても、例えばそのタイミングで元本割れしていたりすると損が確定してしまいます。

投資スタイルにも影響する

手元にお金を置いておくことで、精神安定剤にもなります。

今年の3月、コロナショックによって、ボクが持っていたファンドは1月の時と比較すると▲30%ぐらいになっていました。

こんなとき、手元にも資金がないとそれこそ売ってしまいそうになります。

これは経験してみないとわからないと思いますが、投資の世界では値が暴落することによりパニックを起こして慌てて売ってしまうことを「狼狽売り」と言います。

手元に半年分ぐらいの資金があれば、このような状況でも他人事のように楽観視・・・まではいかなくてもどっしり構えることができます。

結局手元に資金があった方が投資でも損しにくいんですね。

まとめ:半年分の生活費を確保してから投資に踏み出そう

投資をするにもまずは貯金、ということでした。

これだけ投資の話をしてきておいてお預けのような形になりますが、次のコロナショックのような暴落を迎えた時に損しないためにも必ず確保するようにしてください。

つみたてNisaやiDeCoの開設手続きにも時間がかかるので、並行して進める分には良いと思います。
※iDeCoは開設してしまうと自動的に引き落としが発生するので注意してください

どうしてもはやる気持ちを抑えられない場合は、非課税枠を目いっぱい使うのではなく、少額で始めてみると良いのではないかと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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