【最短80点資産形成-投資編】資金拘束されないつみたてNISA
こんにちは、よぴです。
「子供が生まれてからの最短80点資産形成」というテーマで執筆しています。
大きくは、以下のような章立てにしており、今回も第2章のお話をします。
はじめに:子供が生まれてからの最短80点資産形成
第0章:フル活用したい楽天経済圏
第1章:スリムな家計づくり
第2章:迷わない投資
第3章:幸せを左右するお金の使い道
第4章:万人に必要な守備力
第5章:攻撃力を上げて資産形成攻略
おわりに:子供にとっては親が8割
前回は投資の前に生活防衛資金を確保しましょう、というお話をしました。
生活防衛資金が貯まりました!という人はおめでとうございます。投資の世界に足を踏み入れることになると思います。
今回はボクがおススメしている3つの非課税制度のうち、つみたてNISAについて詳細にお話をしていきます。
もし3つ全部始めるのが難しい家庭は、つみたてNISAを優先するのが良いと思います。
3つの中では唯一資金拘束がなく(いつでも引き出せる)、長期で積み立てた場合の複利も活かすことができるからです。
つみたてNISA概要
今更ですが、NISAとは「Nippon Individual Savings Account」の略でニーサと呼び、日本語では「小規模投資非課税制度」と言います。
NISAは大きく3つの制度に分かれています。
・(一般)NISA:非課税枠120万円/年、非課税期間は5年
・つみたてNISA:非課税枠40万円/年、非課税期間は20年
・ジュニアNISA:非課税枠80万円/年、非課税期間は子供が成人するまで
ややこしいのが、この3つ全体のことをNISAと呼び、そのうちの一つもNISAと呼びます。区別するために、一般NISAとも呼ばれることがあります。
成人は一般NISA、つみたてNISAのいずれか1つを開設することができ、ボクがおススメしているのはつみたてNISAの方です。
ちなみにボクは当時何も知らず一般NISAの方で開設してしまいました。
一般NISA→つみたてNISAへの変更は可能ですが、面倒なので開設する際には注意してください。ただし変更しても口座は一般NISAとつみたてNISAで別々のまま残ります。
楽天証券のつみたてNISAで買う銘柄はこれ
つみたてNISAをするためには証券口座を持つ必要がありますが、楽天経済圏をフル活用するために、楽天証券をおススメしています。特につみたてNISAは楽天カードから引き落とすと1%のポイントがつきます。
お話してきた通り、ボクは全世界株式のインデックスファンドをおススメしており、楽天証券だと「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が良いと思います。
信託報酬含む運用費用は驚異の0.1144%です。
ファンドによっては1%ぐらいのものもあるので、非常に低いことがわかりますよね。
ただ、似たようなファンドもいろいろあって、それぞれのファンド名称と信託報酬含む運用費用は、
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド:0.212%
・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本):0.1144%
・SBI・全世界株式インデックス・ファンド:0.1102%
となっています。
それぞれのファンドの成績も似たようなもので、0.x%の世界なので正直上記であればどれでも良いと思います。最終的には好みですね。
ボクは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を買っています。
実際につみたてNISAをするまでの手続き
細かく説明しませんが、大きくは以下の2つです。
1.楽天証券口座の開設
2.つみたてNISA口座の開設(1は楽天証券アカウントの開設と思った方がしっくりくるかもしれません)
また、必要なものとして本人確認書類とマイナンバーが必要になります。(マイナンバーがないと取引ができません)
最短だと2週間ぐらいでつみたてNISAの設定に入れますが、なんだかんだ1ヵ月ぐらいはかかると思っておいた方が良いかと思います。
年の途中でつみたてNISAを始めた場合
年に40万円の非課税枠があるつみたてNISAですが、毎月定額積み立てるとすると33,333円となります。
しかし、もし年の途中でつみたてNISAを始めた場合は、33,333円を上回った積み立て設定をすることも可能です。
40万円の枠を残しておいて、年の後半でまとめて投資する、ということもできます。(積み立てと呼ぶかどうかは別にして)
一方で、40万円の枠を年の途中で使いきることはできません。あくまでその時点で残っている月数を考慮した上限額となります。
【例】
8月時点で枠が40万円残っていたら、8~12月にそれぞれ8万円(5ヵ月分)の積み立て設定が上限です。
9月になると9~12月にそれぞれ10万円(4か月分)の積み立て設定が上限となります。
まとめ:つみたてNISAで「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を積み立てよう
ということで、今回はつみたてNISAのお話でした。
楽天証券は楽天カードでつみたて設定すると、月50,000円分まではポイントが付くので少しお得です。(500円分のポイントバック)
次回はこの流れでジュニアNISAのお話をしようかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?