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【最短80点資産形成-守り編】お金をこぼさない
こんにちは、よぴです。
「子供が生まれてからの最短80点資産形成」というテーマで執筆しています。
大きくは、以下のような章立てにしており、今回も第4章です。
はじめに:子供が生まれてからの最短80点資産形成
第0章:フル活用したい楽天経済圏
第1章:スリムな家計づくり
第2章:迷わない投資
第3章:家庭を豊かにするお金の使い道
第4章:万人に必要な守備力
第5章:攻撃力を上げて資産形成攻略
おわりに:子供にとっては親が8割
前回は人生に仕掛けられている様々な罠のうち、詐欺やぼったくりなど、外部要因によってお金を失うパターンをまとめてお話しました。
今回は、内部要因(つまり自分)によってお金をこぼしてしまっているパターンをまとめてみます。
一回の額としては大きくありませんが、支払の回数が多く、チリツモで膨れ上がっていくようなものです。
お金をこぼさないようにしていきましょう。
金利
第2章で、あのアインシュタインが「複利は人間の最大の発明である」、と言っているという話をしました。
お金を増やす側にとっては、複利を味方につけたいところですが、お金を借りる側に回ってしまうと複利を敵に回すことになってしまいます。
家のローンや奨学金は低金利ですが、元の額が大きいのでそれでもかなり高額になります。
ローンを組むなら可能な限り頭金を用意する、奨学金は少額に留めるようにしたいですね。
絶対にやってはいけないのはリボ払いです。可愛い名前してますが地獄の門番です。
返済額が小さく済むようになっている反面、利息が減らない、という悪魔の発明なので、リボは生涯やらない、やってしまっている人は真っ先に返済をするようにしましょう。
消費者金融もダメですよ。リボ払いに比べると可愛い金利ですが、そもそも借金がNGです。借金しないと生きていけない人は家計改善しましょう。
手数料
自分だけだとできない、または大変なことを、誰かにやってもらってその手数料を払う、ということ自体は良いと思います。
ただ、価格競争が働いて、手数料がピンキリなものもあるので、不要な手数料は払わないような意識は必要です。
・保険:手数料としては見えませんが、実質手数料が高い商品が多いです。
・投資信託:手数料が高い=成績が良いという訳ではないので、手数料が安くて成績が良いファンドを選びましょう。
・賃貸不動産契約時の仲介手数料:無料の業者もあります。交渉必須です。
・銀行の手数料:引き出し、振り込み、入金等にかかる手数料はなるべくかからないようにやりくりしましょう。
保険、投資信託は合法詐欺と化しているものもあるので注意してください。
また、保険と仲介手数料については別途お話します。
投信のおススメファンドは別途記事を執筆しています。
宝くじ
年末ジャンボの時期ですね。
最近宝くじ売り場の前を通ったときに、長蛇の列ができていて衝撃を受けました。
宝くじに夢を見ている人が多すぎます。
宝くじはギャンブルの一種です。それはまあ良いのですが、問題なのはその還元率です。
どんなギャンブルでも、お店を通すと運営費や広告費、人件費が必要になるため、掛金の一部を胴元に徴収されます。
この徴収率がギャンブル業界で最も高く、53.2%です(宝くじ公式サイトで公表されています)。
1億円宝くじを売ったら、5,320万円は運営費等、残りの4,680万円を当選金として購入者に還元する、ということです。
半分以上が胴元にいくという仕組みは、非常に期待値の低いギャンブルです。ちなみにカジノで行うバカラというゲームは、徴収率が約1.5%で最も勝ちやすいギャンブルと言われています(日本では違法です)。
宝くじの場合は、胴元の取り分から地方自治体に分配され、公共事業等に使われることになっているのでこの仕組みは健全だと思いますが、お金の面で見ると割に合いません。
ボクたちは夢を買うのではなく全世界株式のインデックスファンドを買いましょう。
不要な浪費
過去に、必要な浪費もありますよ、というお話をしました。
反面、不要な浪費はとことん削減していきましょう。
大きなところだと、
・日常的な外食
・飲み
・コンビニでの買い物
・タバコ
・惰性で入っているサブスク
・ソーシャルゲームへの課金
このあたりですかね。
ボクの場合は飲み代が圧倒的に高かったです。週8で飲みに行っていた時期もありました。
今はコロナのシーズンなので、飲みに行く機会も減りましたよね。
親しい友人とたまに飲みに行くのは豊かな浪費にあたるかもしれませんが、会社の行きたくない飲み会なんかは全部断った方が良いですよ。ボクは「行きたいのですが小さい子供がいるので遠慮しておきます」と言って全部断っています。
また、子供がいるにも関わらずタバコを吸っている人は今すぐ禁煙外来を予約してください。シンプルに有害です。
ポイントカード
ポイントカードがあるせいでいらないものを買ってしまうんです。
ほしいものを買うのではなく、どうしてもポイントを貯めるのが目的になってしまいます。そうするとポイントを貯めるために、もともと買う予定がなかったものを買ってしまいます。
これは企業の戦略ですし、人間の心理としてどうしようもないので、お店で渡される紙のポイントカードは受け取らないようにしましょう。
いるのは楽天ポイントだけで十分です。
まとめ:細かい出費を抑える
今回は自分起因でお金がこぼれ落ちていくパターンを紹介しました。
正直挙げるとキリがありませんが、みなさんが使っているお金は本当に必要なものなのか?
投資、消費、浪費の観点で考えてみてください。
これで第4章は終わりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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