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【最短80点資産形成-守り編】外部要因からお金を守る

こんにちは、よぴです。

「子供が生まれてからの最短80点資産形成」というテーマで執筆しています。

大きくは、以下のような章立てにしており、今回は第4章です。
 はじめに:子供が生まれてからの最短80点資産形成
 第0章:フル活用したい楽天経済圏
 第1章:スリムな家計づくり
 第2章:迷わない投資
 第3章:家庭を豊かにするお金の使い道
 第4章:万人に必要な守備力
 第5章:攻撃力を上げて資産形成攻略
 おわりに:子供にとっては親が8割

前回は人生に仕掛けられている罠を回避して、皆さんの資産を守りましょう、というお話をしました。

今回は、大金を失うパターンについてお話をしていきます。

今後、人生取返しがつかないほどの大金を失うことも考えられます。老後、教育いずれも破綻し、家庭崩壊を起こしかねないので、発生確率を0%に近づけていきましょう。

詐欺・ぼったくり

残念なことに、世の中にはせっかく貯めた資産を失ってしまう人が実際に多くいます。

自分は関係ない。

あなたもそう思いますか?

実際に詐欺の被害に遭ってしまった人は、その後このようなコメントを残します。

自分だけは関係ないと思ってた。

みなさん、謎の自信があるんです。

先ほどの質問です。
あなたは詐欺やぼったくりに遭うと思いますか?

ここで、「遭わないと思う」、や「関係ない」と答える人はフラグです。

今持っている資産だけでなく、将来の資産、つまり借金を負わされて支払わされることもあります。つまり今お金を持っていないから関係ない、と考える人でも他人事ではありません。

人生に何回かは引っかかるだろうという前提で、少しでも怪しいと思ったら疑ってみる、というぐらいでちょうど良いと思います。

ハマる人は本当に何回でもハマります。

ちなみに今ハマっていない人も、資産が増えていくとよりレベルの高い詐欺師が近寄ってきてハマるかもしれません。

第2章でせっかく投資の話をしたので、投資詐欺の具体例を見ていきましょう。

・安愚楽(あぐら)牧場事件(被害者:約73,000人、被害総額:約4,200億円)
・ジャパンライフ事件(被害者:約10,000人、被害総額:約2,100億円)
・豊田商事事件(被害者:約30,000人、被害総額:約2,000億円)

これらは投資案件で被害総額トップ3の事件です。被害者も総額もすさまじいですね。

数十万人規模の被害者がいるというのが現実です。

まあまあの人が引っかかってますね。

何故引っかかるのか?と思うかもしれませんが、投資詐欺には以下の特徴があります。
・ありえないほどおいしい条件となっていること(元本保証、利回り6%など)
・あの有名人もやっているからと謎の後押しがあること

第2章で解説している通り、投資の世界において元本保証はありません。元本保証=詐欺、またはぼったくり(スゴイ手数料がとられる)と考えてください。

詐欺系の話は詳細解説を聞くと実感が湧いて予防の効果が表れると思いますので、是非検索してみてください。

最近だと、SNSを始めた人や、副業で稼ぎたい人にTwitterなどのSNSでDMが飛んでくることがあります。だいたいその人の師匠と会話する流れになりますが、多額のお金を払わされるだけなのでスルーでOKです。

ボクの場合は下手に返信してしまうと感情が入りだすので、機械的にブロックしてます。相手も機械的にいろんな人にDMしているだけなので、レスないことにも気づかないと思います。

被災・盗難

意外に見落としがちなのが被災や盗難です。

タンス預金や、金庫にお金を入れていると、火災や津波があったときにまるまる失います。

銀行に預けるより安心、という理由だと思うのですが、一般的には銀行が潰れる可能性より火災や津波の可能性の方が大きいと考えられています。

ちなみに万一銀行が潰れた場合でも、預金保険制度という銀行側が入る保険によって1人当たり「元本1,000万円までと破綻日までの利息等」が保証されます。つまり返ってくるということです。

1,000万円以上の預金については、複数の銀行に預ければ良いだけなので、手元に多額の現金を置かないようにしましょう。

ちなみに今話題の仮想通貨ですが、仮想通貨用の口座(コインチェックなど)に入れていた仮想通貨は保証されません。

仮想通貨のシステムは何故か脆弱で、利用者が預けていた仮想通貨がよく盗難に遭っています。

2019/1のコインチェック事件では、盗難された時点のレートより非常に悪いレートで返金されました。よく返せたな・・・と思いましたが、これが返ってこない可能性だってあります。

ボクたちにはどうすることもできない世界ですが、仮想通貨にはこのようなリスクがあることもお伝えしておきます。

まとめ:外部要因にお金を奪われないよう意識を変えましょう

今回お話したのは、外部要因(悪い人や災害)によってお金を失うパターンでした。

詐欺・ぼったくりについては、みなさんの意識に大きく依存するので、美味しい話は疑ってかかるようにしてみてください。だいたい詐欺・ぼったくりです。

災害は防げないものの、災害によってお金を失うリスクについてはなくすことができます。

みなさんの大事な教育資金、老後資金を失わないようにしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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