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「完全」非対面配送のLOMBYなら。

はじめまして、広報担当です。「LOMBYがいる毎日」ってどんな風なのか、妄想まじえながら軽めにご紹介していきたいと思います。

去年10月の広島県北広島町での自動配送ロボットLOMBY実証実験。見学にきてくださった町民の皆さんや小学生の皆さんがLOMBYを初めて目にされた時の第一声は、「おーー!おっきい!」でした。大きいのですがまったく威圧感はありません。

働くLOMBY

今見られる自動配送ロボットの多くは目や口が可愛く配置されていることが多いようですが、LOMBYにはわかりやすい「目」らしいものはあえてつけていません。
コミカルな印象を避け『スマートさ』や『信頼感』を湛える直線のシンプルな造形です。わずかに膨らみを持たせた「生きている感じ」のする愛嬌ある箱型の体を注意深く前進させて、脇目も振らず(現時点で時速は6km以下と規定)、荷台に入っている荷物を届けるという使命を果たすため一生懸命な姿はとってもけなげです。

どっしりとした体でバランスよく、歩道を一歩一歩(一歩ずつじゃないのですが)踏みしめるように着実に力強く進んでいる、想像以上の安定感に感動しました。頼もしい♪

コミュニケーションロボットと違いLOMBYは終始無言で仕事に取り組んでいて、見れば見るほど応援したくなります。

実証実験では遠隔操作や監視のためにいつもお付きの方に見守られながらお仕事する様子がさらにかわいいのですが、海外では、このかわいさのおかげで、配送ロボットが路上で問題に直面した時みんなが助けに集まってきてくれたのだそうです。
助けたくなるの、わかります...

特にLOMBYは『人への愛着・荷物への愛着』をキーテーマにデザインされていることもあり、大切な荷物を運んでいます!というLOMBYのプロフェッショナリズムが伝わってくるようです。

ぜひ皆さんにも早くLOMBYの勇姿を見ていただきたいと思います!

LOMBY初号機

LOMBYの独自機能

LOMBYのような自動配送ロボットは、食品を運ぶフードデリバリーや宅配便の荷物配送などのラストマイル配送のために開発されていて、近い将来自動でエレベーターに載って荷物を届けに行ったりもできるようです。

自動配送ロボットが荷物配送を行うようになると夜間・早朝の配送、24時間配送なども可能になり、配達効率もアップ、結果的にラストマイル配送現場の人手不足が解消されます。さらに、感染対策としても安心な非対面配送ができたり、高齢者や交通弱者の方の生活必需品の調達ニーズにも対応できたり、再配達の削減にも効果的と、期待は膨らむばかりです。

一般の配送ロボット同様にLOMBYももちろん自律走行での荷物配送に対応しています。それに加え、LOMBYの最大の特徴は「完全非対面配送」ができること。

そのため2つの独自機能があります。

1. 積み下ろしの完全自動化(置き配が可能)

ラストマイル配送現場の大きな負担になっている再配達を削減するため推奨されている新しい荷物の受け取り方「置き配」が定着しつつあります。コロナ禍を経た今、感染対策として非対面で荷物を受け取れることもあり、宅配ボックスの代わりに置き配を利用したい、宅配ボックスよりも「置き配」を望むという声が増えています。(ライナフ社アンケート結果

LOMBYは、自動で、置き配ができます。

配達員さんと一緒に働くこれからの自動配送ロボットは、置き配対応が必須です。

LOMBY内部の特許申請済の機構によって、人の手を介さずに自動で置き配できるように設計されています。置き配指定の場合や不在時は自動で置き配をして、確実に「荷物のお届け」を完了して帰ってくることができます。

自動で置き配するLOMBY

また、LOMBYは宅配ボックスと連携して自動で荷物をLOMBYへ積み込めます。荷物を運ぶだけでなく自動積み込みと置き配で「配達」を自動化・省人化し、届けるまでのプロセス全体の効率化を目指しています。

宅配ボックスとLOMBYが連携して自動積み込みと自動荷降ろしが可能に

もちろん受取人さんの希望により、荷物を直接LOMBYの中から取り出してもらうこともできます。

2. ボックス連携による混載(合わせ買い可能)

昨年10月の北広島町での実証実験では、開発に携わってくださった皆さま、北広島町の皆様と株式会社コムスの皆さまはじめ、多くの皆さまにご協力いただいたおかげで、LOMBYが人の手を介さずに自動で専用ボックスから荷物を搬入して配送、自動でボックス内に届けることに成功しました。

宅配荷物とスーパーの商品を混載するスーパーの店員さん

この宅配ボックスはLOMBYと連動していて、ボックスに荷物を入れておくと予約した時間にLOMBYが自動で荷物を取り出して、運んでくれる仕組みです。

以下は実際に10月に実証実験で行なったフローです。

LOMBYが玄関前にそっと置くモノ

置き配できる自動配送ロボット、LOMBYがいる毎日を想像すると…

毎朝お気に入りの近所のベーカリーの焼き立てパン🥐の箱をLOMBYがドア前にそっと届けておいてくれていたらいいなぁと思います。朝はバタバタ忙しいので、ピンポンでの荷物受け取りがないと助かります。

LOMBYと宅配ボックス連携の混載(合わせ買い)の例だと...
(上記フロー図ご参照)

田舎の母の誕生日にちょっと珍しい北海道のバウムクーヘンをネット通販で注文。ボックスが置かれた配送拠点でもある実家近くのスーパーに北海道のバウムクーヘンが届くと、スーパーの店員さんが、予めそのスーパーのオンラインストアで私が合わせ買いしていたスーパー手作りのういろうをバウムクーヘンが入ったボックスに入れてくれて、LOMBYが自動で2つとも一緒に取り出して実家に届けてくれるということができます。

さらに例えば、仕事のトラブル処理で遅くなってしまったリモートワークの夜、晩ごはんのコンビニお惣菜をLOMBYにデリバリーしてもらう途中、ドラッグストアでちょうど切れてしまった花粉症の薬をついでにピックアップしてきてもらうとか。

オーガニックスーパーの野菜詰め合わせ定期便の配達の途中のLOMBYに、急に相談にやってくることになった後輩のためのスイーツをコンビニに立ち寄って持ってきてもらうなども... 

そんな自由で便利なオンデマンドな配達は配送員さんやデリバリースタッフさんにお願いするのはちょっと申し訳ないけれど、LOMBYなら(ある程度時間に余裕を見て)あまり罪悪感なくお願いできそうに思います。

配送パターンが今よりも増えるので、店舗に応じて新しいサービスも考えられそうです。

公道走行含む社会実装へ

2023年4月施行(予定)の道路交通法改正に向けて、LOMBYは今年上半期だけで異なる3種の配送実証実験を予定しています。下半期の実証実験もほぼ決まりつつあります。

宅配でもデリバリーでも、いつのまにかLOMBYがやってきてそっと玄関前に置いていってくれるから安心です📦

在宅してても不在でも、荷物いつ来る!?!Zoom中に荷物来た〜!?って気にしなくてもOK。配送員さんを苦しませることもなくて再配達ももちろんなし🌎

配送員さんは自分たちのペースで配送にフォーカスしてもらい、LOMBYと協働することでキャパは増え、増加する宅配荷物にも充分対応可能に。

そんな社会を創ることができると、LOMBYと自分たちを信じてLOMBY開発チームは日夜開発を進めております。

もし、面白い!と思ってくださった企業さま、ぜひいろんな実証実験コラボにお声がけいただけるとうれしいです。よろしくお願い申し上げます。

info@yper.co.jp まで。 お待ちしています!

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