【密入国ってマ!?】アンミカさんをスピリチュアルリーディング

0.はじめに

 ※注 占いやスピリチュアル要素はあくまで「エンタメ」として考えてください。科学的根拠があるわけではありません。

 「どん兵衛」のCMで大炎上を引き起こしたモデル・タレントの「アンミカ」さん。
 彼女について、過去放映されていた「金スマ」の再現VTRを根拠に「密入国者だったのでは?」という疑惑が囁かれています。

 

1.アンミカさんのオーラについて

 アンミカさんのオーラは「ピンク色」です。ピンク色のオーラを持つ方は愛に生きる人。
 もっとド派手なオーラが出ていてもおかしくないと思ったのですが、「大阪のオバチャン」っぽく振る舞う彼女には「愛情深さ」というのは合っている気もしますね。
 これも炎上の原因になっている「高齢のため出産を諦めた」時涙を流していたのは、演技ではなかったのかもしれませんね。愛情深いアンミカさんにとって、子を持つことはとても大事な願いであったのかもしれません。それを杉田水脈さん、あるいは日本と言う国、日本人という民族への批判に繋げるのは行き過ぎかと思いますが、愛の裏返しは憎しみです。愛情深い方だからこそ、感情が暴走してしまったのでしょう。まあただでさえ反日的な報道を行いがちなのが昨今のテレビ番組ですから元々「そう言えという脚本」であったのかもしれませんけれどね。

2.今回行ったタロットリーディングについて

 今回も「ケルト十字スプレッド」を用いてリーディングを行っています。
 今回は「アンミカさんは今後どうなるのか」ももちろん読み取りますが、「密入国は実際に行われたのか」というところもタロットリーディングの観点から読み取って行きます。

3.リーディングの結果

 写真がリーディングの結果です。過去のカードについて「補足」として一枚引いています。
 何分部屋が狭く、専用の卓を用意できないためお見苦しくはありますが、ご容赦ください。


3-1.現状

 「現状(十字の中央)」を表すカードとして出てくるこのカードが出た時は本当に驚きました。カードの図柄を見ると暗い夜、密かに船を出す様子が描かれています。アンミカさんが「密入国ではないか?」と指摘されている根拠として、「金スマ」の再現VTRが筆頭として挙げられます。その描写において、アンミカさんは家族と一緒に小舟で日本に(どの港から入国したのか、詳細は不明)入国した様子が再現されています。これが「事実」であったかはわかりません。とりわけテレビというものはしばしば事実を大きく脚色して喧伝するものであるからです。そもそも当時アンミカさんはまだ幼かったこともありますし、入国時の状況を正確に覚えていたかについては怪しい部分があります。この点については次の項目「過去」において詳しく分析していきます。
 さて、このカードに意味自体ですが、「移動」「引っ越し」「転居」などを意味する場合が多くあります。アンミカさんの場合、かなり大きな批判が集まっていますので、活動の場をテレビなどから別に移す、あるいは本業であるモデル活動を主体にするために活動の場を海外に移す、などと言ったことが考えられるでしょう。いずれにしても(少なくともほとぼりが冷めるまでは)このまま「テレビにCMに引っ張りだこ」とはいかなくなってくるでしょう。

3ー2.過去

 「過去(十字の左側)」を表すカードとして登場したのは大アルカナ「皇帝」の逆位置です。ポジティブに読み取れば良いカードですが、周辺のカードにネガティブなものが多いため、ここではネガティブな意味合いで解釈します。「皇帝」は世俗的な成功、またはその成功に向けての努力を意味しますが、これをネガティブに解釈すると、そのためには手段を選ばない、自分の信念を曲げて権威におもねり、モラルに反した強引な手段を平気でとってしまう、あるいは自分自身が横紙破りを平然と行う「暴君」になることを暗示しています。アンミカさんの場合、彼女の語る限りでは成功までにはかなり壮絶な過程があったようです。現在火種となっている「密入国」の件もそうですが、自分を大きく見せるために「話を盛る」悪癖があるように感じられます。
 そのことは捕捉として引いたもう一枚のタロットカード大アルカナの「愚者」も暗示しています。彼女が表向き語っている過去の遍歴は確かにドラマティックなものですが、それは裏を返すとどうにも非現実的なことでもあります。そして「愚者」のカードの図柄が示すこととして、「崖っぷちに踊るようにして立っている危険な状況」を示しています。通常「愚者」のカードが登場した場合、本能でその危うさに気付いています。しかし、この「愚者」は傲慢な逆位置の「皇帝」の捕捉として登場します。アンミカさんは自身の言動によって「危ない橋を渡って来た」ことに気が付いていないのです。
 そして極め付けがさらに捕捉として出したオラクルカードです。「THE COUREAGEOUS PEONY, Multifaceted, unique nature, Let yourself be seen」。Peonyとは英語で牡丹や芍薬を指します。これらに共通する花言葉は「恥じらい」です。ですがカードには「COUREAGEOUS」、「勇気がある」と示されています。自分に自信がある、と言い換えても良いのです。それからこう続きます。「あなたという花には色んな顔がある。その一つ一つが特別なのだから、あるがままの自分でいましょう」……これがカードからアンミカさんへのメッセージです。
 これらのメッセージを総括すると、そもそも「アンミカさんが公開しているのこれまでの経歴」が「どこまで本当なのか?」と疑わしくなっています。船で日本に辿り着いたというのは本当なのか? 幼少期の貧乏エピソードはどこまでが脚色でどこまでが事実なのか? wikipediaで彼女の経歴を見ると、「陸上部に所属しながら新聞配達やパン屋でアルバイトをして家計を支えていた」……とありますが、この時点で無理がないでしょうか? 部活動はそれ自体お金がかかるものですよね。しかも住吉高校は進学校とのことで、授業や試験のハードルもそれなりに厳しかったはずです。部活動と複数のバイトと学業とを並行してこなせていたか、大分怪しい部分があります。経歴や家庭環境を鑑みると、進学自体をあきらめても不思議ではない状況だったのではないでしょうか。しかもアンミカさんはかなり多くの資格をお持ちのようです。特に「あれ?」と思うのは「珠算初段」ですね。「そろばん」って大人になってから習うものでしょうか。あくまで一般論ですが、「親が習い事として通わせる」ものではないでしょうか。習い事としては他に「お習字」も通っていた可能性があります。
 つまり「五人兄弟を育てながら」「子どもを習い事に通わせる」程度の経済的余裕のある家庭であった可能性が高いと、プロフィールからは読み取ることができます。彼女の特に「金銭」周りの「苦労話」、そもそも「船で日本に渡ってきた」というエピソードからして「かなり疑わしい」と言わざるを得ません。
 彼女の発信しているエピソードは、自身を「シンデレラ」にするために「かなり盛っている」というでしょう。小舟での入国についても、この一環だったのかも知れません。彼女は密入国疑惑について「なぜそんなことを言われたのかわからない」とおっしゃっていますが、おそらく本当に「自分が際どい証言をしたこと」を理解していないのでしょう。そのことを逆位置の「愚者」のカードが暗示しています。彼女に対して向けられるヘイトの原因は、彼女が韓国人だからでも、反日発言をしたからでもありません。そこは本質ではなく、「自分を飾りたてるために平気で嘘をつく、話を盛る」そうした気質に嫌悪感を覚える人が多いのでしょう。オラクルカードからのメッセージは、そんな彼女に対する忠告のように思えます。
 こうしたことから、個人的な見解としては「入国にまつわるエピソードは番組を盛り上げるために多大に脚色されたものか偽りのものであり」「実際には密入国ではない」と言うのが私個人の見解です。

3-3.顕現し得る状況

 「顕現し得る状況(十字の上側)」を示すカードとして登場したのは「カップの8」の正位置です。これは「今いる場所から(とりわけ精神的な意味合いで)立ち去る」「今までの凝り固まった感情や考え方を捨て去る」ことを示します。少なくとも、今までのようなテレビを中心としたメディアでの露出は少なくなるのではないでしょうか。かつて彼女と同じような「ポジティブ・モンスター」としてベッキーさんがもてはやされていましたが、彼女もまた「ゲス不倫」騒動での炎上によりしばらく表舞台から姿を消し、「笑ってはいけない」で禊をしたとして多少キャラ変えをした上で再びテレビに戻ってきています。アンミカさんも、似たような経緯で一度姿を消し、活動を再開するのかもしれません。しかしこれまでのように好意的に彼女を受け入れてくれる視聴者はいなくなるかもしれません。そもそも、ネットで彼女にヘイトを向けている層自体が「テレビを見ていない」場合が多いので、これまで通り彼女が「出づっぱり」であってもベッキーさんの時とは違い「大きな違いはない」かもしれませんが……。今回の炎上で、スポンサーが彼女を出演させることに対して、ベッキーさんのように禊を済ませるまで、「ノー」を突き付けることは十分に考えられます。いずれにしても、これまでのやり方は「通用しなくなる」ことが暗示されていますし、アンミカさんご本人もある程度自覚しているのではないでしょうか。
 多くのタロットカードにおいて「カップの8」のカードはどこか陰気な雰囲気が漂っており、そこには「次のステップ」に進むための「辛い心境、心の痛み」が暗示されています。しかし「小アルカナの1~10のスート」というのは、人つらなりの物語となっています。「カップの8」のカードの次は「カップの9」。これは「ウィッシュ・カード」とも呼ばれるもので、「思わぬ幸運で願いが叶う」ことを意味する最高のカードです。今回の炎上は、彼女が本当の意味で人間的で成長し、本当の意味で「願いをかなえる」ための必要なプロセスであることを暗示していると言えます。これについては次の項目、「潜在的な事柄」において説明していきます。

3ー4.潜在的な事柄

 「潜在的な事柄(十字の下側)」を示すカードとして登場したのは「ペンタクルのペイジ」の逆位置です。
 「ペイジ」のカードも様々な解釈ができますが、ここでは「幼さ」、そして「ペンタクル」のエネルギーが示す「経済的、物質的豊かさ」に着目していきます。
 「過去」での言葉を翻すようになりますが、彼女の幼少期から青年期の体験において、「お金さえあれば……」と思う出来事があったのは、ある程度事実なのではないでしょうか。それはおそらく彼女の喧伝しているような「ドラマティック」なものではないでしょうが、コインを抱えた犬の図柄は、「金銭」に対するある種の執着を暗示しているような気がします。「貧乏エピソードの過度な脚色」は「お金持ちに対する憧れ」が反転した結果なのかもしれません。
 また本来「ペンタクルのペイジ」は資産の堅実な運用などを表すカードですが、これがネガティブに出ると金銭面に対する幼稚さ、つまり浪費、あるいはお金への過度な執着などを表すことになります。このことは「過去」で示されている「逆位置の皇帝」とも一致します。これからの心配事としては、「セレブキャラ」として振る舞っていた彼女が、仕事が減った時「生活レベルを収入に合わせて落とすことができるのか?」と言う点でしょう。旦那さんも著名な方のようですし、生活の破綻、まではいかないでしょうが、彼女にとって大きなストレスになることは想像に難くありません。

3-5.未来

 「未来(十字の右側)」を示すカードとして登場したのは「ソードの9」です。かなり不穏なイメージの漂うカードですが、決して悪い意味ではありません。
 これは「悪夢からの目覚め、開放」を示すカードです。今アンミカさんはバッシングを受け精神的に非常につらい環境に置かれていますが、「カップの8」が示すようにアンミカさん自身がこれまでの考え方や価値観を棄て、新しいステージに進むことでその苦しみは解消されるはずです。あるいは幼い頃のトラウマや心の傷をも、このタイミングで解消される可能性をも暗示しています。しかし多くの批判的な眼差しがこれからも向けられ続けることは変わりありません。ある程度ほとぼりが冷めても、厳しいバッシングの余韻は彼女を苦しめるでしょう。
 ですがカバラにおいて「9」という数字は「完成」を意味します。こうしたバッシングもまたアンミカさんがこれまでの「嘘で着飾ってきた自分」を棄て、真に人間的に成長するための必要な試練なのです。

3ー6.質問者(リーディングの対象)そのもの

 「リーディングの対象そのもの(右側縦一列の一番下)」を示すカードとして、逆位置の「戦車」が登場しています。
 これほどアンミカさんを的確に表したカードもないでしょう。彼女は暴走する戦車のように感情をほとばしらせ、後先考えずに杉田水脈議員の発言(の悪意ある切り取り)と彼女を議員として選出している日本および日本人を「世界の恥」とまで言ってのけました。それだけではなく(ある程度「ネタ」の部分もあるのでしょうが)有吉弘行さんが「アンミカのパーティには誘われても行くなと後輩芸人に忠告している」という旨の発言をするなど、芸能界の中でも彼女を煙たがっている人は少なからずいるようです。明るくポジティブなおひつじ座のアンミカさんは、感情の「バランス」の取れている時はとても素敵な人に見えるでしょう。しかしひとたび感情に「火」がつくと、おひつじ座の激情家としての側面が現れます。カメラの前では取り繕っている彼女の攻撃的な側面が、関わっている周囲の人々に向けられることは決して珍しい事態ではないのでしょう。「世界の恥」発言は、彼女が「カメラの前でそれを隠しきれなかった」場面なのかもしれません。

3ー7.質問者(リーディングの対象)を取り巻く環境

 「リーディングの対象を取り巻く環境(右側縦一列の下から二番目)」を示すカードとしては、逆位置の「吊るされた男」が登場しています。
 これは「身動きの取れない状況」を表すカードであると当時に「苦難を経て覚りを得る(特に宗教的な意味合いでの)修行者」を表すカードでもあります。
 「吊るされた男」は本来、自ら進んで逆さ吊りになった男性が図柄として示されます。苦しい状態のように見えてその頭上には光輝き、見ようによっては法悦の笑みを浮かべているようにも見えます。ですが「吊るされた男」はそれ自体が、無知な人々への罠であり、警告です。昔の漫画ではありますが、「金田一少年の事件簿」のあるエピソードで、犯人がこの「吊るされた男」のカードを逆位置で並べ直したことで犯行が露見する……というお話のギミックがありました。つまり物の見方、価値観や考え方のズレや誤りに対する警告として登場するカードでもあるのです。
 ここから読み取れることは、彼女が所属する共同体が「間違った方向性」に彼女を誘導してしまう性質のものであるか、あるいは誰も「アンミカさんの考え方の間違い」を指摘することができない状況であることです。「顕現し得る状況」で登場した「カップの8」は、そうした環境からの脱却を暗示しているとも言えます。

3-8.質問者(リーディングの対象)の能力

 「リーディングの対象の能力(右側縦一列の上から二番目)」を示すカードとしては、「ペンタクルのナイト」が登場しています。
 彼女は、端的に言って「お金を稼ぐ」嗅覚に長けている、と言えます。ですが注意しなければならない点としては、「ペンタクルのナイト」はしばしばお金を稼ぐための手段がモラルに反したものであることがある……という点です。これ以上詳しい言及は控えます。

3ー9.最終結果

 「最終結果(右側縦一列の一番上)」を示すカードは、「ワンドの10(逆位置)」です。
 これは「多くの重荷を背負い込んでいること」を暗示するカードです。逆位置で登場した場合には、それがアンミカさんの「本意ではない」状況であることを同時に示唆します。
 この状況における「重荷」とは恐らく現状多くの人々から浴びせられている批判の声でしょう。あるいは、モデルとして頭角を現したアンミカさんに家族が「タカっている」状況があるのかもしれません。韓国系の方は家族愛が深く、またアンミカさん本人のオーラもピンクで愛情深い方ですから、家族に頼られて断ることはできないでしょう。またアンミカさんの反日的発言については、彼女の出身地である「済州島」の韓国内での立ち位置や、「在日韓国人」の韓国本国での扱いについても考慮しなければなりません。
 あまりはっきりと申し上げることではありませんが、韓国は非常に厳しい階級社会です。階級の低い人々はかなり厳しい差別を受けます。もちろん民主国家ですから法律上は平等を謳っていますが、韓国の方は「家柄」を非常に重んじます。具体的に言うと、支配階級(役人の家柄)であった「両班」の血を引いていると主張する方が非常に多いそうです。また地域差別も根深いそうで、特に「済州島」出身の方はしばしば差別の対象になるそうで、それゆえに韓国からの脱出を望んだり、(特にご年配の方は)親日家が多いとされます。
 さらに「在日韓国人」も「半チョッパリ」と呼ばれ、差別の対象となります。このため自分のルーツを求めて韓国に渡った多くの在日韓国人が、挫折し、自分のルーツを日本に求めるようになる――つまり帰化の手続きを希望し始め、その一方で帰化を希望する方の多くが、家族の猛反対を受けてそれを断念するとのことです。そういった背景があることは年頭に置かなければなりません。
 こうした状況を踏まえた上で、アンミカさんが実際に日本のことをどう思われているのか、それはご本人しかわからないでしょう。ですが愛情深いオーラを持つアンミカさんが心の底から日本を嫌っているとは私はどうにも思えません。在日韓国人であるアンミカさんは同じ在日韓国人と多くの親交を持っているでしょうし、表立って親日感情を表明し難い環境にあるのかもしれません。そもそも、「日本や日本人が嫌いなのに日本で暮らし仕事をしている」のは論理的に破綻しています。この「ワンドの10」は、「逆位置の吊るされた男」が示す「周囲の歪んだ価値観や考え方」のせいで、アンミカさんが嘘を吐かざるを得ない状況に置かれていることを示しています。場合によっては問題の「金スマの再現VTR」も「うまいことノせられて」つい言ってしまったものだから、アンミカさんはご自身がそうした発信をしたことをすっかり忘れているのかもしれません。ですがアンミカさんもいい大人なのですから、自分の発言や発信した事柄には責任を持たなければなりません。嘘であったなら嘘であった、脚色が過ぎたなら脚色が過ぎたで、その事実を誠意をもって発信すべきです。背負っている重荷が他者に押し付けられたものであっても、重荷を下ろすことができるのはあくまで自分自身の意志でしかないのです。

3-10.キーカード~問題の解決方法~

 「キーカード(問題解決のためのヒント)」として登場しているのは「カップの9(逆位置)」です。これは本来ならば「ウィッシュ・カード」と呼ばれ、願いの叶う最高のカードなのですが、「キーカード」として登場していること、そして逆位置であること、アンミカさんがおひつじ座で火のエネルギーを持っておられることを踏まえ、ネガティブに解釈を行います。
 これは「潜在的な事柄」で登場した「ペンタクルのペイジ」と繋がります。恐らく、収入の低下にあたって、生活レベルを落とすことができない、その状況に対する「警告」として登場しているものと考えられます。しばらくの間は何をやってもうまくいかず、周囲(特に視聴者やネット民)の反感を買い、些細なことでもバッシングを受けることになるでしょう。そのストレスにより余計な浪費や「感情の暴走」が懸念されます。そのことに対する「警告」を示していることを表しています。
 小アルカナの1から10の一連の図柄は、一つの物語です。「顕現し得る状況」で「カップの8」が登場していることに着目しましょう。「カップの8」、「カップの9」と進み、次のカードは「カップの10」、このカードが示すのは「本当の幸せ」です。今は苦しい時期で、何もかも思い通りにならず、華やかだったはずの自分の活躍が「反転」するでしょう。ですがそれは、例えば誰かの甘言や周囲の状況に流された結果であっても、アンミカさん自身が選んだ運命、自分の言動が招いた結果に他ありません。現実をしかと受け止め、この苦難を乗り越えることで、アンミカさんは「本当の幸せ」を手にすることができるはずです。

4.総括

 全体を通して見ると、単純に「素の自分で勝負していなかった」……オブラートに包まず言えば、「メッキが剥がれた」と言えるのかもしれません。しかしタレントとして活動している方にとって、それまで作り込んで来たキャラクターがふとしたことで崩壊することは珍しいことではないでしょう。タレントとしてのキャラクターが崩壊したとしても、アンミカさんにはファッションモデルとしての実績と経験があるのは紛れもない事実です。それらをどう生かすのか、飾らない本当の自分が衆目に晒された時、どうやって歩みを進めるのか、アンミカさんの本当の力が試されているのではないでしょうか。

 それでは韓国の格言から引用します。

 "피할 수 없는 고통이라면 즐겨라."
 (避けられない痛みなら楽しみなさい。)

 最後に宣伝です。

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 以上。夜空睦(よぞら むつみ)がお届けいたしました。

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