読書ノート_入門 起業の科学

■基本情報
○タイトル:入門 起業の科学
○著者:田所雅之
○購入日:2019/03/09
○読了日:2019/06/06

■ノート記載日
 2019/06/08〜2019/06/13


■本から得た学び
 ・スタートアップとスモールビジネスの違い。
 ・カンバンボードをベースとした作り込みのプロセス。
 ・リーンキャンパス(と言う単語)
 ・再読して追記しよう。。。


■印象に残った言葉や表現
 ・誰もがすぐに「これはいい」と感じるアイデアは大抵の場合、誰かが同じように思いついて既に取り組んでいる可能性があります。大企業と同じアイデアで勝負したら勝機はほとんどない。
 ・大企業では「誰が聞いても良いアイデア」しか選べない。
 ・「無消費」とは、顧客にとって似たような製品やサービスがほかになく、顧客が代替案を何も持たない状態のこと。
 ・そこそこの利益を着実に得ていく」というのがスモールビジネス。
 ・大事なことは誰が(Who)ではなく、なぜ(Why)失敗したのかです。その原因究明はチーム全体で行い、組織として学びを深めていく必要がある。
 ・「市場を再定義できるか」という着眼点を持つと、その市場がたどってきた歴史と未来について自然と考えるようになる。
 ・スタートアップが初期に行うべきことは、既に顕在化している課題を、「やっぱりあったね」と安易に確認することではなく、顧客との対話を進める中で「隠れたニーズ(潜在課題)」はないかを探求して〜略〜。
 ・「課題」と「顧客セグメント」に「価値提案」を加えた3つの基本。
 ・最終的にすべての項目で納得のいくリーンキャンバスができたら、それがあなたのビジネスモデルの原型。
 ・何回も出てくる固有名詞や単語でグループにまとめる、という単純な整理の仕方は避けましょう。「そのカードが意味することは何か?」と、一段抽象化したところでグルーピングしましょう。
 ・どのグループに入れていいか悩むからといって、「その他」のグループを作っては整理にならないので気を付けましょう。
 ・KJ法 =文化人類学者の川喜田二郎氏が考案した情報整理の方法。詳しく学びたい場合は、川喜田氏の著書『発想法 改版』(中央公論新社)。
 ・無料の試作品はプロトタイプであってMVPではありません。
 ・無料で配布してしまうと「世間の人はあなたの製品にお金を払うだけの価値を感じるのか」という、PMF達成に向けて一番しなくてはいけない検証ができません。
 ・チーム全体で学びを得るときは「暗黙知」と「形式知」という2つの次元を意識しましょう。
 ・「暗黙知」とは言語化されていない個人の知識。
 ・「形式知」とは、チーム内で共有できるような言語化された知識。
 ・定性的に発見し、定量的に証明。


■意見・感想
 ・1度読んだだけだと何も掴めてない事がはっきりわかるぐらい密度の高い良い本だったので少しずつでも取り込んでいきたい。
 ・性格的にはスタートアップよりスモールビジネス目指す方が良いのかなと現状は思う。
 ・進化(変化?)が止まっているサービス、道具、仕組みを探す。
 ・大企業による買収のニュースで、意図は何か?何が変わるのか?を考える。
 ・「顧客セグメント」はドメインを知る手掛かりっぽい気がする。
 ・リーンキャンパスモデルと、ビジネスモデル図解は互換性がありそう。
 ・クローズドクエスチョン(YesNo式)とオープンクエスチョンの使い分けは意識的にするようにしたい。
 ・「暗黙知」を「形式知」に変えやすい環境について知りたい。

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