コンビニの業態の歴史は古い。システムのUpdateが追いついていない。
日本初のコンビニはどこか
セブン-イレブン一号店は豊洲店。そこが日本最古のコンビニかと言えば違う。
北海道のコンビニ、「セイコーマートはぎなか店」が一九七一年オープンと言う記録があるので、そちらが最古ということになる。。
前述のセブン-イレブン豊洲店は一九七四年オープンだ。
いずれにせよ四〇年ほどの歴史を持つことになる。つまり古いビジネスモデルとも言える。
ネット通販で大手の楽天は一九九七年が創業で二十年程度とコンビニの半分だ。
それもバブルが崩壊し、インターネットの普及とともに成長してきた業界である。
コンビニは一九七三年と一九七九年の二回のオイルショックを経験しつつも、一九九一年に起こるバブル崩壊までは高度経済成長期と共に店舗を拡大し、売上を伸ばしてきた経緯がある。
ここで驚愕すべきは店舗の商品やサービスは新しい物を取り揃えてきたのに対し、コンビニのシステムや教育内容といったものはここ二〇年でほとんど進化していないということである。
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