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Buffaloes Weekly MVP 9/14-21 vol.11

どうも、yoです。来月中旬に健康診断が決まったので、大好きな日本酒を少しだけ抑え、ランニングの量を増やして体重を目標に抑えるように頑張っていきたいですね。

さて、今週のオリックスを振り返っていきましょう。先週、西武に土日で大量点を取られての敗北。チームとしてかなり底の状態でしたが、どうなったでしょうか。

今までの週刊振り返りnoteはここにまとめています。時間がある際にでも見ていただけたら喜びます。

・総評

今週の結果はこのようになっています。

9/14 vsE 1-4 ●
9/15 vsE 0-7 ●
9/16 vsE 3-1 ○
9/18 vsL 4-0 ○
9/19 vsL 4-1 ○
9/20 vsL

楽天とのカードは連敗を喫し、今季ワーストの4連敗というところまで行きました。このままオリックス恒例の秋の大型連敗になるのかと思ったところを田嶋投手が踏ん張ってくれましたね!この試合での勝利でチームとしても楽になったのかな〜といったイメージを持ちました。

そして、西武とのカードでは2勝1敗の勝ち越し!1敗したとはいえ、その1敗の内容も大量ビハインドの点差の中でも、あと一歩のところまで西武のエース・髙橋光成投手を追い詰めるなど決して悪い内容ではありませんでした!

では、1試合ずつ振り返って行きましょう。

まず1試合目の仙台での試合。先発は宮城投手でした。しかし、微妙な判定や浅村選手のHRなどで5回3失点とピリッとしません。(とはいえ、プロ入り後全試合で5イニング以上投げているのは流石です。)

打線は苦手としている早川投手を打ちあぐね、8回に宗選手のタイムリー内野安打で1点を返すのがやっと。まさに「実力負け」の試合でした。(パテレの動画も単体でまとめられたのがこの守備の動画だけでした、寂しいですね)

2戦目はプロ初勝利を目指す山崎颯一郎選手が先発4回まで無失点の力投を見せますが、5回に崩れてこの回途中でKO、あとを受けた山田選手もタイムリーを許して、この回に5失点と試合が決まってしまいました。

打線は瀧中投手の丁寧なピッチングの前に手も足も出ずに0行進を続け、完封負けを喫しました。しかし、9回2アウトから今シーズン7試合投げ、オリックス戦の防御率0.00の森原選手に対する紅林選手の17球の粘りでチーム状況は一変し、翌日以降の戦いっぷりが一変しました!

仙台での3試合目は田嶋投手が先発!この田嶋投手がすごかったですね!8回まで初回の島内選手のタイムリーの1失点のみと快投を披露します!また、自身初の2桁奪三振を奪うなど、去年までの「決め球がない」田嶋投手とは別人のピッチングでした。

打線は8回まで1点のみに抑えられますが、杉本選手の単独キングとなるHRで勝ち越し!それ以外にも後半戦不調だった伏見選手の猛打賞など光の指す試合となりました!

この日の勝利で今季ワーストとなっていた連敗を4でストップするとともに同一カードでの3連敗回避!ここまで1度も同一カード3連敗はありません!!(ちなみに去年は同一カード6連敗を含めて4回ありました。)

ここまでのロード6連戦を終え、本拠地に帰ってきて西武を迎えた初戦。エースの山本由伸投手が圧巻のピッチングでした。8回まで6回以外の7イニングで三振を奪う力投で驚異の11連勝です。

打線は4回にモヤ選手のタイムリーで先制をすると、5回に紅林選手の6月以来のHRで追加点!危なげない勝利となりました!!

西武との2戦目は山崎福也投手が先発6回まで77球、中村選手のソロHRのみの1失点に抑える好投を見せます。その後は比嘉選手→海田選手→吉田凌選手で1回、ヒギンス選手、平野選手と無失点リレーで危なげなく試合を締めました。

打線は、先制された直後の4回にT-岡田選手のHRで同点に追いつくと、6回にモヤ選手の犠牲フライで逆転!8回にはT-岡田選手の今日2本目となる2ランHRでダメ押し!

先制こそされたものの、勝ち越し、ダメ押しとまさに理想的な点のとり方での勝利でしたね!点差以上に安心感のある試合運びでした。

3戦目はプロ初勝利を目指す高卒4年目の若武者、本田選手が先発でした。しかし、5回までに西武打線につかまり5回途中で6失点で降板となります。
一方で中継ぎは無失点リレーと盤石でした。一時期と比較して中継ぎの安定感はありますね。9月前半に中継ぎ投手に休養を与え、10月の正念場まで力を蓄えている中嶋監督の慧眼はすごいですね!

打線は福宗コンビがマルチ安打でチャンスを作ると、紅林選手がタイムリー、最低限の内野ゴロ、HRと様々な形で打点を稼ぎ3打点の大暴れ!モヤ選手の一発もあり、苦手な髙橋光成投手から4点を取るのはチームとしての成長を感じました。あと一歩ですね!

・Pitcher

投手はこの人、「9月16日は田嶋記念日」田嶋大樹投手です!

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今週は楽天戦の3試合目に登板。2試合連続の8回1失点自身初の2桁奪三振のピッチングでした。(ちなみに去年の9月16日は自身初の完封をするなど、まさに9月16日の男です)

初戦の左腕エースの宮城投手で落とし、今季ワーストの4連敗、この試合負けたら同一カード初の3連敗などチームは文字通り「危機的」な状況でした。

そんな中で同日の日中に東都大学リーグで好投した弟・俊輔選手に発奮されたかのような快投を披露してくれました!

この日の田嶋投手はコントロールが抜群でした。

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こちらは悟@野球とデータ(@bb_satoru)さんのサイトの配球チャートになりますが、ほとんど真ん中にボールが来ていないことがわかると思います。また、スライダーは左打者のアウトローにビタビタに決まり、ほとんど前に飛んでいないなど、強力な威力を発揮していたことがわかります。

チームとしては、9月で先発した投手では山本由伸選手以外で初の勝利、後半戦で由伸投手、宮城投手以外で勝利を上げたのは2人目(福也選手が8/15(vsM)に勝利)と大金星の勝利となりました。

昨年と同じようになかなか勝ち星に恵まれない田嶋選手ですが、昨シーズンのピッチングと比べて大幅にパワーアップしているのは一目瞭然です。逆転優勝のためにはここから全登板勝利!となるくらいの快投が必要になると思います!

残り4~5試合程度の登板が考えられる田嶋選手。二桁勝利にも期待です!!

・Batter

打者はこの人、「成長著しい19歳」紅林弘太郎選手です!!

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開幕から今日までチーム2位の104試合でスタメン出場し、今週から3番を打ち始めた紅林選手がここに来て急激な成長を見せています!

では、今週の成績を見て行きましょう。

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成績的には寂しい部分がないといえば嘘になりますけど、今週は本当に大きな働きをしてくれました。

吉田正尚選手が離脱して以降、3番バッターが不在の状況(宗2試合、安達3試合、ラオウ4試合、モヤ1試合)でしたが、木曜日の則本投手との相性前日に見せた18球の粘りもあり3番で起用され結果を残しました。

そこから西武3連戦では3試合とも3番で起用され、2本5打点と大活躍!!

先週の神戸で9回2アウト満塁のチャンスで良いあたりだったものの凡退して以降、所沢でのカードでもタイムリーを放ち、そこから上昇気流に。

そして今週の働きです。すごいですね!

ここまで9月終盤までほとんど出場していることもあり、疲れも溜まっているでしょう。その中で日々成長し、ついにチームの3番まで張る成長は素晴らしいの言葉に尽きます

順調に成長を続けている紅林選手のまだまだ止まらない成長に期待です!!

・総括

ここまで読んでいただきありがとうございました。最後に、主観で客観的に選ぶ、今週の貢献度ランキングです。

投手
1位 田嶋大樹
2位 山本由伸(8回無失点で11連勝)
3位 吉田凌(ワンポイント、ビハインドと難しい場面をこなす)

打者
1位 紅林弘太郎
2位 スティーブン・モヤ(4試合連続打点、ここに来て復調か)
3位 宗佑磨(今週4割超え、もう少し長打がほしいところ) 

週が始まるまではチーム状態の悪さから、今週どうなるんだろうと不安になるような始まりからの連敗でしたが、終わってみれば借金0(貯金も0ですが)。チーム状態を立て直したという意味は3勝3敗という数字以上に価値ある週だったと自分は思います。

とはいえ、ロッテとのゲーム差は3.5G差。これ以上離されるのは流石に危険地帯です。ロッテは先発陣、オリックスはリリーフ陣を一部休養に充てるなどまだ両将ともに山場は先と見ている部分があるのかなと感じています。

マリンでの直接対決まであと1週間。オリックスにできることは、それまでゲーム差を縮めることが大切になってきます。できれば2Gくらいにしたいですね

ここまでもチーム全員の力で勝ってきたオリックス、ここからはこれ以上に「全員で勝つ!」を体現する闘いっぷりを期待するとともに応援していきましょう!!

頑張れオリックス!日本一へ!!

・参考サイト



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