カンボジア滞在期間 part3

ボランティア集合の当日の朝。

ホテルから10〜15分くらいの距離の場所にボランティアの施設はある。インドネシアで渋滞の経験があったため早めにホテルを出た。トゥクトゥクに乗り込みいざ、施設へ!!渋滞は特には無く、順調に施設の方へと進んでいき、施設の近辺で降ろしてもらいそこから徒歩。しかし場所が分からない。3分くらい歩いて目と鼻の先にあることに気がつく。まぁ、あるあるですよね!w

施設に近づくの「ボランティア?」と聞かれたので「YES!!」と答えると施設の中に入れてもらいました。そこで座って待っててくれと言われたので待つことに。30分くらい早く着いたのでひたすら座って待っていました。その時は「日本語が一切通じない環境。いよいよ自分の英語力が試される時!頑張るぞ!」と思いながら待っていると1人目のボランティアの人の登場。

外見は東アジア系の女性。日本人は居ないから中国人かな?韓国人かな?と思いつつ、挨拶して喋ってたら「もしかして、日本人ですか?」と言われて「そうですよ!」と答えた。おお!この人めっちゃ日本語上m...あれ?日本人居ないって言ったけどまさか...そう思いつつ「日本人ですか?」と聞いたところ、日本人だった。「おい!CIOOの人!!普通に日本人おるやん!!」と心の中で叫びつつも、色々と話すことに。

そして色々と話していると次に来た人も英語が流暢な東アジア系の女性。そしてコミュ力が高そう。今度こそ日本人以外の人だ!!と思ったらまた日本人の人だった。「おかしいでしょ!!!聞いてないよ!!」と心の中で叫びつつも色々と話すことに。

そして次にやってきたのは欧米系の女性だ。「まぁ、なんかの手違いだよね!他にもいっぱい海外の人いるよね!」と思いつつ自己紹介をする。どうやらフランスから来たらしい。

そして最後に来たのも流れで分かる通り、日本人女性だった。もう何回も同じ下りをやったので驚きはしない。

そして話して3つ分かったことがある。まず1つ目は「自分以外の日本人の英語力」である。結論から言うとレベルが明らかに違う。発音も喋りも流暢で語彙力も凄い。自分も長いこと英語をやっていて周りより多少の自信はあったが、そのレベルを遥かに上回っていた。2つ目は「大学のレベル」だ。自分はそんなに良い大学には言っていない。他県の人には絶対名前を言っても分かってもらえない大学である。しかし、自分以外の日本人は誰でも1度は名前を聞いたことがある超有名大学に通う人たちである。フランスの人に関しても医学生という。学歴コンプの自分からすると今すぐにでもこの環境から抜け出したいと思った。3つ目は「女性のボランティアの人しかいない」ことだった。まぁ日本人が沢山いるのは仕方のないことだった。しかし、リーダー以外のボランティアの人が自分以外女性なのは驚いた。高校が女性の割合の方が多い共学だったので、特に抵抗は無いが少し寂しかった。

カンボジア人のリーダーから様々な説明を受けた。その際にルールがあった。基本的に日本人同士でも日本語は禁止で、英語のみ喋ってほしいとの事だった。理由は母国語で話すと何を話しているか分からないので会話に参加出来ないという理由だった。自分は英語しか使わない予定だったのでなんともなかった。その後部屋に案内された。男は自分だけだったので、1人部屋でその他女性陣はダブルベットが二つある部屋で寝泊まりすることになった。ダブルベット2つの部屋で1人。1人で自由に使えて悪くないね!と思いつつ、また集合がかかった。

その時にちょっとしたジョークで「いやー1人の部屋は寂しいなぁw」と言ったらカンボジア人のリーダーが「みんな聞いてくれ。弱音がこう言ってるんだけど、一緒の部屋になってもいい人いるか?」と他のボランティアの人に聞いた。「いやいや、いかんでしょ!いくら僕が女性を襲わないとは言えども初対面だし、相手も男の人と一緒の部屋は色々とダメでしょ!!」と内心思いつつ「いや、別に気にしないでええよ!!」と言うもリーダーは真剣。そしてくじ引きで日本人女性2人と相部屋に...「本当にごめん」という気持ちでいっぱいだった。

そして、学校へ下見をしに行くことになった。学校までは約1kmくらいで舗装されていない土の道路をひたすら歩いて行く。着いた学校はよくアフリカの貧しい地域の学校みたいな雰囲気だった。竹で出来た壁で床は無い。屋根はトタンで出来た屋根。そして、授業を軽く見学してその日は終わった。

そして帰ってきてご飯を食べた。ご飯は普通に口に合った。そして部屋に帰る。物凄く気まずい。そして、1番気になったのはお風呂のドアが完全に閉まらない。なんなら何かで支えていないと開いてしまう「あっ...終わった」と思った。とにかく女性陣がお風呂に入っている間は「イヤホンをして音楽を聴く、スマホを見て見ていないアピール」をすることに気をつかった。

そして、次の日になった。その日はクラス分けをして実際に授業をする日だった。クラスは主に3つあった。保育園くらいのクラス、小学生のクラス、中学生(もしくは小学校高学年)のクラスだった。1日に1人3クラスの授業と1クラス分の休憩というスケジュールだった。自分は保育園のクラスと小学生のクラス2クラスを持つことに。そしてクラスが決まると準備にとりかかった。

準備が始まった。授業に関しては特に制限は無く指定された教科書の指定されたところからスタートということだった。教え方に関してもフリースタイルだった。ただ、どの程度のレベルなのかは分からなかった。なので、リーダーに聞こうとしたかったが、何かのパーティーに行くため準備の時間にいないと言われた。「おいっ!!!」と言いたいところだか、仕方ないので準備にとりかかることに。1つ目のクラスは日本人の人と一緒のクラス。2つ目は自分のみのクラス。3つ目はフランスの人と一緒のクラスになった。そして準備を進めていよいよ授業へ!!

次回は初めての授業。そこで予期せぬトラブル多発。どうなる俺!?part4をお楽しみに!

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