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さよなら公孫瓚・・・

現在、目下黄巾イベ中ですが、黄巾イベの様子もすっかり様変わりしてしまいました。
以前は、黄巾イベといえばSSR公孫瓚、SSR公孫瓚といえば黄巾イベ、というくらい、黄巾イベではSSR公孫瓚を主将とした部隊が使用されていました。超高速で戦法を連続発動し、要塞を撃破した後足早に帰宅する公孫瓚は、黄巾イベではおなじみの風景でした。

しかし、LR趙雲の登場に伴い、「公孫瓚でバフループするよりも、趙雲で殴った方が早い」という状態になり、ある程度育成が進んだ軍団では、SSR公孫瓚主将の部隊はすっかり姿を消してしまいました。少し寂しい話です。

ところで、「黄巾イベではSSR公孫瓚主将の部隊を使うといいらしい」と聞いてよくわからず公孫瓚を出撃させている人も一定数いるのではないかと思いますが、公孫瓚編成は、「バフリレー」という仕組みを学ぶ上で極めて有用な教材です。ここで改めて「バフリレー」とはどういう原理なのか、「公孫瓚ループ」とはどのような現象なのか学んでいきましょう。



バフリレーの仕様

三國志覇道のバフには,それぞれ「効果時間」が定められていますが,効果時間が切れる前に同じ種類のバフがかかると,「バフの効果が上書きされた状態で,後にかけられたバフの効果時間分,バフの効果が延長される」という仕様になっています。

例えば,攻撃力50%上昇,効果時間10秒のバフ(バフ①)がかかった状態で,バフ①発動の5秒後に他の部隊から攻撃力50%上昇,効果時間10秒のバフ(バフ②)をもらった場合,攻撃力100%上昇(50%+50%)のバフが,バフ②の発動から10秒間継続されることになります(バフ①の効果は,バフ①の発動から10秒経っても消えず,延長される。)。

さらに,この状態でバフ②の効果時間が消える前に,さらに攻撃力50%上昇,効果時間10秒のバフ(バフ③)をもらうと,攻撃力150%(50%+50%+50%)上昇の効果が,バフ③の発動から10秒間継続する,というように,同じ種類のバフが重ね掛けされると,バフの効果が累積する仕組みになっています。

このように、同種のバフを重ね掛けしてバフの効果時間を伸ばしていくことを「バフリレー」と呼んだりします。

公孫瓚ループの仕組み

黄巾イベにおける公孫瓚編成は,このバフリレーの仕組みを利用して,戦法速度バフを累積させていくというものです。

SSR公孫瓚の戦法は、発動間隔25秒で「味方騎兵3部隊の戦法速度10%,機動,攻撃を50%上昇」(効果時間はいずれも15秒)というものです。

戦法速度上昇バフの効果時間も15秒なので、公孫瓚単体であれば,戦法速度上昇バフの効果は次の戦法発動前に消えてしまいますが,この戦法速度上昇バフの効果が切れる前に,他の公孫瓚から戦法速度上昇バフをもらうと,戦法速度20%上昇の状態で,バフの効果時間が15秒延長されます。さらに,そのバフの効果が切れる前に再度自分の戦法が発動すれば,戦法速度30%上昇の状態でバフの効果が延長,さらにその効果が切れる前にバフがかかればさらに累積されて延長・・・という具合に,戦法速度バフの効果が切れることなく,戦法速度バフが累積され,戦法速度上昇バフが「70%」に達すると,公孫瓚の戦法発動間隔が

25(秒)÷1.7=14.70(秒)

となり、自身の戦法のバフ効果時間(15秒)よりも短くなってしまいます。

この状態に達すると,その公孫瓚は「自分の戦法速度バフの効果が切れる前に次の戦法が発動し、自身に戦法速度バフをかけ続ける」状態(この状態を「ループ状態」といいます。)となります。

この状態になると、公孫瓚は、ひたすら自分自身に戦法速度バフ、攻撃バフ、機動バフをかけ続け、戦法速度バフ(上限は200%前後)、攻撃バフ(上限500%)、機動バフ(上限不明)についてバフの上限を維持したまま,黄巾要塞を破壊するまで戦い続けることになります。これが公孫瓚編成の仕組みです。

公孫瓚編成で高火力を出すには


公孫瓚ループが成立すると、攻撃バフについては上限を維持することができます。また、公孫瓚の戦法には戦法ダメージがないので、戦法威力のバフも無駄です。

公孫瓚で高火力を出すためには、通常攻撃(クリティカル攻撃)の威力を高める必要がありますので、そのために必要なバフとしては、
・会心発生
・会心威力
・攻撃速度
・対物特攻
・火属性付与+火属性威力
このあたりのバフをバランスよく、できるだけバフが途切れないように、副将あるいは名宝のセッティングで補うと、高火力を維持することができます。

ループに入った公孫瓚は、約8秒に一回戦法を発動させますので、「主将戦法発動時に」一定のバフ(効果時間は大体10秒以上)が発生する名宝を使えば、そのバフに関しては公孫瓚単独でバフリレーが成立し、バフ上限まで持って行くことができます。

どのバフをループさせ、副将からどのバフをもらうか、いかにバフ上限を維持して高火力を出し続けるかが腕の見せ所だったんですが、その必要がほぼなくなってしまったのは残念です。


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