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【YouTube Creator Academy 解説 08】 YouTube のポリシーとガイドライン

今日もお疲れさまでした!
ダイア (DIA 株式会社)企業 YouTube サポート部です!

この記事では、
YouTube が公式で発信している YouTuber 向けの勉強コンテンツ集であるYouTube Creator Academy(YouTube クリエイターアカデミー) の内容を解説します。

時々、Twitterでも同じようなことをツイートしてるので
ぜひ!ぜひ!フォローお願いします!

今回は、そのなかでも、「コミュニティガイドライン」を理解するためには、どんなことがオススメなのか、3つのステップで解説していきます。

この記事は、
YouTube チャンネル参入に向けて基本を知りたい企業
これから YouTube チャンネルを始めたい人
アカウント停止の理由を知りたい人
に向けて、
規約違反の基準 を知って 範囲内であなたの良さを最大限に出す ことを
目標にしています。

◆ステップ1 ガイドラインとは何か知る

 YouTube には、YouTube ポリシーとコミュニティガイドラインが存在します。YouTube ポリシーとは利用規約のことで、守らないといけないルールです。

でも、どうすればいいの?って思いますよね。そんなあなたのために、コミュニティガイドラインというものが存在します。コミュニティガイドラインは、言い換えれば、YouTube のルールブックです。つまり、YouTube チャンネルで動画を配信していく際に、アップロードしてはいけないコンテンツについて書かれています。

【YouTube で配信してはいけないコンテンツ】
 ・ヌードや性的なコンテンツ
   例:エロ動画、故意に裸をズームしたような動画
 ・有害で危険なコンテンツ
 
  例:スピード違反、交通量の多い車道でのスケボー動画
 ・不快なコンテンツ
   例:人種差別、宗教差別、性差別、障がい者差別
 ・暴力的で生々しいコンテンツ
 
  例:事件現場で血が映るような動画
 ・嫌がらせやネットいじめ
 
  例:高校生のいじめ動画
 ・スパム、誤解を招くメタデータ、詐欺
 
  例:広告目的で同じ動画を何度も配信する
 ・脅迫行為
   
例:ストーカー行為、恐喝
 ・著作権の侵害
   例:映画の海賊版の配信
 ・プライバシーの侵害
   例:他人の個人情報を同意なく流す
 ・なりすまし
   例:別の有名チャンネルのフリをしてチャンネルをつくる
 ・子供の安全を害するコンテンツ
   例:未成年者を危ない目に合わせる動画
 ・その他
   例:下品な言葉

こんなたくさん守らなきゃいけないことあるのか!って思われるかもしれません。でも大物 YouTuber は少し攻めた動画出してません?ギリギリ大丈夫な範囲ってのがありますが、企業チャンネルとしてはアカウント停止となってはブランドイメージが損なわれ、培ってきたチャンネルという財産が消えてしまうので、「攻めすぎ」はオススメしません。コミュニティガイドラインを知ることは、その範囲内であなたのチャンネルらしさを最大限に表現するためには、欠かせないことなのです。

どこまでがギリギリの範囲か?については【ステップ3】でお話しします。

せっかくコミュニティガイドラインについて理解したところで、その他のガイドラインについてもまとめます。

図1

コミュニティガイドライン以外には、「著作権」「YouTube パートナープログラム」「広告に適したガイドライン」があります。

著作権」に関しては、コミュニティガイドラインにも含まれているので、YouTube を始めたばかりの人は、実質コミュニティガイドラインのみ守っていれば問題ありません。

YouTube パートナープログラム」に関しては、
チャンネル登録者数 1,000人以上総再生時間 4,000時間/年間
という条件を満たすと、YouTube パートナープログラムに申請でき、加入すると広告収入を始めることができます。

注意点としては、あなたの配信した動画以外で「再生リスト」を作成し視聴された時間はカウントされません。また、「自動で作成された繰り返しコンテンツ」といった、音声なしで字幕テロップが流れるだけの動画は再生時間の対象外になります。ゲーム実況者の人の動画や音楽アーティストの人の動画なども違反ではないのに「同じような動画」として、引っかかる可能性がありますので覚えておきましょう。

※YouTube パートナープログラム(YPP)に関しては、
 以前の記事「01 チャンネルの基礎を学ぶ」でも触れています。

広告に適したガイドライン」については、「コミュニティガイドライン」とほとんど同じです。例外としては、年齢制限のかかる動画は、広告主から掲載しないという選択ができるため、注意が必要です。例えば、タバコを吸っているシーンが多い動画は年齢制限がかかり、広告が掲載されない可能性があります。

年齢制限について
 設定:自分で設定可能。YouTube 運営から設定されることもある。
 ①未成年者がマネをする可能性のある有害または危険な行為
   例:喫煙、飲酒
 ②家族向けコンテンツの成人向けテーマ
   例:ドラえもんがドラッグで狂う動画
 ③下品な言葉
   例:下ネタ、侮辱言葉
 ※その他、
  露骨な性的表現や他人を冒涜する表現も年齢制限になる可能性あり。

上の動画のチャンネルでは、もともと『ごめんなのび太、このフロアは縦ノリなんだ』という動画があり、ドラえもんのキャラクターが危険ドラッグを使用するような表現がされていました。それを全年齢対象版に編集したものが上の動画です。しっかり広告がついていますね。

江頭2:50 さんのエガちゃんねるも広告審査に落ちたようです。

コミュニティガイドライン広告に適したガイドライン

となります。広告のガイドラインのほうが審査が厳しいです。

ガイドラインについて理解できたところで、次は、実際に違反するとどうなるの?ということについてお伝えします。

◆ステップ2 違反者の罰則を知る

コミュニティガイドラインを違反すると罰則があります。そもそも、違反はどのようにバレるのかというと、視聴者からの報告か YouTube 運営側からの削除の2種類です。違反は動画の内容だけではなく、タイトルやサムネイルも含まれるので、他の人の写真などを使う場合も気をつけてください。

違反の流れ
 ・初めての違反の場合
   →事前警告が YouTube 運営より通達される。
 ・再度警告を受けた場合
   1回目:
    1週間、動画を含むあらゆる配信が停止。
   90日以内に2回目:
    2週間、動画を含むあらゆる配信が停止。
   90日以内に3回目:
    チャンネルの停止・永久削除
    ※停止中のチャンネルをもつアカウントが、
     別のチャンネルで同じ動画を配信することも NG。

ガイドライン違反で警告をうけた場合は、まずは「コミュニティガイドライン」を確認してみてください。それでも違反していない!と自信のある人は、再審査請求ができるので試してみてください。

違反の罰則がわかったところで、最後はケーススタディで学んでいきましょう。

◆ステップ3 違反?問題なし? ケーススタディ

一言で表わすと、コミュニティガイドラインの基準は難しい!!

たぶん、違反か問題なしか正確に判断してる人ってほとんどいないと思います(それか、もう何度か違反しているベテランの人)。

以前ツイートしましたが、
 ・野生のライオンの縄張り争いは問題なし
 ・土佐犬などの闘犬は違反
とのことです。

ここでは、「こんな時は大丈夫?」と気になるあなたに、具体例をケーススタディとしてお伝えします。

ケース1 アダルトコンテンツ
<OK コンテンツ>
 ○裸を使った人体の構造についての説明
 ○新米ママさん向けに授乳のやり方
<NG コンテンツ>
 ×露出の多いダンス(ポールダンスなど)
   →性的であると判断され違反となる
 ×人間以外のキャラクターの生々しい性的描写
ケース2 不快なコンテンツ(差別など)
<OK コンテンツ>
 ○移民は運転が下手という内容
   →事実(固定概念)としてデータがあるので問題なし
 ○政治家を批判してポスターを燃やす動画
   →目的が政治的意見を伝えるためで暴力を助長するものでない
<NG コンテンツ>
 ×ナチスを支持して特定の集団への差別を容認した内容
 ×ある宗教団体にむけて「悪意ある表現を使っている人」にインタビュー
   →一見、教育だが暴力や憎悪を助長しているため
 ×ヘイトスピーチ
   →教育目的であれば問題なし
ケース3 有害で危険なコンテンツ
<OK コンテンツ> 
 ○木からジャンプする「危険チャレンジ」
   →怪我をした人のリアクションを載せるのはアウト
<NG コンテンツ>
 ×交通量の多いところでのスケートボード
 ×ATMのハッキング動画(そもそも犯罪です!)
 ×脅迫系、身体的な危険を感じさせる系のドッキリ

ざっと挙げてみましたが、なんとなくコミュニティガイドラインの特徴がわかってきませんか?

私としての特徴は、
 ①子供に有害であるのもはアウト
 ②生々しい表現もアウト
 ③教育系なら許される可能性が高い
と考察します。

自分の子供に見せていいか?」ということが1つの基準だと思います。

◆まとめ

・YouTube には守らなければならないガイドラインが存在する。
・違反者には罰則があり、場合によってはチャンネルの永久削除もある。
・ケーススタディの基準は「子供に見せていいか?」で考えてみる。

ルールとマナーを守って楽しく YouTube しよう!!

◆DIA◆最後まで読んでいただき、ありがとうございました!◆DIA◆

次回は、「YouTube で長期的な成功を目指す」方法についてです。

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