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【YouTube Creator Academy 解説 13】 YouTube の動画制作方法② - 撮影編

こんにちは!閲覧ありがとうございます!
ダイア (DIA 株式会社)企業 YouTube サポート部です!

この記事では、
YouTube が公式で発信している YouTuber 向けの勉強コンテンツ集である YouTube Creator AcademyYouTube クリエイターアカデミー) の内容を解説します。

時々、Twitterでも同じようなことをツイートしてるので
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今回は、その中でも、 YouTube の配信にむけて動画を制作する方法にはどんなことがオススメなのか、3つのステップで解説していきます。

※動画制作の記事につきましては、【準備編】【撮影編】【編集編】の3部作を予定しております。今回の記事は動画制作の【撮影編】です。

【準備編】をお読みでない方は、
 以前の記事「12 YouTube の動画制作方法① - 準備編」を
 参照してください。
この記事は、
YouTube で集客をしたい企業
YouTube の撮影を考えている企業
YouTube を始めたばかりの人
に向けて、
YouTube の配信にむけて動画を制作する方法 を理解し
実践してもらうことを目標にしています。

◆ステップ1 撮影の構図を検討する

まずは、撮影の構図を検討していきましょう!
このステップでは
構図の3つの基本
ショットの種類
カメラワークの基本
プロに迫るクオリティを出す方法
の流れでお話ししていきます。ぜひ基本を学んで撮影を始めましょう。

*構図の3つの基本

撮影の構図には3つの基本があります。「3分割法」「バランス」「深度」です。それぞれ解説していきます。

1つめは「3分割法」です。

分割法

言葉のとおり、画面内を縦横3分割するように線を引き、線の交差する位置に被写体を置くという方法です。視聴者の視線を引きつけることができるため、初心者の方はまず「3分割法」だけでも意識してみると格段に動画のクオリティが変わります。

実際に動画でコツなどを知りたい方は、以下の動画を参考にしてみてください!2分40秒頃から「3分割法」についての動画解説となります。

2つめは、「バランス」です。こちらはグループなど複数人の被写体で撮影される方にむけた内容となります。

具体的には、2人で会話するときなどに、左右のバランスを均等にするということです。左右に人がいるのにバランスが悪いと気になりますよね。

ぜひ2人以上で撮影する場合は、バランスに気を付けてください。

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3つめは、「深度」です。被写体深度とも言います。一眼レフのカメラの場合は、被写体にピントを合わせ、周囲を少しぼかすことができます。カメラのフォーカスを人物に当てるのか、背景に当てるのか、あなたが思い描いた雰囲気を出せるように意識してみてください。

ピンボケには十分ご注意して撮影に望んでくださいね。

*ショットの種類

次にショットの種類についてです。ショットには大きく3種類があります。

<ショットの種類>
 ✓ミディアムショット
   →動画の基本。中距離での撮影。
 ✓ワイドショット
   →広く背景を加えた撮影。
    場の雰囲気を伝えたい場合に効果的です。
 ✓クローズアップショット
   →手元をアップで映して、余分な情報を減らす撮影。
    会話シーンの場合では、顔をクローズアップして、
    内容に集中させる効果もあります。

ワイドショットクローズアップショットは、撮影者と被写体が別でなければリモコンなどがないと撮影が難しいです。個人で撮影される方や初心者の方は、まずはミディアムショットのみ意識しましょう。

*カメラワークの基本

カメラワークでは、カメラ本体の位置を動かさずに撮影する方法とカメラ自体を動かす方法があります。

カメラ本体の位置を動かさずに撮影する場合は、左右移動の「パン」と、上下移動の「チルト」を使ったり、「ズームイン」で被写体を大きく撮影して、視聴者の注意を引くことができます。

また、カメラ自体を動かす方法ではダイナミックな映像にすることができます。スポーツなど野外撮影をメインとしたチャンネルではより一層効果的です。

注意点としては、不要なカメラの動きは視聴者にとって不快感にもつながりますので、初心者の方はまずカメラを固定して撮影していくのがよいでしょう。企業の方は、撮影のプロに任せてみるのも一つの手ですね。

プロに迫るクオリティを出す方法

ここまで読んでくださった方は、撮影の基本がしっかりと身についているはずです。ここからは、プロに迫るクオリティを出す方法を3つ紹介します。

1つめは「複数のテイクを撮る」ということです。映像は加工することができますが、時間は戻せません。編集の際に「あっ!このシーンがピンボケしてる!」とならないように、同じ動画を複数撮っておくことがおすすめです。

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2つめは「記録をつける」ということです。1つめの「複数のテイクを撮る」ことにも関わりますが、複数のテイクを撮る場合は、区別できるように映像や音声で目印を付けておくことがよいでしょう。

例えば、撮影の最初に小さなボードを出したり、シーンやテイクを読み上げてみるのもよいでしょう。

3つめは、「バッテリーやメモリーカードの予備を用意しておく」ということです。これは意外と重要です。プロに迫る撮影をする場合は、複数のテイクを撮るため長時間の撮影となる場合が多いでしょう。そのときに、「バッテリー切れだ!」「メモリー不足だ!」となっては大変です。常に予備のバッテリーとメモリーカードを用意しておくことを心がけてください。

撮影の構図を理解できたところで次は照明の検討をしていきましょう!

◆ステップ2 照明を検討する

撮影には照明の準備も必要です。今回は自然光を利用する場合と、照明機器を利用する場合に分けてポイントをお伝えします。

自然光を利用する場合は、室内なら窓際で撮影すると十分明るく撮影できます。動画のクオリティを統一したいのであれば、同じ時間に撮影して明るさを均一にするとよいでしょう。

また、野外で撮影する場合のおすすめは早朝夕方です。11時~15時は頭上から太陽光が当たるため、顔が影になってしまい被写体の魅力が半減してしまいます。太陽光が強すぎると被写体が目をつぶってしまうというデメリットもあります。照明機器を利用しない場合は、撮影の時間に気を付けてください。

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照明機器を利用する場合は、「3点照明」が基本です。

3点照明を利用した方法とは、「キーライト」「フィルライト」「バックライト」の3種類のライトで被写体を照らす方法です。

バックライトを強めると、人物の輪郭を明るく浮かび上がらせることができ、プロっぽい仕上がりとなります。

また、温かい印象なら白熱電球、冷たい印象なら蛍光灯と、シーンによって使い分けてもよいでしょう。

※「3点照明」について詳しくは、
 以前の記事「12 YouTube の動画制作方法① - 準備編」を
 参照してください。

ポイントとしては、ライトをTシャツや白色のシートで覆うことで、柔らかな印象を与えることができます。ライトは高温となりますので、火事には十分気を付けてくださいね!

自然光を利用する場合と、照明機器を利用する場合のどちらにも使えるポイントとしては、「レフ板」を使用することです。レフ板を使えば、より光を集めて、明るく強調することや、照明を均一にすることができます。

照明の基本を理解したところで、最後に音質を検討していきましょう!

◆ステップ3 音質を検討する

音質の鍵を握るのがマイクですよね。

YouTube 撮影に使用されるマイクは大きく4つの種類があります。「カメラ内蔵のマイク」「ガンマイク」「ピンマイク」「コンデンサマイク」です。

※「マイクの種類」について詳しくは、
 以前の記事「12 YouTube の動画制作方法① - 準備編」を
 参照してください。

音声についての注意点ですが、YouTube クリエイターアカデミーでは、「照明に不備があっても視聴者は気に留めないが、音質の悪さは評価が低下する」と語っています。実際に私も YouTube を視聴するとき、多少暗くても最後まで視聴することは多いですが、そもそも音が聞き取れない動画を最後まで視聴するのは苦痛です。

それぐらい音質は重要ですので、しっかり意識していきましょう!

音質を高めるためには注意点が3つあります。

<音質を高める際の注意点>
 ・騒音の大きい冷蔵庫やエアコンから離れる
 ・携帯電話はマナーモードにしておく
 ・ピンマイクなどの外部マイクは口元に近くする
  ※声は力強いほうが良いですが、叫ばないように!

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また、企業の方やグループで撮影されている方は、グループの中の誰かにヘッドフォンで音声をモニタリングしてもらうのも効果的です。1人で撮影されている方はモニタリングができないため、一度本番の前にテスト収録をしてみてはいかがでしょうか。

◆まとめ

・撮影の構図は「3分割法」が重要!
・プロっぽく撮影するためには複数のテイクを撮影すること!
  ※撮影の記録をつけることと、
   予備のバッテリー予備のメモリーカードを忘れないこと。
・自然光を利用する場合は、11~15時を避ける
・照明機器を利用する場合は「3点照明」が基本!
・音質を高めるには、
  企業やグループなら誰かに音声をモニタリングしてもらう!
  1人なら本番前にテスト収録をしてみる!

これでプロに迫るクオリティで撮影ができるはずです!ぜひ自分のチャンネルに合った撮影をしてみてくださいね。

◆DIA◆最後まで読んでいただき、ありがとうございました!◆DIA◆

次回は、「動画制作方法③ - 編集編」についてです。

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