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10分でマスター出来る!スプレッドシートで住所から郵便番号を割り出す関数【無料シート公開中!!】
郵便番号から住所を検索するシステムって結構あるけど住所から郵便番号を特定するシステムってあまりないですよね。でも実際に郵便番号を知りたい時って業務上多々あります・・・
そこで今回は、初心者でも簡単に住所から郵便番号が特定できる無料配布のスプレッドシートを作成しましたので是非ダウンロードしてみてください^^
早速ですが今回の完成イメージはこちらです。
セルA1の**の間に市を入力します。今回は例として川越市を入力します。
入力するとA3以降に川越市の町村名が五十音順に抽出されそれぞれ該当する郵便番号がD列に反映されます。
では、実際に今回はこれを作っていくのですが順番はたったの三つのみです。①元データ(データベース)を作成②クエリ関数を使用して欲しいデータのみを抽出③検索用セルを作成し、その応答結果をindex関数とmatch関数の組み合わせで抽出です。ここまでを素人でも簡単に10分以内にできるようになるのでぜひ挑戦してみてください!
①データベースの作成(全国の市区町村郵便番号付きのデータをダウンロード)
まずはデータベースを作成して行きます。今回は下記の全国の市区町村郵便番号付きのエクセルをダウンロードしてください。
ダウンロード後は、実際に使用したい県のみのデータを切り取ってスプレッドシートに貼り付けします。下記のような形で大丈夫です。
②クエリ関数を使用して必要な列のみ抽出する。
次は、実際に郵便番号を特定するために使用したいデータ列のみをqueryクエリ関数を使用して抽出します。今回は住所、市区町村、フリガナ、郵便番号のデータが欲しかったので下記の列H,I,F,Cを取り出しました。
取り出す時の式は下記です。
=query('埼玉県データ'!$C$2:$I$2968,P1)
上記は=query('シート名'!セル範囲,データ検索したい列情報の入ったセル)を記入しています。最後のデータ検索したい列情報の入ったセルを今回はP1としていますがP1にはselect 抽出したい列を入力してください。複数抽出したい列がある場合は" , "を使用してください。今回は住所、市区町村、フリガナ、郵便番号のデータが欲しかったのでP1に下記を入力しました。
select H,I,F,C
実際にP1に入力すると下記のようにデータを抽出できました^^
これが実際に郵便番号を特定するための参照データ元になります。
③検索用セルを作成し、その応答結果をindex関数とmatch関数の組み合わせで抽出で住所から郵便番号を特定する
次は別シートを作成してA3にindex関数とmatch関数の組み合わせで住所から郵便番号を特定できるように下記関数を入力します。
=INDEX('埼玉県データ'!$P3:$R$2968,MATCH('検索シート'!$A$1,'埼玉県データ'!$P$3:$P$2968,0),3)
これは=index('参照データ元シート名'!参照データ元範囲,match('検索したい内容が入力されたセル'!検索セルの参照元の列,0),抽出したいデータ左から何番目か)を入力しています。難しいかもしれませんが”習うより慣れろ”です下記を参考に色々いじってみてください^^
後はセルのA1に*(ワイルドカード)を二つ記入します。これをやることでその間に入力された文字が含まれたデータを抽出できるようになります。
後は実際に埼玉県の市入力してみてテストしてみます。今回は草加と入力してみます。すると下記のようにうまくデータが取り出すことができました。
後は五十音順に町村まで記載がされているので該当の住所から郵便番号を簡単に特定できますね^^
まとめ
今回は、スプレッドシートで住所から郵便番号を割り出す関数について解説しましたがいかがでしたでしょうか。ポイントはたったの3つです。①元データ(データベース)を作成②クエリ関数を使用して欲しいデータのみを抽出③検索用セルを作成し、その応答結果をindex関数とmatch関数の組み合わせで抽出。できるようになるまでぜひ挑戦してください^^
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