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スプレッドシート ARRAYFORMULA関数で処理速度の高速化を実現

スプレッドシートが上手く運用できるようになってくると受注案件のデータを抽出して自動で契約書を作成し請求書も自動で作成したりできるようになります。しかし、誰もがぶつかる壁があります。

それがスプレッドシートの処理が重い。処理の時間が遅い。といった問題です。せっかく自動化したのに全然処理が進まなかったら本末転倒です。

そこで今回は、ARRAYFORMULA関数を使用してスプレッドシートの関数量を減らし処理スピードを簡単に上げる方法を説明します。初心者でもマスターできるのぜひトライしてみて下さい^^

初心者でも3秒でできるARRAYFORMULA関数の作り方

初心者でも3秒でできるARRAYFORMULA関数の作り方を紹介します。
まずは、計算した式を入力します。数式を入れ終えたら
ショートカットキー
ctrl+shift+enter」を同時に押します。
その後に実際に反映させたい範囲を指定してあげれば完了です。

ARRAYFOMURA(関数(セルの範囲))

実践練習

実際にコードを書いてみましょう。
まずは下記の無料練習用サンプルシートをダウンロードして練習します。


今回は「A列が人だった場合は、B列に○の判定をしたい」とします。

ARRAYFORMULA関数 練習用_-_Google_スプレッドシート

そこでまずは、B2にif関数を使用した条件式を設定します。
if関数の条件式は下記のようになります。

IF(条件式,条件を満たすならTRUE値, 条件を満たさないならFALSE値)

実際に下記の関数を記述します。

=if(A2="人","○","")​

ARRAYFORMULA関数 練習用_-_Google_スプレッドシート-2

ここまで記入したらB2セル上で「ctrl+shift+enter」を同時に押します。そうすると下記のような式が反映されます。

=ARRAYFORMULA(if(A2="人","○",""))

ARRAYFORMULA関数 練習用_-_Google_スプレッドシート-3

ここまで来たらもう少しです。最後に条件が反映される範囲を指定したいので今回は6行目まで反映されればいいのでA2の部分を「A2:A6」に変更すれば実際に必要な範囲まで反映されます。

実際の式は下記です。

=ARRAYFORMULA(if(A2:A6="人","○",""))

ARRAYFORMULA関数 練習用_-_Google_スプレッドシート-4

実際にA列が人の場合はB列に○を自動でつけることができましたね^^
練習用シートの隣に正解用シートがあるので自分でできるまでチャレンジしてみてください♪

まとめ

今回は、スプレッドシート ARRAYFORMULA関数で処理速度の高速化を実現する方法について解説しましたがいかがでしたでしょうか。ARRAYFORMULA関数を使用できるようになればなるべく少ないコードで負荷をかけずにデータの処理をできるようになるので何度もサンプル練習用データを使用してトライしてみてください!!



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