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【雑記】泉北高速鉄道という名の高級路線

(今回はかなり軽く書くので、ご了承ください…)
皆さま、あけましておめでとう…と言いたいところですが、元日から日本が大変なことになってますね…

元日には石川県の能登で震度7を観測するかなり大きな地震が発生しました。
テレビから緊急地震速報のアラームが鳴った時には、
「ついに南海トラフきてしまったか…」
とびっくりしたのも束の間、速報の範囲の地図に石川県と見えたとき、またもびっくりしてしまい、かなりパニックを起こしてました…
私の鉄道趣味、そして旅行趣味の原点である、金沢、能登が無惨にも地震という刃向かえない強力な力によって壊されていく映像はかなり見ることが辛かったです。
今でも、ニュースで能登の地震の内容をする際は、テレビのチャンネルを変える、または、テレビの電源を切っています…
被災地の1日も早い復興を願うばかりです。
そして、翌日には羽田空港で着陸したばかりのJAL機と、能登に物資を送ろうとしていた海上保安庁の飛行機が滑走路で衝突する事故が発生しました…
JAL機の方は乗員さんの素晴らしい行動により、乗客乗員全員の脱出に成功しましたが、海上保安庁機の方は脱出が間に合わず、外へ投げ出されたと見られる機長が重傷、他の乗員5名の方々はお亡くなりになられるという大変な事態となってしまいました。
さらに3日には、福岡の小倉で大規模な火事があり、さらには、山手線で無差別刺傷事件が発生する…

一体どうなってんだ…

ところで、去年の暮れにとても大きなニュースが入ってきたことを覚えている方はいらっしゃいますでしょうか…
そう…泉北高速鉄道の南海電鉄との経営統合について基本合意を行なったというニュースです…
まさか…と思いましたが、本当なんですね…
一体どうなっていくのだろうか…

ところで、その泉北高速鉄道は、昔、大阪都市開発という鉄道会社が運営していたことはご存知でしょうか。
大阪都市開発とは、大阪市が100%の株式を保有していた(末期は南海電鉄に株式を売却していました)泉北高速線を運行していた第三セクターのことです。
実は、このとき、泉北高速線内の運賃は南海線内の運賃よりも結構高かったんだそうで…
その度合いは、“日本一運賃が高い鉄道会社”と言われるほど。
当時のデータがなかなか出てこないので、詳細は追って書きます。
そんなわけで、地元では高級路線と呼ばれていたそうで…(まあそりゃそうだよな)
そんな中で泉北高速鉄道誕生となるわけですが…(というか泉北高速鉄道誕生というより、泉北高速線の南海グループ移管が正しい気がしますが…)
これにより、もともとかなり高かった運賃が南海と同水準まで引き下げられ、利用しやすくなりました。接続割引によって直通して乗る際は初乗り運賃は帳消しとなり、より南海電鉄との一体感が出た印象です。
そんな中での完全子会社化。
これは、南海が泉北高速鉄道を自社線にするという最終目標に必要な第一ステップをしっかりと獲得したことを意味します。
というか、もともとそういう計画だったそうで…
そこからの流れでのこの発表。
トリヴェール和泉のみならず、全国に激震が走りました。
ついに、あの泉北が消えるのか…という声が多かった印象です。
自分もかなり泉北高速鉄道が好きだったので、かなり動揺しましたね…

高級路線というイメージから南海電鉄の一路線へ。
大きな時代の移り変わりを今後も見届けて行きたいと思います。


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