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【れん】ストーリーテラー

みなさんこんにちは、れんです。

いかがお過ごしでしょうか。

花粉がひどい季節ですね、僕は割と重度の花粉症で、最近は毎日薬がないと生きていけません。

花粉症なのに外に出てる人類、みんなえらい。

早速共通の質問に答えていきます!
「我無沙羅に入ったきっかけ」
高校の友達に誘われて入りましたね!

高校の頃に応援合戦にどハマりしてた友達が、「大学でもやりたい!」ってなって我無沙羅に飛び込んでったのについてった感じです。
それが今ではこんなにどっぷり浸かってしまって…

さて!今回は僕の好きなシンガーソングライターについて話したいと思います。

吉澤嘉代子さんです。

僕の一周目のプライベートルームを見てくださった方は「またか?」と思いましたよね、そうですまたです。

前回吉澤さんの話をした頃はまだハマりたてで
「最近の推し」として紹介させてもらいましたが、この1年間で吉澤さんの魅力に更に取り憑かれてしまいまして、是非もう一回語りたい!!と思った次第でございます。

前回は声質等の話がメインでしたが今回は曲の内容に本格的に触れていきます。
なので今回は

吉澤嘉代子紹介ガチオタedition

として聞いていただければと思います。
前回紹介した3曲以外で僕の推し曲、推し歌詞を紹介していきますので、その中で吉澤さんの作る世界観を伝えられればと思います。

推し曲①「綺麗」

最愛の恋人に、一生綺麗と思われていたいという女性の欲求を描いた曲です。

歌詞抜粋↓
"さよならと最後に一度だけ繋いだ
この手もいつかはシワシワになるの
もういない私を思い出して、一人きりの部屋で
街灯に浮かんだ恋する私を
あの夜の私を思い出して一生綺麗だと
思ってくれてたならいいないいな"

どんなに綺麗な人でもいつかは年老いてシワシワになりますよね。
それなら自分が1番綺麗な時に恋人の前からいなくなり、一生自分のことを綺麗だったと思い出してほしい。といった内容になります。
なかなか狂気的ですよね。

楽曲自体はトランペットやバイオリンなどを中心とした華やかな仕上がりで、狂気的ともとれる歌詞の内容を、吉澤さんのワードセンスと楽曲センスで美しく、ポップに表現してるのが凄いんですよね。

推し曲②「リダイヤル」

子守唄のような曲調で、聴いてるだけで癒されそうな曲ですが、これ実は元カレに粘着するストーカーが主人公の曲なんです。

歌詞抜粋↓
"いつでも会いたい時は電話をかけてと
貴方は確かにそう言ったでしょ?"

元カレへの執着心が強すぎて、毎晩毎晩電話をかけ続ける女の子
1番の歌詞だけ見てると、彼氏のこと大好きな可愛い彼女さんの曲かな?と思えるのですが、
2番の歌詞からだんだん雲行きが怪しくなってきます。

2番歌詞抜粋↓
"いつでも2人でいれば幸せだったのに
あなたはどうしてここに居ない?
向かい合わせの食卓に並んだ
チェリーパイに突き刺すナイフが煌めいて、
つい、ねえ?"

ナイフだとか物騒な歌詞が出てきていますが、私のことが好きじゃないならいっそのこと◯してしまおうということなのでしょうか

1番と2番で吉澤さんの歌い方も全然違うので是非体感してみて下さい。
特に前述した歌詞の「どうして」の部分、急に吉澤さんの声質が変わるのでドキッとします。
曲調も2番でピアノが段々荒々しくなってきますので、是非とも意識して聴いてみてください

さて、吉澤さんはこのように、一曲一曲の主人公の設定を細かく決めて、一個の小説を仕上げるようなつもりで、曲を作っているそうです

吉澤さん自身も幼少期から小説が大好きだったそうで、毎日のように図書館に通っていたそうです。素敵な歌詞が書けるのも頷けますよね。

そしてこの小説のような世界観の中で、
上手く「人間くささ」を表現しているのも凄いんですよね。

前述した「綺麗」「リダイヤル」では、主人公が普通では考えられない行動を取ってますよね。

只結局この行動の奥底には、人間誰しもが持っている「綺麗でいたい欲求」「愛されたいという欲求」がある訳で、誰でもなんとなく共感できちゃう気がしませんか?

この「行動には移さないけど誰もが持っている狂気」を小説の世界観に落とし込み、吉澤さんの歌詞や声質で美しく、可愛く表現しているんです。
まさに"ストーリーテラー"ですね。
そんなことを踏まえた上で、次の推し曲を見ていただきたいです。

推し曲③「ものがたりは今日はじまるのfeat.サンボマスター」

こちらはサンボマスター 山口隆さんが作詞作曲を担当された曲です。

山口さん↓


サンボマスターさんといえば、僕らが去年のザ・ダンスデイで踊らせていただいた曲、「できっこないをやらなくちゃ」で有名なバンドです。

こちらのサンボマスターさん、実は吉澤さんの音楽を始めるきっかけとなった人達なんです。

吉澤さんは幼少期から人と話すことが苦手で、中学校の頃は完全に不登校になってしまっていたそうで、そんな中たまたま付けたテレビで聴いたサンボマスターさんの曲に衝撃を受け、自分も誰かを励ます音楽を作りたいと思ったそうです。

自分の音楽を始めるきっかけとなった人が書いた曲を歌うってだけでもう素敵なんですが、魅力はそれだけではありません!

これはあくまで僕の推測(妄想)なのですが、この曲の主人公は「中学時代の吉澤さん」だと思ってるんですね。

MVの中では学校に行けずに家に閉じこもっている女の子が、たまたまつけたテレビで吉澤さんの曲を聴いて励まされ、勇気を持って外に飛び出す様子が描かれています。

これは前述した吉澤さんの過去にかなり似ていますよね。
あくまで曲の作成の主体は山口さんなので一概には言えないですが。
おそらく吉澤さんの過去と関連づけて作られてるんじゃないかなあ〜と思ってます。(異論は受け付けます)

そして先程も言った通り、一曲一曲を小説のように仕上げる吉澤さんですが、
そんな吉澤さんの音楽活動の起爆剤となった人が彼女のために書いた曲のタイトルが「"ものがたり"は今日始まるの」っていうのも良いんですよね。

歌詞抜粋↓
"だけども信じても良いの?
貴方が私の物語を新しく始める
新しく始める人"

山口さんが吉澤さんの物語を始めるきっかけとなり、その吉澤さんの歌がまた誰かの物語を始める…素敵ですね…

吉澤さんの楽曲は、人間のあまり見せたくない核心の部分を、おとぎ話のように可愛く、美しく表現しています。
なんだか自分の醜い部分を肯定されたような気分になり、励まされる方も多いのではないのでしょうか。

みなさんもストーリーテラー吉澤さんの作る物語に触れてみては。


れんの過去のプライベートルームはこちら💁‍♂️


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