見出し画像

『THE DANCE DAY』こだわり語りまくり#1〜選曲理由・裏話〜

はじめに

こちらの記事は『THE DANCE DAY』こだわり語りまくり#1です!

この記事ではメンバーのむねに、『THE DANCE DAY』で使われた2曲の選曲理由と、練習期間から本番に至るまでの様々な裏話を語ってもらいました😁😁

ちなみに、
#2では振付・構成のこだわりについて、
#3では練習でのこだわりについて、
語ってもらっています☺️
それぞれをタップして記事に飛べるので是非ご覧ください😬

選曲理由

まずは、我無沙羅の副代表むねに選曲理由を語ってもらいましょう👏👏

「できっこないをやらなくちゃ」選曲理由

実は、この曲の振付原案は1年前にありました。
我無沙羅は、『THE DANCE DAY』懐古録でも述べたように、既存の楽曲に合わせた演舞作品を作りYouTubeに投稿しよう!という、いわゆる踊ってみた企画を1年前から行っています。

その最初期、曲のメッセージ性、熱さが我無沙羅にピッタリじゃないか!と挙がったのがサンボマスターさんの「できっこないをやらなくちゃ」です。 
YouTubeにアップするには権利上の問題をクリアする必要があることなど知らない頃でした。
当時、邦楽への振付経験がほぼ無かったメンバーが不慣れながらも振付をし、撮影を終わらせ、さあ投稿だ!となったタイミングでYouTubeに投稿できないことを知り、泣く泣くお蔵入りになったのでした...。

時が流れ1月中旬、『THE DANCE DAY』のエントリーをどの楽曲にするかという議論の際、「できっこないをやらなくちゃ」を復活させてみてはどうか?との案がメンバーから挙がりました。
僕は「それしかない!!!」と思いました。

世に出すことができなかった、ほぼ初めて邦楽に振付をした作品。
1年の時を経て、邦楽に振付をした作品で競う大会でその作品を出すことができる。
燃えないわけがありませんでした。

もし審査に落ちてTVでの披露ができなかった時に、YouTube投稿ができないのでは今回も作品、振付が無駄になってしまわないか?という考えも頭をよぎりました。
それでも、この曲の歌詞に背中を押され、この曲でエントリーすることに決めたのでした。

「あきらめないでどんな時も 
君なら出来るんだどんな事も」

本当に素敵な歌詞です。
この曲の歌詞こそ、僕達が「応援団」として伝えたい事そのものでした。

特に僕が好きなのは、

「君ならできない事だって 
出来るんだ本当さウソじゃないよ」

君ならどんなことだって出来るって信じてる!という強い応援メッセージ。
こんな風に言われたら頑張れますし、本当に出来るかもしれない、と自分で自分を信じたくなってきます。

この真っ直ぐな歌詞だからこそ、僕達のどストレートなメッセージも届いたのかもしれません。
サンボマスターさん、楽曲を使用させていただき、ありがとうございました。

「田園」選曲理由

「田園」は、僕が提案した曲です。
1曲目が「できっこないをやらなくちゃ」に決まり、撮影やエントリーを終えてから2曲目をどの楽曲にするかの話し合いはスタートしました。

1曲目で「頑張れ!諦めるな!」というメッセージを乗せた作品ができていたため、2曲目のメッセージ性には大いに悩みました。
そんな時に、

「生きていくんだ それでいいんだ」
「僕がいるんだ みんないるんだ」

という歌詞がとても響いたのです。

自分のできることを自分なりに頑張って、毎日を生きていく。それでいいんだぜ。
みんな自分の日常と戦っている。僕達は一人じゃない。みんながいるんだぜ。
夢や目標に向けて努力することが美徳とされやすい世の中だけど、それらがなくたって生きていく。それでいいんだぜ。

解釈は人によって異なると思いますが、僕はこのようなメッセージを受け取りました。
これも僕達が求めている、誰かに言ってほしいメッセージなんじゃないかと思ったのです。

でも、なかなかこんなメッセージを言ってくれる人はいません。
ならば、「応援団」である僕達が言おう!
この曲に乗せて、メッセージを届けよう!
そんな想いから2曲目は「田園」となったのでした

「がむしゃらに走るあなたへ
思い通りにできないこともある
それでも 生きていくんだ
あなたは一人じゃない」

歌詞とは異なりますが、僕達が伝えたかった想いです。
玉置浩二さん、安全地帯さん、楽曲を使用させていただき、ありがとうございました。


『THE DANCE DAY』裏話

次は、『THE DANCE DAY』の裏話です!
演舞の中でも演舞の外でも僕たちを後ろから支えてくれるにいろんな場面での裏話を語ってもらいましょう👀

「できっこないをやらなくちゃ」の裏話

裏話①〜口上(セリフ)について〜
今回の2作品で特徴的な曲頭の口上は、
オリジナル作品のYell~Esperanza~が元ネタです。

「誰かを応援するという事 ずっと、考えていました。」

から始まる口上と、ラストの畳み掛けが特徴的な本作品。メンバー内でも人気が高く、とても思い入れの深い作品です。
ぜひYouTubeでご覧ください。

全力の口上後の演舞は、気持ちが入ります。
リハの時、おーばの口上で泣きそうになったのは、私だけじゃないはず。


裏話②〜君ならできるんだ〜
「できっこないをやらなくちゃ」は、気持ちが入りすぎて踊るのが精神的に大変です。
口上でセンターが叫んでいるのと同じ熱量で、
ひとつひとつの歌詞を想いを振りに乗せます。
君ならできるんだ!と叫ぶ時、
「君」は見てくださる方であり、
これまで出会った人達であり、
一緒に踊るメンバーであり、自分でもあり。
抑えきれない感情をありったけぶつけました。


裏話③〜動画撮影場所と天気〜
予選動画の撮影場所は刈谷市総合運動公園、
私たちの普段の練習場所でもあります。
長年練習していて気づいたのですが、川沿いは寒いです。
撮影日は2/5(土)。なんと、雪がちらついていました。
撮影できてよかった。空が綺麗でした。

「田園」の裏話

裏話①〜曲選択について〜
2次予選通過が決まり、2曲目を何にするか?
については、複数曲を同時進行で制作し、コンペで決定しました。
惜しくも今回は採用されなかった曲がこちら。
「風が吹いている」いきものがかり
「TOMORROW 」B!SH
「Mickey」   Gorie with Jasmine&Joann
それぞれ、楽しい構成になりました。
今後、日の目を浴びる事があるのかな?笑

今回は曲調、メッセージ性から「田園」が採用されました。円陣も良かった。
その後のブラッシュアップで、口上や太鼓の三三七拍子要素も入れ込み、今やれる事を全てやりきった作品となりました。

「できっこないをやらなくちゃ」との対比も感じていただけたらと思います。



裏話②〜冒頭の口上について〜
歌詞を読み込み、曲を聴き込み、玉置浩二さんの田園の制作時の話を知り、
私たちなりに田園を通して感じたメッセージ、伝えたい想いを、口上として伝えさせていただきました。
初期案では、お〜いお茶の川柳が意外にしっくりきていたのですが、当然不採用となりました🤭
楽しいですよね。下句当てゲーム。


裏話③〜円陣について〜
1曲目直前のCM前(会場にいた方は演舞前のCM中も)に披露した円陣は、半年前にブラッシュアップしたものです。
本番前に気持ちを1つに、気合いを最高潮に!
田園では、サビ後半前の気合い入れ+アクセントとして、演舞中にも円陣をさせていただきました!気合、入りまくりでした!


裏話④〜太鼓,三三七拍子,扇子〜
高校の応援合戦といえば、太鼓やドラム缶でリズムを取る学校が多いです。曲に合わせる応援合戦にも慣れましたが、やはり太鼓曲は原点という感じがします。
我無沙羅でも「勝鬨」「風翆」の2作品は太鼓に合わせてパフォーマンスを行う作品になります。

👇「勝鬨」👇

👇「風翆」👇


また、三三七拍子は伝統的なリズムであり、
代表曲「一期一会~Stagia~」で使用しているだけでなく、演舞の締めに口上+三三七拍子を行わせて頂くことが多いです。
👇「一期一会~Stagia~」👇

👇「三三七拍子」(5:30あたり)👇


その他の裏話

裏話①〜マスク〜
感染症対策のため、練習時にはマスクをしています。マスクありで踊ると窒息しそうになりますが、これもトレーニングと自分に言い聞かせました。
マスクなし+全力の声で踊ったのは、当日のリハーサルが初めてでした。
マスクから解放された私たちに、怖いものなどなかった。
練習は倍大変でしたが、本番は300%のパフォーマンスが出せました。

裏話②〜メンバー〜
今回の『THE DANCE DAY』では
入団10年目28歳の副代表から、3月末に初本番を迎えたニューフェイスまで、幅広いメンバーでお送りしました。
残念な事に現役高校生メンバーはいないので、現在はコスプレ集団になります。
年齢なんて関係なく、何かにひたむきに頑張る時間が青春なのです。
現役メンバーの中には、高校時から所属している人もいます。高校生のあなたも、筋肉痛が2日後のあなたも、私たちと青春しませんか?

裏話③〜振り制作〜
直前までブラッシュアップを重ねていく中で、
どちらとも決めかねる2案が出る事がありますが、
そんな時は多数決で決める事が多いです。
民主主義です。
1列に並んで、せーので左右にジャンプします。
ただし少数派の意見を聞いた後、大逆転が発生する事もあります。
革命です。

裏話④〜想いを伝える〜
メンバー結束の転換点となったのは、練習後に想いを伝えあった、あの夜でした。
ベンチや地面に座り、メンバーひとりひとりが今回の本番への想いや、自分の現状などを話し、語りあいました。
僕らは仲間なんだ。これまでの全てに感謝して、これからにワクワクしよう。
みんなが同じ方向を向いて、頑張れる。このチームにいて良かったと実感しました。
あと、寒い時期じゃなくてよかった。。と思いました。

最後の練習の後にも、同じ事をしました。
積み上げてきた想いが目から溢れるメンバーも少なくないなか、終わってしまうのが寂しい気持ちと本番が楽しみな気持ちと、とてつもないやる気で満ち溢れました。

みんなの気持ちが一つになっている事を実感する夜でした。
あと、ブランケットを持ってきておいてよかった。。と思いました。

------------

以上、むねによる選曲理由のこだわりと『THE DANCE DAY』裏話でした😁😁2人とも我無沙羅歴が特に長いので、今回のイベントにも大きな思い入れがあったと思います!

そんな2人が自分たちの好きなことについて語っているブログもありますので是非ご覧ください🥰

兄プライベートルーム👉【兄】遠征の醍醐味
むねプライベートルーム👉(Coming on 6/3)

また、冒頭でも説明しましたが、
他の記事でも『THE DANCE DAY』のこだわりを語りまくっています!そちらもご覧ください🤩

#0 こだわり語りまくり〜まとめ〜
#1 こだわり語りまくり〜選曲理由〜  👈現在地
#2 こだわり語りまくり〜振付・構成〜
#3 こだわり語りまくり〜練習〜



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?