コスパとバリュー消費

その昔にバリュー消費というのを提唱した事があって、少しばかり反響を呼んだ事がある。

言うたらバリュー消費とは、節約でコスパの良さを追求する事なんだけど実はそれだけではなくて、バリュー消費とはコスパの極めて悪いモノも含むものなんだ。


どういう事かと言うと人生には、コスパの良さだけでは割り切れない執着やどうしても得たいもの、何を何しても手に入れたいものが人にはある。そういうのは、コスパを追求していくと諦めるしかなくなってくる。

それでは本末転倒だ。本当に欲しいモノや(男や女)は手に入れるべきだし、夢は叶えたいならたとえコスパが悪くても叶えるのは悪くない。むしろそうしたい。君は欲しいモノを手に入れるべきなんだ。少なくとも僕はそうしようと思っているし、そうしてきた。

そしてそれは叶えられると信じている。

コスパの良さってのは良く出来た召使や道具、後方支援のようなものだ。本来の主軸の叶えたい事を応援するように使うべきと思うわけですよ。

人の価値というのは千差万別で、主観的な価値をきちんと見積もる。見積もれ。自分の夢はいくらだ?欲しい異性はどこまで犠牲を払う気がある?

その価値の値段がはっきり分かれば、あとは算数の問題だ。何を抑えて、何に注ぎ込むかだ。


何かをやろうと思えば、通常の人にはお金というのは有限で、全部をかなえる事が出来ない。だからこそ本当に大事な所に惜しみなくお金とエネルギーを注ぎ込むためにコスパの良さが極めて大事なんだ。何でも欲しいモノを手に入れていけばお金や時間が尽きて、何も出来なくなる。貧困真っ逆さまだ。


本当に犠牲を払ってまで、欲しい物が沢山あれば振り回されて浪費してしまう。コスパはお金持ちでない限り人生の主軸にしなければならない。人生の9割はコスパだと思ってもらった方が間違いない。


本当の良いモノだけに囲まれて生きていける。それが価値のわかる大人とか勝者と思う方は勝者の生き方を選んでください。人生積んだ底辺や一般人がそれに感化されると限りなく少ない人生の飛躍の芽が潰れる。本当に潰れてしまう。自分だけでなく大切な人を巻き込み容赦なく人生の可能性を積んでいく。だから気を付けて。

コスパを無視した本当に欲しいものはごく少数にとどめておくんだ。最初は控えめに、余裕が出来てきたらコスパを無視する好きなモノを増やしていっても大丈夫。


バリュー消費ってのは、その主観的な価値を含んでコスパの良さを追求していこうという考えだった。コスパの良さを追求していくのって、すごく効率の良い事でそれだけで相当に豊かに生きていける。


20年前はコスパっていう言葉はあまり市民権を得ていなかったと思うんだけど、この20年で社会はだいぶ変わってしまった。みんながスマートに生きるようになってきた。望むものを手に入れるように努力しよう。きっと君にはその資格があるし、それが手に入ると思う。時にはさぼりつつ、頑張ろうな。

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