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詩集「揺曳」

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「緑風橋 吹田」より「断層」までの二十七編。
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#歌

(脚韻詩三編) 「夏へ向かって」

ヒペリカムヒデコート 初夏の虫たちにあふれ 近づいた雨を聞こうと 町を染む赤き実に触れ ※ …

臨  機清
1年前
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(詩) 「ジャズ・ヴィブラフォン」

眼前に弾ける炭酸水は 春の残り香で 週末の遊歩道を 乾いたビーズで散りばめ 木立のそばにお…

臨  機清
1年前
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(詩) 「吹田大橋 午下」

神崎川を渡りおえ 道をそれれば途端 風物は淋しい 独り歌うたいが三味線を紡ぐ 四阿の緑蔭 風…

臨  機清
1年前
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(詩) 「緑風橋 五月」

こぼれる春の光に彩られ 町は何処までも澄み渡る それは祝福 一つの恩寵 いくつもの女性たち…

臨  機清
1年前
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(詩) 「春の調べ」

一杯の水を コップへ注いで 机の上におけば 表面を 緑の光が射している 食器に映った少年の…

臨  機清
1年前
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