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社会貢献による成功とは?を考えると -7つの習慣を読んだ感想-

なんだか固苦しいタイトルになってしまったけど、

自分にとっての社会貢献での成功ってなにか?

ある程度の道筋や、どう行動し何が変われば成功といえるのか?を考える必要がある。

こうゆうのはなんだかんだで、自分の思考次第だと思う。

ネットで検索したり、人に聞いても答えは出せない。

ということで、自己啓発書や成功論の書いてある本しかないな。と思った。

成功とは何かを考えてみると、すぐに思い浮かぶ書籍は『7つの習慣』だった。

良く知っている人も多いと思うが、この『7つの習慣』という本はメチャクチャに売れている。

アメリカで1989年に出版されてから、実に世界レベルで売れまくり3000万部売れている。

もうこれだけでも十分な優位性を感じる本だ。

日本では1996年から200万部が売れている。



私が初めて読んだのは2013年に改版されてやたら本屋さんで見かけるようになってからだ。

今もなお、本屋さんで置いてあるし、そんなに探さなくてもすぐ見つかるようなところにある。

まだまだ、読みたがる人が多いという事が言える。

それどころか、マンガ版があったり、学生向けがあったりと、

いろんなアレンジまで効いていて誰にでも読めるように、種類も豊富にある。

もう、他に類をみない本だといえるだろうし、自己啓発書といえばとりあえずこれ。

そんなイメージすらある。

とはいえ、なかなかのボリューム感があって、ちょっとしきいは高い本とも感じる。

それに、7つもの習慣を身につけないといけないんですかぁ。。。

さらに、ハードルあがってくるな。

そんな感じで、暫くためらっていたが、あまりにも本屋さんで頻繁に見かけるようになり、流行りものがあまり好きではないが、ついつい買ってしまったのが、この本との出会いだ。

当時はちょうど、FXを勉強し始めており、もっと視野を広げていきたかったし、自己啓発というのも必要だと感じていた。

そしてなにより、読書がきらいだった自分が、この頃から読書嫌いメンタルブロックをぶっ壊すことに成功した時期でもある。

『成功』のために何が必要か?成功とは何か?

の答えを求めていた時期でもあり、ちょうどタイミングがマッチした。

まず、見た目通りで分厚い。

今まで読んだことのないぐらいのボリューム。

これ読んだら、人生ちょっとぐらい変わるかな。

そんな期待感を持って読んでいた。

よく利用させてもらっていたのは、エクセルシオール。

郡山市のうねめ通りにあるTUTAYAの中にある。

家だと娘が小さかったこともあって、なかなか集中した読書ができなかったこともあり、けっこう利用させてもらっていた。

読み始めると、まず7つの習慣の内容に入る前にいきなり成功論から始まる。

・良い仕事をした

・大きな資産を築いた

・物質的に豊かになった

全部、間違いではないと思うが、

本質的には、人生の最後。死の床おいて、いかに大切な人に囲まれるかどうか。

そう書いてある。

そんな成功論、というか幸福論に激しく共感した。

もっとテクニック的なことが書かれているのかと思いきや、

どちらかというと、『幸福論』というか哲学の本みたいな感じとなっている。

そして、この本の作者の『スティーブン・R・コヴィー』という人がとんでもない人に驚く。

何がスゴイかっていうと、

アメリカ合衆国建国以来、約200年の間に出版された全ての自己啓発書を徹底的に調査したというのだ。

まず、ここにビビらされた。

約200年前っていえば日本でいえば、大塩平八郎の乱があったり、黒船来航など、

時は幕末に向かいつつある時代。

福島県でいえば、白河のだるまが誕生したかしないかぐらい。

普通、そんな昔の書籍って読まないでしょ。

『今、江戸時代の本読んでるんだよねー』

みたいな人周りにいないでしょ?

自分の周りにはいないし、聞いたこともない。

でも、スティーブン・R・コヴィーさんは、そんな時代の本を読むだけじゃなく、徹底的に調査したというのだ。

それも全ての書籍を。

まず、そこに恐れいった。

その結果、第一次世界大戦を境に成功論は大きく変化していたということが見えてきたらしい。

今の時代、そこに気付いたの多分、コヴィーさんだけじゃないの?

とか思いながら読んでいた。

戦後は、というか近ごろも同じだが、

・モチベーションをアップする

・コミュニケーション能力をアップする

ざっくりいうと、こうゆうような事を唱える本が多いというのだ。

要するに、こうすれば稼げる。これで~が可能だのように、

即効性のあることが書かれているし、即効性を求めすぎているのだと。

では、戦前はどうだったかというと、

・人格形成

・精神論

・道徳的なこと

こういった心を育てる内容の本が多かったようだ。

コヴィーさんは戦後の即効性のある理論にはかなり否定的だ。

どちらに優位性があるかといえば、戦後の理論を推奨している。

7つの習慣はまさにこっちにあたる。

いきなり長くなりそうなので

まずは、この辺にしておきます。

次回は、コヴィーさんのおっしゃる成功とは。

についてです。

それではまた。 Chiakiでした。

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