習ったことなんてほとんどない話。

習い事ならたくさんしたし、講座とかを受けたこともある。

ので、正しく言うなれば「習ったことは多々あれど、自分の仕事に活かしていることはほぼない」だ。


小さいころの習い事


ピアノは小学校低学年でやめた。そのあと楽器はやっていないが、適度に歌がうまいのはたぶんピアノで音階に慣れていたからだ。

水泳は小学校いっぱいで辞めた。体力と体幹はついたし、プールの授業や海に行くとき困らなかった。

ガールスカウトは高校まで続けていたけど後半はほぼ集まりに不参加だった。キャンプでいい感じに役に立てるようになった。

習字はたぶん一番活用できていない。いい感じで字がうまく見えるのは「感じは大きく平仮名は小さく、そして下のラインを整えればきれいに見える」という情報をTwitterで得たからだ。

英語教室にも通ったことがある。姉の付き添いの見学に行ったらおもしろかったのだ。すぐやめた。

そろばんが一番活用している。実生活で数字が必要にならない場面はない。最高。

通信漫画講座は初回の提出物を一回出してリテイクが来ていやになってやめてしまった(笑)。教材だけは手元に残ったので知識として残っている。

演劇は社会人になってからの習い事。当初意識していたこともあったが、くせになったこと以外は全部置き忘れてきた。日常に使うことなんてそうそうない。

後半のほうはさておき、母はけっこうな教育ママで、私は幼稚園の時からいろんなものを習っていた。それが普通だと思っていたので、その中にやりたかったことなんてなかった。

少し前、母にこの真相を聞いたところ「可能性をあげたかった」と。

なるほど何も活かしてなくてごめん(笑)


今やっていることと言えば


アクセサリーづくりはTwitterから情報を得て自分でやってみる。誰かに教えを乞うたことはない。

絵は小さいころから描いていたが、漫画は、通信講座漫画でかじった多少の知識と感覚で描いている。チラシやらチラシやらは誰からも習ったことはない。「ださいかださくないか」「見やすいか見やすくないか」の感覚に沿ってつくっている。

踊りも誰にも習っていない。模範となる人もいない。強いて言うなら、ターンは好きな声優さんがラジオで話していた方法を実践したり、フィギュアスケートのイメージで飛んでいる。

いろんな声が出せるのも天性だ。「どこから声出してるの?」って聞かれるけど、喉、としか答えられない。『もののけ姫』のサンのセリフを片っ端から真似していたことがあるが、声優を目指し始めた後なのか前なのかはわからない。

文章校正は、中学校から小説を書いていたのと、社会人で二年間、お客様へのメールを対応していたから。小説は二次創作とオリジナルの二つを書いていたけど、なんでオリジナルを書き始めたかは覚えていない。西尾維新が好きで、韻を踏む文章が好きだ。


総じて


「習い事」よりも、自分でぬるっと自発的に真似してやりはじめたことのほうがぬるぬると続けられているし、今の私につながっている。

小さいころの習い事は、自分の「体」や「生活」をつくってくれているのだなと思ったのでした。

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