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種牡馬の攻略本 #11 -ゼロから始める大系統-


こんばんは。

久々に『種牡馬の攻略本』の新作を書いてみました。気付けば前回が8月後半だったので約4ヶ月ぶりの新作になります。来年はもう少しコンスタンに更新できるよう頑張ります。

今回は『大系統』を特集したいと思います。今まではエピファネイアやオルフェーヴルなど1頭の種牡馬をピックアップして深堀りするというスタイルでやってきましたが、今回は血統の基礎と言ってもいい『大系統』を今さらおさらいしてみたというテイストの攻略本となっております。

ちょうど時期も時期ですし、来年から新たな予想スタイルを確立したい、本格的にがっつり血統を学んでみたい、という方にはオススメです。

よろしくお願いします。



大系統とは

まず初めに、そもそも「大系統とは何なのか」という部分からおさらいしていきましょう。

大系統とは、現在流通している血統・系統の中でもより広く、長く活躍している(影響度・繁栄度の大きい)系統のことを表しています。世界的に有名なところで言うと、現在ではノーザンダンサーやミスタープロスペクター辺りが該当しますね。

大系統のようないわゆる専門用語?競馬用語?の場合だと、よく知らない方は「大系統と呼ばれるための決まりや定義があるのではないか?」と思ってしまいがちなのではないでしょうか。

しかし、大系統についての定義や決まりは存在しません。意外と自由だと思っています(私は)。競馬情報メディアによっては、ミスタープロスペクター系のことを、レイズアネイティヴ系やネイティヴダンサー系としていたり、ミスタープロスペクター系としてたり様々です。

どれが正解という訳ではないですが、個人的にはミスタープロスペクター系でいいのでは?と考えています。

上記のリンクを見てもらうと分かるのですが、レイズアネイティヴやネイティヴダンサーというのは、ミスタープロスペクターの父と父父にあたります。現代レベルで見るとさすがに遠すぎるので、私の中では「ミスタープロスペクター系」としています。

と、少し話はそれてしまいましたが、◯◯系のそれぞれの特徴を大まかにまとめた記事だとご理解いただければと思います。


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