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RSI(相対力指数)

RSI(相対力指数)は、株価やその他の金融商品の価格変動の強さを示すテクニカル指標です。RSIは0から100の範囲で変動し、通常14期間を使用して計算されます。

・RSIの読み方
70以上

RSIが70以上の場合、その金融商品は「買われ過ぎ」と見なされます。これは、価格が短期間で急上昇しすぎた可能性があることを示します。このレベルに達すると、価格が反転する可能性が高くなります。

30以下

RSIが30以下の場合、その金融商品は「売られ過ぎ」と見なされます。これは、価格が短期間で急落しすぎた可能性があることを示します。このレベルに達すると、価格が反発する可能性が高くなります。

50付近

RSIが50付近にある場合、価格は強いトレンドを示していないことが多いです。これは、価格が安定しているか、横ばいの状態であることを示します。

実際のチャートの見方
下記画像

黄色のライン
これはRSIの移動平均線を示している可能性があります。移動平均線はRSIの滑らかさを提供し、トレンドをより見やすくします。

紫のライン
これはRSIそのものを示しています。画像では、RSIが70を超えている部分(85.70)は、買われ過ぎの領域に入っていることを示しています。

このチャートでは、RSIが75.85まで下がっているので、価格がまだ買われ過ぎの領域に近いが、少し下がっていることがわかります。

RSIの使用方法
買いシグナル

RSIが30を下回り、その後30を上回る場合。

売りシグナル

RSIが70を上回り、その後70を下回る場合。

ダイバージェンス

価格が上昇しているが、RSIが下降している場合は「弱気のダイバージェンス」と呼ばれ、価格の反転が予想されます。

価格が下降しているが、RSIが上昇している場合は「強気のダイバージェンス」と呼ばれ、価格の反発が予想されます。

これが基本的なRSIの見方と使い方です。実際の取引では、RSI単独で判断することなく、他の指標やチャートと組み合わせて使用することが推奨されます。

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