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37

息子と娘を寝かしつけてぼんやりしていたら、もうこんな時間である。36歳最後の日だなぁ、とも思うがもはやこの年になると、感慨も特にない。でも誕生日くらいはな、何か考えたり感じたりしたいものだよね、と思ってこうしてnoteを書いている。

前回更新してから半年近い期間が過ぎているらしい。書こうとしている記事や、すでに書きかけている記事もいくつかあるのだが、なんとなく完成させられないまま下書きに放置されている。しかしまぁ、書くことには勢いというのも大事で、一度止まってしまったり、公開をためらってしまったものは案外先に進めないものだなと思う。また時期がめぐってきたら公開しよう。

あと、5月に臓器提供ついての話を書いて、なんだか書ききったというか、もう内省して書くところのギリギリまでいったかな、という気にもなったと思う。書き続けるつもりだったのが、命日が近づいていたこともあり、結構しんどくなってしまった。こうしてnoteに書くことなんて自由なんだから、気楽にやればいいのに。なんでも考え込むのは私の良くないところである。

さて、特に37になることに感慨もないと言いながら、それでも祝っては欲しい。祝って欲しいのでamazonの欲しいものリストを公開したら、色々なものが送られてきてとても嬉しい。ありがとうございます。

山田が死んだ後に初めて欲しいものリストを公開したのだけど、それは友人からの助言で、
「みんななんかしたいと思うから、欲しいものリストとか公開したらええねん」
「えっ、でもなに入れんの…?」
「なんでもええやん、米とか?」
「欲しいもの…?えっ、Macbook…?」
みたいな会話を経て、色々と欲しいものをリストにして公開したら、びっくりするくらい色んなものが送られてきて、なんならmacbookも送られてきた。毎日届くアマゾンの箱やらなんやらを受け取るたびに、私は泣き、大きな段ボールの箱をくっつけて、息子が入れる飛行機を作った。コックピットには息子が沢山ボタンを描いていた。

送り主には良く知っている人もいたし、会ったことがない人もいたし、山田の友人だという人もいた。「まなざし」というもののことを思った。最初の頃は人に会うことが随分と恐ろしかったが、私にむけられたまなざしは、自分の想定より広く、また優しいのかもしれないなとよく考えていた。送り状やメッセージカードはすべて保管している。人からの手紙を全然捨てられない人間なので、多分ずっと持っている。棺桶に入れてもらおうかな。よく燃えそうだし。

さて、36歳最後の1日を振り返ります。
朝子供たちを保育園に送って行ったあと、家で仕事をしていました。お昼には近所の中華料理屋で定食を食べ、夕方に手続きのために役所に行きました。夕方子供たちを迎えに行き、息子を習い事に送迎、その間に娘にアンパンマンを見せスティックパンを与えながら夕飯を作りました。そのあと息子の迎え、3人そろって夕飯。そのあと風呂。風呂では娘が大量のボディーソープで10回ぐらいお腹を洗って「おなかぴかぴかなのっ!!!」と自慢していました。風呂から上がったら息子と工作していました。ハロウィンに炭治郎の服を着たいと息子が言い始めたのですが、なんか作れば?といったら、えっ!作っていいの?と狼男を作り始めた息子。なかなかいい出来になりました。「工作したら、作るのも楽しいし、ハロウィンの時に着るのも楽しいし最高だ!」と言っていました。9時には布団に入りましたが、先日買ったニトリのNウォームという掛け布団が、めちゃくちゃ肌触りがよく、子供たちと取り合いになります。いや自分ら20分後には布団蹴り飛ばしてるやん?ママさんもう冷え性のアラフォーやから…みたいな説得を試みましたが、なかなか入れてもらえませんでした。そうこうしている間に子供たち2人は寝ました。

特別なことはなかったけど、いい日だったし、明日も多分特別なことはないけどいい日だと思う。37歳にやりたいことは、家族で遠出の旅行をすること、タイ料理のレパートリーを増やすこと、何かに寄稿したり、本を出したりすることです。全部今思いついた。本ってどうやって出すんでしょうね。本出したいので、本の出し方を知っている人は連絡下さい(?)

37歳もいい1年でありますように。




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