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鼻整形のカウンセリングを受けた話、5件目【Vクリニック】

Vの提案は、意外にも結構Tよりだった。

場所が銀座の一等地の、立派なビルの中にあり、最も派手で、なるほどキャバ嬢ご用達ってこういうことかー、派手な感じなのかなと思った。

美容整形クリニックはステータスなのだろうか、派手な場所に多い。

赤坂、恵比寿、、、しかしなかでもここが一番家賃は高いだろう。

中に入っても、シックな感じ、高級感はない。

一番高級感があったのはRだろうか。

Tもまあ落ち着いた感じ。ただRは、金額等の説明を立ったまま、レセプションで行うのがなんだか微妙だった。

ほかは、Z、T、Vは、先生とのカウンセリングが終わったあとも、そのまま個室なり、個室でなくても半個室的なところで椅子に座ったまま、カウンセラーと見積もりやダウンタイム、抜糸などの行程なんかについて、じっくり話せる。

さてVは正直、最初のクリニックの印象はあまりよくなかった。

ちょうど私が来院したときは、エレベーター前で、ドクターとインフルエンサーか何かなのかと思われる顧客と思われる女の子が記念撮影していて、コマーシャルな印象を受けたし、調度品や受付の女性のメイクの感じもどこか品がない。

が、診察の前に、すごくしっかり様々な角度から写真撮影を行った点はプロフェッショナルな感じがして好印象。

さらに先生の提案および、態度も意外にも好印象であった。

というかフルコース勧めてきそうな印象なのに、むしろ1つ1つしか勧めてこず、なんなら2つやりたがっている私をいさめて一つだけにしておけという感じ。

提案1 鼻翼縮小(内側、外側) 税込 495,000円  + 麻酔55,000円

提案2 鼻尖形成(耳介軟骨移植) 税込 385,000円 + 麻酔55,000円

提案3 両方だと全身麻酔で110,000円 = 99万円

小鼻の切り方は、内側、外側の2か所ではなくて、外から内にかけてぐるっと切るとのことで、Tと同じ切り方である。

ちなみにVとRは、内側は内側、外側は外側で切る、という話だった。

Vは意外にもTとの類似点を感じた。

鼻中隔延長の話なんておくびにも出さず、プロテーゼのプの字も出してこない。むしろ、一番気になるのはどこなのか?小鼻?じゃあ、小鼻をまずやるべき。鼻先を出したって、それで小鼻が気にならなくなるほど引っ張られたり、カバーされるほどのことはないし、結局は気になると思うから、と。

わたしが二つ同時にやるメリットはありますか?ときくと、ダウンタイムが一度で済むことくらいかな、ということで、施術自体は特にないと。

まず小鼻やってみてそれで満足するかもしれないんだし、という感じ。

1100円のカウンセリング料をとって、ちゃんと写真でのシミュレーションでイメージを見せてくれるところもTと一緒。

一番いいパターンだと思う。

さらに何よりもVがよかったのは、私と似たような鼻の人の症例写真を見せてくれたことだ。ビフォーアフターを見せてくれて、私が気にしている鼻の下がどのような切られ方になり、どのような形状、傷跡になるかを見せてくれた。これはだいぶ大きい。

実はSRもそれはしてくれたのだが、SRにはほかに気になる点が結構あるので、SRは候補から外した。

Tは、今までずっと第一候補として念頭に置いてきた。

Tのいい点はたくさんある。

まず先生の人柄だ。信用できる気がする。

また先生の経歴、そして経験の長さだ。これだけ長く執刀してきて、悪いうわさがないというのは、信頼に値する。例えば5000件執刀して評価8の人と、500件執刀して評価8の人だったら、どっちが安定してるかといえば、絶対的に5000件のほうだろう。

ただTには2点ほど、躊躇させる点があった。

それが「部分麻酔のみ」という点と、私が鼻の下の形状がどうなるかを気にしてどうなるか聞いたところ、「そんなの気にしてたってしょうがない!たいして気になる問題じゃない。そんなの気にしてやらないよりやったほうが絶対いい」とのことで、ちょっと大雑把感を感じたんだよな。。

つまり、私は小鼻縮小することで、鼻がちっちゃいニンニクみたいになるのが嫌なのである。ちっちゃいニンニクみたいになるんだったら、今のマキバオーのほうがマシ、と思うくらいに、ニンニク的にならないように施術してほしいのだが、実際世の中に出回っている症例写真を見ると、成功例としてどうどうとちっちゃいニンニクが掲載されていることも多々あるわけであり、それを成功例として憚らない美的センスの先生かどうかは、結構重要な問題なのだが、Tはそこがちょっとあやしいなと思うわけである。

Tは形成外科の専門医として経験も長いし、傷跡は綺麗に縫合してくれるのではないかと思う。だが、私が気にしている点を考慮にいれたデザインをしてくれるだろうか・・・その点、Vは私の懸念をわかってくれて、それを考慮したうえで、このカットデザインがいいと思っていて、それだとこうなるけどどう?って感じで見せてくれたのである。

またVは全身麻酔またはラリンゲルマスク麻酔とのことで、ラリンゲルマスク麻酔は静脈麻酔でもなく全身麻酔でもなく、何なのか今一つよくわかってないのだが、とにかく管を挿してやる本格的なやつであり、術中にくしゃみしたくなったり、麻酔の効きが悪くて目が覚めちゃったりということがないとのこと。

全身麻酔だからといって、麻酔医が別途つくわけではないとのことなので、リスクはある。Tが全身麻酔を採択しないのも、執刀医が手術に集中しすぎて、麻酔の状況に目を配れず、麻酔による事故がおきることが、なくはないからである。

かといって現実的に、たった2時間の手術のために麻酔医を別途つけることもコスト的にどうよって感じなのだろう。

私は「よりひと」というユーチューバーの鼻整形の話が怖くてねえ。

彼は部分麻酔で鼻手術を受け、術中に何度もくしゃみがしたくなり、歯医者さん的に「何かあったら左手上げてくださいね」な感じで、何度も左手をあげてくしゃみしたとか。

さらには術前は恐怖で逃げ出したくなり、術中も全身、緊張と恐怖で汗でべっとり、と。さもありなん。

私も歯医者の施術ですら、けっこう緊張し、さらに不快な刺激や音を聞きながら退屈するってのに、鼻やら耳やら切られて1時間は、かなり消耗すると思う。

まあ15分間くらいなら、緊張にも耐えられるかもしれないよね、歯医者みたいに。でも1時間となるとなあ、、。

あとTとVの違いとしては、Tは、細かく砕いた耳介軟骨を鼻先に詰める、そんな動かないので縫い付けたりしないし、ギプスもいらないとのことだが、Vは耳介軟骨を溶ける糸で尾翼軟骨に動かないように縫い付けるとのこと。さらに1週間ギプスを装着する必要があるとのこと。

またTではクローズ法であり、鼻の内側から軟骨を詰めるのに対し、Vではオープン法であり、鼻の下を切って詰めると。

鼻の下の傷跡は目立つもんじゃないから、とだれもがいうが、それでも傷跡はなるべく少ない方がいいよなとは思う。

だが軟骨動かないように縫うほうが、そりゃ狙った通りになりやすいのでは?という気もする。

あと一番の違いは、ダウンタイムである。

Tではもう、ライトな手術っていう扱いで、ダウンタイムは1週間。

来院も、1週間後の抜糸のみでOK。1週間後からはメイクOK,人前にも出られるよっていうスタンス。

よって綿球が入っていて、出血したり腫れたりするのは本当に最初の2,3日でって感じなのよねー。

よって頑張れば、4日休みがあれば施術受けられる。

ところがVはダウンタイム2週間とのことなんだよね。

そこが大きなネック。抜糸も、小鼻の外側は5日目、鼻尖形成の鼻の下は1週間後、他の内側の残りは2週間後、とこまかい。

まあ糸の跡がつかないようにするために早めに抜糸するのが傷跡をなるべく綺麗にする一つのコツのようだから、悪いことではない。

Vではオプションで小鼻の皮脂を抑えるためにボトックスをうったほうがいい(皮脂分泌が盛んなほうが傷が汚くなるらしい)という案内もあるけど、これはSRでもRでも案内されたことで、そういう配慮とかも細やかな気もする。しかも追加1万円だったので、Rの追加3万円よりは良心的だし。

だが、ギプス1週間、ドレーン(鼻の穴に差すストローみたいなやつ)3,4日間、さらに最初の4日間は毎日通院してくださいだと!!

さらに全身麻酔だからだろうが、手術の1週間以上前に、血液検査、心電図などの検査を受けないとならない。手術の申込も、電話で出来ず、来院しないといけないし、来院して手術申し込んだ時にしか、手術日程の予約もできない。

Tみたいに電話一本で、手付金振込みます!ってわけにいかないんである。

Tのライトな感じも、そうなん?だけど、Vの面倒くささは一大事である。

まあ今ならGOTOトラベルで安くホテルに泊まれるから、3泊くらい銀座に泊まるしかないだろう。毎日、腫れた顔で銀座まで自宅から通うなんてこりごりである。

ただフラップ法だの、側頭筋膜の利用だの、尾翼幅が戻らないような工夫を色々もっていそうなのはVである。Tもなんだかんだでしっかりやってくれるのかもしれないが、あとは症例写真見てVかTに決めよう。

Vは100万、Tは77万。。。








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