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鼻整形のカウンセリングを受けた話、2件目【Tクリニック】

まずZに話を聞きに行った私は、その後、Tに行った。

Tの提案はシンプルである。

小鼻縮小 (外側、内側) 35万円+税

鼻尖部耳介軟骨移植  35万円+税

プロテーゼ 35万円+税

プロテーゼはやらなくてもいいかと聞いたら、それでもいいよとのことで、プロテーゼ入れないバージョンのシミュレーションも写真でしてくれた。

これでも全然変じゃないですね、と言ったら、そうね、これでも全然いいよとのこと。

なので70万円+税で、しめて77万円。

こちらには、麻酔代やら痛み止め、抗生剤、抜糸の料金などすべて含まれているとのことで、シンプルなお会計。

ここのいいところは、先生に嘘くささがないところかな。

今これを書いているのは、5,6か所回った後だけど、まず何気なく最初にSで意見を聞いてみたところから始まる。

「あなたの鼻はね、ショートノーズといって、単純に小鼻だけやればきれいになるって問題でもないのよね。鼻中隔延長が必要。で、耳か胸の軟骨を採取する必要があるけど、耳は長さが取れないから、やっぱり肋軟骨がおすすめ。けっこう大がかりになる。」

まずここがスタート地点でそれからZに行ったので、S出身のZが、同じような意見を口にするのもうなづけた。

やっぱり総合的にやらないとどうにもならん鼻だ、とね。

ただ以外にも肋軟骨ではなくて、鼻中隔軟骨という新しい選択肢を提案されたのはホッとした。

やはり肋軟骨で延長しないといけないほど、私は鼻で困っているかと思うとそうでもないからである。

そのあたりはただの感覚値であって、最初の頃は耳から軟骨移植だって、いやいやウソでしょ、と思っていたのだが、色々話を聞くうちにそこは譲れるところだと思い始めた。

寄贈軟骨とか豚の軟骨とか使われるよりはよほどマシである。

さてその点でいえば、Vは寄贈軟骨を使うんだよねー、クリニックとしては。

さてそんなわけで、鼻中隔延長ありきの頭で、Tに行ったもんだから、Tが鼻中隔延長の話を全くしてこないことにびっくり。

軟骨移植の話をしているのは、てっきり鼻中隔延長の話をしているのかと思っていて、あとでカウンセラーさんと話していて、いや鼻尖形成だけですよっていう事実に気づく。

先生には直接聞けなかったが、カウンセラーさん曰く、先生は基本的には鼻中隔延長はやらないんだそう。

なんで?と思ったが、後でTのほかの先生のYOUTUBEを見てたら、おそらくTではそういう方針のようである。

つまり、どうしてもと言われればやらないことはないけど、出しすぎると曲がったり、突き破ったりとリスクが高い。

だから3,4㎜程度しか伸ばさないのがいい。

でも3,4㎜程度なら、耳介軟骨移植だけで事足りるじゃん、というかちょっとは違うかもしれないけど、微々たる差すぎて、わざわざリスクの高い鼻中隔延長をする意味があまりない。

という結論のようである。

部分麻酔しかやらないというのは、TのなかでもTのこだわりのようであり、TのHPには、ご相談に応じますと書いてある。

が、まあやはり麻酔の事故を重くみており、余計な麻酔は使わない派なのであろう。

先生に嘘くささがないというのは、「いやあなた、傷跡なんて気にしないで、やっぱり小鼻ちゃんと外側からやったほうがいいよ」と指摘してくれるところね。

こうやって書いているとZも結構、正直な先生だったなと思う。

Zもいやいや切ったほうがいいね、という感じだった。

ちゃんと、あんんたこれはやったほうがいいね、それはいらんね、と言ってくれるところがいい。

もちろん、自分の外見をバシッと言われるのはちょっとは傷つく。

でも、整形のカウンセリングなんかを何軒も回り始めると、だんだん自分の顔の良しあしがよくわからなくなってくる。

鼻のことばっかり考えてると、バランスを欠いてくるというか、別に今までこんな鼻でも、そこまで気にすることなく健やかに人生まわってきたわけである。別に気にして直すほどの鼻じゃない。ハッキリ言ってこれは正論なのである。

他人の整形前写真とか見ると、「なんで?どうしてこの人顔を直す必要あるの??」という人がたっくさんいる。そういうもんである。

だが一方で、村主章枝がほくろを取ったのを見た時は、「そうだよ、別に馬鹿正直につけておくことはなかったんだよ。生まれたままの顔でないといけないなんて、そんな縛りないからね。とってよかったんだよ」と思った。

別にかなり多くの人が気軽に整形するようになった現代、私も別に馬鹿正直に生まれたままの顔でいる必要もなく、痛みと大金と失敗やバッシングのリスクと鑑みて、やりたいならやればいいのである。

だが、何軒も通って、いろんな意見をきいていると、段々、どこまでを直すべきかよくわからなくなってくる。

そんな時、Tは、

・小鼻は絶対やったほうがいい。結構広めよ。

・鼻尖縮小はいらん!なんでいるか。団子鼻じゃないんだから!

・鼻尖形成、いいんじゃない、できるよー!ちょっと下向きね、いや前にも出したいね。下、前ね、わかった。

・プロテーゼ、まあ男だったら入れたほうがいいけど、女性はね、まあ低いことは低いけど、低すぎるほどじゃないし、入れないのもありだね。

といった感じで、温度感が伝わってくるのである。

私そういうの、大事と思うのよね。

Vはその点、ちょっとよくわからなかった。

「ご要望に応じてですね。」って感じで、鼻先やるか、尾翼やるかも、どっちがより気になりますか?気になるほうを先にやりましょう、という感じで、あくまでこちらに委ねる。

それも正しいとは思うけど、手術となったら先生の美的センスにある程度任せるしかないこちらとしては、先生の美的感覚を見るうえでも、先生の意見というのは知りたいもんであるし、もしも必要ないことを言ってるんだとしたら、止めてくれる先生がいいし、それじゃ効果ないという時には、それもちゃんと言ってくれる先生がいいよね。

という意味で、Tの意見が正しいかはおいておいて、姿勢として率直な感じは好感を持ったよね。

麻酔なし手術はね、、、医療としては正しいのかもしれないけど、サービス業としてはどうなんだろうとおもったりもするわけよ。

鼻の部分麻酔の注射、かなり痛いという話も聞くし、耳の軟骨を取るときの音が耳に響き渡るとかおゾッとするし、先生が「あ、失敗した!」とか独り言を言いながら手術するというのも恐ろしい。

あとTには2回ほど、あとから電話で質問した。麻酔の件と、鼻中隔延長の件が、あとになってふと疑問に思ったからだ。

電話に出たカウンセラー、特に、麻酔の件を訪ねたカウンセラーだか受付の人は「なぜ部分麻酔しかやってないの?」という質問に対して、「お答えできません!とにかく取り扱ってないとしか言えません」と逆切れ気味で、感じ悪いなと思った。

いやHPに、麻酔について希望があれば、別途ご相談に応じますって書いてあるから質問してるんだけど?というと、少しひるんだけど。

なぜ部分麻酔なのかについて、理由を説明できないってどういうこと?

説明できないなら、先生に訊くべきでは?

納得できる理由があるなら、それまでなのに、まるで変なことを聞いているうるさい客みたいな扱いをしてくるあたりが、いかにもいつもクレームを受けているから過剰反応、過剰防衛気味なヤバい人って感じ。

別にドクターじゃないけど、結局、ドクターに取り次がれるまでにこういうやつらとやり取りをすることが多いとなると、嫌だなあとは思った。

最後は症例写真をもう一度じっくり見て、そして今日中に気持ちを決めたいところだ。

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